2008 04月 11日

刺身GETの熊犬と、生き急ぐ父


とうちゃんが釣った魚を、さも自分が川で捕まえたように咥えたPIXY。

北海道の川でも生きていける?


とうちゃんがさばいてる間中、じ~~~っと下から眺める。
穴があくほど見るって、こう言う事か(笑)


父は退院した直後から、学区や町内の仕事の引継ぎの為、翻弄している。
昨日までに家にあった大量の書類を整理し、副会長さんに説明と引き渡しを
済ませた。
お見舞いに来て下さった方々にも、少しずつお礼に回っているそうだ。


今日は買い物に連れて行って欲しいと言われ、午前中一緒に薬局とスーパーへ。
発熱続きでアイスノンが追いつかないらしい。
病院で使ってた軽くて柔らかいのが気に入ったようで、もうひとつ買い足す。
買いたいものがたくさんあって、紙に書いて用意していた。
品物を入れるたび紙に書いた商品名を消していく。
「全部、買えたなぁ」と満足そう。
大型店の端から端まで歩くだけで、しんどそうな呼吸をする。

家に帰って買ったものを全部しまい、お昼ご飯を一緒に食べる。
父は自分でご飯も炊くし、魚も焼く。
お味噌汁も季節の野菜でパッパと作る。
なんでもやれる事は自分でしたいようだ。

ゆ~っくり時間をかけて食べるから、先に食べ終わった私は
お仏壇に仏花を供え、奥の部屋で洗濯物をたたむ。
すると洗い物を始めた父が「しもた~!」と言うので何ごとかと思ったら
食器洗剤を買い忘れたらしい。

「あれだけ『もう買い忘れない?』って聞いてくれたんになぁ・・・」と繰り返す。
「すぐに買って来るよ!」って車のキーを持つと「すまんなぁ、面目ない・・・」と頭を下げる。
全然気にする事ないのに(笑)

人一倍、頭がしっかりしていて何でも自分でサッサと出来る人だったのに
物忘れをしたり、思うように動けなかったりする事がもどかしくて仕方ないのだろう。
「忘れ物くらい誰だってするやん」と励ましても「悪いなぁ・・・」とダメージが拭いきれない。
もっとお気楽に生きたら良いねん。
娘に迷惑とか考えんでも良いねん。

今朝も兄が綺麗に身体を拭いて、傷口の消毒とガーゼをはりかえてくれたそうだ。
「毎日してくれるねん、忙しいのになぁ・・・」と申し訳なさそう。
兄にも甘えたら良いねんて。
それから、あれこれ慌てて片付け過ぎ。
もう少し、のんびり生きたらどうですか?(笑)
とっても生き急いでいる父です。


PIXYは、あれだけガン見した甲斐あって鰆丸ごと1匹分のお刺身をGET!


良かったね~、相変わらず近い待て(笑)


人間のおかずも全部とうちゃんが作ってくれた。

お刺身、カレー風味のムニエル、うしお汁。
新鮮で身がしまってるから、どれも美味しかった~。

とうちゃん、ありがとう!
PIXY、いっぱい食べれて良かったね♪
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