サエラの気まぐれ日記 その1

去年の秋京都へライブに行った帰り、ちょこっと神戸によりました。異人館へ行ってみたかったのです。

時間もないし下手に地図なんか見て歩いてもたぶんたどり着けず疲れるだけと思い、観光用のタクシーに乗って名所なるところも少し。ところがここで運転手さんに多大なるご迷惑を・・・。

私たちの性格を知っている人にとっては、あぁまたか、で済むと思うのですが、初めての人にサエラは疲れるかも。なにせ車を止め案内しようと思って降りた運転手さんは、まず勝手に好きな方へ行ってしまうお姉さんを捕まえなくてはならないのです。

やれやれと思っているところへ、今度は私がいつの間にかはぐれるのです。一緒に歩いているはずなのに、なぜか気付くと私は一人ぼっちに。たぶん歩くテンポが異常に遅いのだと思われます。（本人自覚無し）そのうち「あぁいたいた」と運転手さんが見つけてくれて一安心。でもその間にまたお姉さんは好きなほうへ行ってしまう・・・。

たった二人しか乗っていないのに、たくさんの幼稚園児でも乗せてるかのような疲れ方をしたのではないかと思われます。しかも会話は津軽弁だし、訳わかんなかったかも。

そうそうこのおもちゃは異人館で買ったもの。イギリスだったかドイツだったかどこの異人館かはさっぱり覚えていませんが、おしゃれなティーカップやランチョンマットや女性が好きそうな綺麗なものばかり並んでいるところに、なぜかこれがぐるぐると大車輪をしているではありませんか！

しばらく二人とも釘付けになり次の瞬間「これください！」と一緒に指差していました。値段も何も覚えていません。ただ単にほしかったのです。

そんなわけでこれが事務所のテーブルに二つならんで置いてあります。疲れるとどちらともなくこれをぐるぐる回してじーっと見ては癒されています。乾電池が入っていて磁石の反発で動く単純なものらしいのですが、意外に動きは複雑。感心してしまいます。

ところがある日これを娘に自慢したら「柏のジャスコで売ってた！」と言われちょっとがっかり。でも神戸で買ったんだもん！

それにしてもこんなに正反対の私たちがこれに同じ反応をしたことが不思議・・・・・
「気が合う」ことを津軽弁で「番号が合う」といいます。
まさしくこの時は番号が合ったのでした。

RABラジオ　毎週木曜日「今日も！あさぷり」のメンバーです。
ディレクターは工藤みおこさん（前）、パーソナリティーは上野ゆかりさん（後）、そして私たちとスタジオ内は女性だけ。
おっとレポーターは唯一男性でした。元気一杯の成田洋明さん。

上野さんと私たちはちょうど親子の年齢差なので、まるで娘と話しているような感じです。たぶんそのまま出ていると思いますが・・・。
とはいえ、なかなか落ち着いていて年齢の割には大人な感じの方です。ご覧のとおり超美人ですし、近寄りがたいイメージがあるかと思いきや、意外と天ボケでかわいいのです。
一方工藤さんは良く食べ、よく笑い、時には舌をぺろりと出すようなお茶目な感じ。おいしいお店をたくさん知っていて、ランチに悩んだらまずこの人に聞きます。

毎週この番組に出してもらってから、一週間の早さに驚きますね。
えぇ～！！もう？って感じです。なにせ朝7：30出発はナカナカきついもんで・・・。時には寝坊してドキドキな日もあったりして。
でもあちこちで「ラジオ聴いてるよ！」という声を聞くと、やっぱりうれしいですよね。番組にいただくメッセージにも元気をもらいます。

てなわけで、今週もがんばるぞ！　聴いてね！

知ってる？
つがる市のイメージキャラクター「つがーるちゃん」

実はこの子と初めて会ったのは去年10月、しかも東京でした。
つがる市とは隣の五所川原市に住んでいるのに、なかなか生の「つがーるちゃん」には会えなくて、まさか都会のど真ん中で会うとは！

最近歳のせいか、むやみにかわいいものに反応するようになった私たち。前回の「トオルちゃん」もその一つですが、これまで目もくれなかったぬいぐるみ系なんかもつい立ち止まって手にとってみたり。この変わりように自分でびっくりしています。


