2008 07月 31日

お施餓鬼


今日は父の初盆でお寺に施餓鬼会に行ってきた。
お寺に大勢の僧侶と檀家が集まり、毎年盛大に行われる。


お寺の受付で名乗ると奥さんに
「すぐにわかりましたよ、若い頃のお母様と微笑んだ口元がそっくり」
と言われ少し嬉しかった。

「立て続けにお三方も亡くなられて、お寂しくなりましたね・・・」と
奥さんが目を潤ませて言われたので思わずドッと涙が溢れた。

奥さんは忙しいのに私と一緒に泣きながら、両親の思い出話をしてくれた。
両親と姉の三名分の施餓鬼料・一升の施餓鬼米・お供えを渡して奥の部屋へ。


お茶を頂き、広い広い本堂へ行くと瀬戸内寂聴似のお坊さんの法話が始まった。
この法話は楽しくて、皆つい大声で笑う。
有難く感謝の気持ちで伺う。


初盆の人は喪服なので一見してすぐわかる。
大抵は家族・親類で来ていて、初盆なのに一人で居たのは多分私だけ。
去年は隣に父が居たのに・・・と思い寂しくなる。


お経の後、焼香をし三名分の卒塔婆を持っていると知らない檀家さんが
「お若いのに三名も?お気の毒に・・・」と話しかけてくれる。



帰りに実家に寄り、仏壇脇に卒塔婆を置き線香をあげる。
喪服から着替え、とうちゃんの実家に預かってもらったPIXYを迎えに行くと
玄関の敷居に顔を乗せて寝てた。

家からはみ出してるやん(笑)

奥の部屋から読んでも、ずっと玄関で私の帰りを待ってたらしい。
意外と可愛い一面もあり。


一升の施餓鬼米。

お父さん、いっぱい食べてね。


友達が「うさぽんが元気になるように」と送ってくれたヒマワリ。


元気、出る出る!
ありがとう!
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