ホテルにて
定休日の月曜 携帯の鳴らない月曜 のんびりノビノビの月曜
淡路島に行って来ました 花博の後地の公園をゆったりと散策し ウエスティンホテルでランチ
たくさんたくさん話をしたり聞いたり
そんな中、思うこと・・・
昔、ホテルという場を職場に選びたいと思ったことがあった その時わたしの傍に居た人にこう言われた 「サービスを提供する人間ではなく受ける人間になりなさい」 そう言われてムッとした覚えがある サービス業を馬鹿にするな!って(笑) 今その人は事業に失敗し巨大掲示板で話題になってたりする 調子に乗っていたツケが回って来たのでしょう
今日、ホテルでいろいろな従業員に接した ホテルといえども全てのスタッフが完璧なサービスが出来ているわけではない サービスにむいている人、そうでない人 適材適所があると思う その仕事が好きでたまらない! そんな仕事に就いている人は幸せだと思う 始めは好きだと感じる余裕などなくても 時とともに、成長し、自信を持ち、誇りが持てるようになると素晴らしい
わたしは行きつけの店というのが好きで 美容院も何年ものお付き合いをしている 新人スタッフの初シャンプーに練習してもらったり 鉄板焼きデビュー戦のお客さんになったり あの時のピカピカの新人さん達が今は立派に成長している姿を見ると その人にも感心しますが その人を育てた人を凄いなぁって思います
人ひとりを一人前に育てる これは簡単なことではありません
若い人材を育てるということは そこに良きお手本があるのとないのでは 成長の進度が全く違うと思うのです 背中を見て育つのとわけがわからないままに時が過ぎる タイミングの良いアドバイスがあるのと なんだかわからないけど怒鳴られる
前者は順調に成長し戦力となる 後者は途中で嫌になり辞めてしまう わたしは前者も後者も見たことがあります
10年前にガチガチに緊張してお肉を焼いてくれた彼は今 店を任されるまでに成長しています
後者は開店数年だというのに一向にサービスの向上は無く とっかえひっかえ違う人と出かけても顔も覚えてもらえません
後者の経営者にわたしは伝えたい せっかく素敵な構えをしているのだから もう少しサービスを向上させる努力をして下さい アルバイトに任せるのならそれはそれで結構 アルバイトに投資して下さい アルバイトに経験をさせてあげて下さい アルバイトに本物を見せてあげて下さい
お客様はいろんなお店と比較するのです お客様は最高のサービスを経験しているのです アルバイト達が悪いワケじゃないんです アルバイト達はサービスを受けた経験がお客さまより断然少ないんです だから出来なくて当たり前なんです でも彼らは若いです 学習することが出来ます 吸収することが出来ます その地盤は揃っているのです 種を撒かないのは経営者です 水をやらないのも経営者です
その間にもお客様はやって来ます お客様は感じます お客様は去ります お客様は喋ります
「雰囲気いいけどサービスがね、、、」
そう言われないように頑張りましょうよ!
2007-10-15 19:49 in ロゼ
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