てなわけで「かわい～い！」を連発しながら周りの迷惑もかえりみず、無理やりシャッターを押してもらってはしゃいでいるオバサンになっていました。妙にうれしそうでしょ。ホントうれしかったんだもん！

さてこの「つがーるちゃん」、つがる市の産物スイカにメロン、りんご、トマト、長芋、ねぎ、ごぼう、米、これらでからだが出来ているのです。津軽はなんて豊かなとこなんだ！と改めて思います。豪華なデザート付きのごちそうが全部自前でできますよね。

あっ、よーくながめてたらお姉さんがメロンの服を着た「つがーるちゃんのおかあさん」に見えてきた・・・・・！

さ、次は誰に会えるかな・・・・・

タオル地でできた愛くるしいてるてる坊主「トオルちゃん」でーす。
去年7月の「海の日」に横浜町にあるトラベルプラザ・サンシャインの野外特設会場で「サンシャイン海の日ライブ」をしました。前から一度海の日にライブをしたいと思っていたのですが、やっと去年夢が叶ったのです。
横浜町とのつながりは前にもこのコーナーで取り上げましたが、いつもお世話になっているサンシャインのオーナーも実は海の日にイベントを！と偶然同じようなことを考えてたんですねぇ。

そんなわけであっという間にライブが決まりとても楽しみにしていたのですが、あいにく前日から台風に・・・。
それでなくても普段からヤマセが吹く横浜町。少しくらいの寒さや風の強さは覚悟していましたが、さすが台風は・・・。

前日、風間浦村下風呂でのコンサートの前に立ち寄り、残念ですが会場を屋内にしましょうということになったのでした。

でも、もしかしたら台風が早く行ってしまったり、反れたりなんてことがあるかもしれない、これにはそんな力があります！と言っていただいたのが「トオルちゃん」だったのです。

実はこのモデルはオーナーの「杉山徹さん」。あそこは観光客が必ずと言っていいほど立ち寄る場所なので知ってる人は「あぁ～！」と気付くかも。
似てるでしょ、特に広～いおでこ、かわいらしい瞳。
それより驚いたのは、この「トオルちゃん」をマイカーにぶら下げて横浜町を後にしたのですが、なんと！！次の日は晴れちゃったんです。すごくない！？
超ききめありです。
おかげで3回にわたり、海のにおいと風につつまれて「海の日」らしいライブを満喫しました。
今年もあるかも！

この「トオルちゃん」はサンシャインで売ってます。
これからお出かけの方、ひとつお持ちになってはいかがでしょう。安心です！


注=「トオルちゃん」はサエラが勝手につけた名前です。
　　お買い求めの祭はお店で名前の確認を！

1月22日の八戸市公民館を最後に「15年メモリアル　サエラコンサート」全4公演を無事終了いたしました。ありがとうございました。

いやぁ、淋しい限りです。結構気合入れて頑張りましたから！
やり残したことはないのでとても清々しい気分ではあります。が、やはり淋しい・・・

そんな中、今回書いてくださったアンケートの内容にとても励まされています。
いまだにファックスや封書で毎日何人かの方たちから届いています。

「なつかしい曲に思いっきり泣きました」「まだ余韻に浸っています」「元気をもらいました」「明日から頑張れそうです」などたくさん！
やっぱり誰かの元気につながればすごくうれしい。特に同年代の悩み多き女性に元気になってもらえるのは。
もともと音楽にはそういう力があるんですよね。

いつも言ってるけど、アンケートを読んだり、帰りに皆さんから「頑張ってね」と声をかけてもらってたくさんの元気をもらっているのは私たちです。これほどの励ましをいただいて、次はどうやってお返ししようかなとまた考えています。

「向かうものがある」それだけで人は元気でいられますよね。

今年もいろ～んなところへ出かけて、たくさんの人に出会って、いっぱい演奏しようと思っています。

そのためには少し弱り気味な体力をなんとかしなきゃね。
ジム、ダンス、スイミング、ランニング・・・・・う～む。
あぁ、想像しただけでやる前から疲れる。楽して体力増強ってのは・・・・・あるわけないか！


〔うれしいお知らせ〕　メモリアルコンサート（五所川原オルテンシア）の模様がネットで観れます。「ぶらり＆ぶらり放送局」で探してください。