2010年7月7日 (Wed)

心の旅 完結編



函館山から見た下界の夕暮れ

この小さな心の旅で大きな元気をいっぱいもらいました。
ひとり旅ってとっても良い経験をすることが出来ます。

今回の旅でかかった費用は大まかに下記の内容です。

交通費2泊3日でJR東日本乗り放題で12000円。函館山への交通費往復640円。下北駅から恐山までのバス往復1500円。

宿泊代は恐山宿坊12000円。函館ルートイン5800円

他駅弁や函館でのイカ朝食や刺身定食などのお食事代など・・・・。
少しのお金で恐山と函館を旅することが出来ました。列車の旅ものんびりと良かったです。人との触れ合いも良い思いでとなります。
八戸駅で親切にしてくださった男性。野辺地の駅で一緒にランチタイムを過ごしたご年配の女性のお二人。恐山で同じ日に宿泊した7名の皆さん。
函館で見ず知らずの私にモーニングコーヒーをご馳走して下さったホテルきくやのオーナー夫妻とスタッフの方。この場を借りまして本当にありがとううございました。

★日本の男どもへ耳をかっぱじって聞いてください。
私はこの旅で残念な事に日本の男の弱さを垣間見ました。

1回は新幹線の中での出来事でした。満席で込んでいました。
私も真上の荷物置き場は既にふさがっていました。
私は前の席の棚がガラリと空いていたのでそこにおかせていただきました。次の駅で乗車してきた3人の男たちです。俺たちの荷物置き場に誰か置きやがって・・???とブツブツ話していました。その内彼らも1つずらして前の席の棚が空いていたので置いて一件落着?!その後八戸駅近くなって私が丁寧に荷物を下ろさせてください。とお願いすると男どもは私に言いがかりです。俺に荷物置き場に置きやがって・・・。荷物を下ろしてくれる所か散々言いがかりをつけて来ました。
私はこんな男たちを言い合いをする時間と労力が無駄と判断しました。

私は八戸駅で降りてスーパー白鳥へ乗り継がなければなりません。時間がありませんでした。3人座席の通路側から私はたった一人で大きなバックパックを取らなければなりませんでした。中にはPCも入っています。軽く10Kは越えています。どんな事があってもこの男たちの頭に上に落とすわけには行きません。何を今度は言いがかり付けられて慰謝料を請求されるかもわかりません。たとえ私の腕の骨が折れてでも受け止めなければなりない。と強く決心して荷物をたった一人でそれも3人座席の通路側から取りました。
男たちは誰一人手伝ってくれませんでした。*ゴルフの打ちっぱなしで鍛えておいてよかった!!私の腕は健在です。男たちの頭の20センチ上で受け止めました~・・・・・・・・とさ!!
新幹線に乗り合わせたその座席の周辺の人々も見て見ぬふりでした。

神様はその1時間後位に私にチャンスをくれました。
野辺地の駅で次のローカル列車に乗り継ぎでした。2時間以上もありました。時間もたっぷりあるのです。
私の前を歩くこの3人の男たちを見つけました。
チャンス!!と新幹線に中で散々言いがかりつけた事に誤って頂戴!!と強く怒りました。決して男たちは謝りませんでしたが私がとっても強くでたので怯えてました。やった~・・・・。その後又2回も会いました。最後は恐山の境内でした。

もう1回は函館山へのバスの中です。お年寄りや体の不自由な人の優先席に元気な旅行客のような男性がどんと座っていました。その周辺にも何人か若い男性20代?そんな中で80才近い女性が席が無くバスの床に座り込んでいました。
山道の蛇行の道のりです。誰一人席を譲る男が居ません。私は心の中で怒りました。
そしてもしこの女性が私の母だったら・・・・と思うと言葉と体が勝手に動いていました。ここに座ってください。と・・・。大きな重い荷物で腰痛が出ていて腰にはシップがはられている私でした。

その席を譲った私の姿を見てバスの乗務員がありがとうございました。と声をかけてくれました。私は大きな声で言いました。
優先席に座っている男!!他に若い男!!よく平気で座ってられますね。
バスの乗務員さんは私と目と目でそのとおりです。とコンタクトを取り合いました。

外国へ行くと男性たちは本当にやさしいです。お年寄りや女性に対しては必ず見ず知らずの人でも荷物を持ってくれたり、席を譲り合います。
日本の男たちへ妻や部下の女性においお茶の時代はもう終わりました。

★本当の男の強さを持って下さい!!★






2010-07-07 05:52 in カテゴリー1 | Comments (0) #