この景色、思わず「なつかしい!」いうと声が出てしまったのは、私たちだけではありませんよね。
教室のように見えますが、実は展示室の一角。
黒板、オルガン、そしてこの机。中に教科書などが入れられるようになってます。
なんて言わなくても知ってますよね。
ここは以前たくさんのチェンバロを見せてもらった「民音音楽博物館」。
「日本の唱歌を訪ねて~いつまでも歌い継がれる 心に残る歌~」という唱歌展(4月14日まで開催)を見学しました。
先週、20日から始まるコンサートツアーのリハーサルをここのスタジオでしていて、休憩の合間にここへ。
年表や資料はここでなければ見られないものばかり。
ところで童謡と唱歌の違い、わかります?
私の勝手なイメージでは、唱歌って少し硬い、どちらかと言うと子供にはむずかしい感じのもの。
いえいえ、もともと歴史が全然違うものだったんですね。
唱歌は音楽教育として明治時代に地理や歴史などの啓蒙も含め作ったものなんですって。
「鉄道唱歌」などはそう言われれば「へえ~」ですよね。
大正時代になって、それに満足しない人たちが児童雑誌「赤い鳥」で童謡を展開していったそうです。
それにしても、いつも歌っている「ふるさと」や「朧月夜」が今から100年前の曲だったなんて、びっくり。
これからも大切に歌い継がなくては!