2007年8月21日 (Tue)
2007年8月20日 (Mon)
2007.夏休み
今年の夏休みは8月11日(土)から17日(金)の1週間でした。
ちなみに夫は10日から16日までで、普段は週1しか休みがない分、よその旦那さま方よりは長い方かもしれませんね。 今年の夏休みを振り返ってみようと思います。 10日(金)は、私の両親がお墓参りのため来札しました。 実家のお墓は札幌の円山にあります。 道北で材木業を営み長者番付に載るほどの祖父が52歳で急死したのは父が10歳の時だったそうなので、今から70年前のことですね。 ここには祖父と父の兄(戦争に行き結核で亡くなりました)、そして私が7歳の時に74歳で亡くなった祖母が眠っています。 「自分の遺体は焼かずに、札幌の街が一望できる円山の天辺(てっぺん)にお墓を建てて埋めよ」と祖父が遺言を残したそうで、遺体は200キロも馬車を走らせこの地に埋葬されました。 その時の祖父の骨を拾い骨壷に入れ再びお墓に入れたのは、祖母の13回忌に父の兄弟が集まったときでした。私が短大1年の時だったと思います。 そんなわけで実家のお墓は札幌にあるのですが、円山の天辺に建っているというのが、近年、お参りするのに両親や父の兄弟にとっても大変なことになってきました。 今年、父に「そろそろお墓参りが大変になってきたでしょう」と言うと「そうなんだよ。だから、あっちゃん(母方の私の従兄弟でお坊さんです)の所(昨年、札幌に母の実家(お寺)の支院が建ちました)の骨堂に移そうかと思っているんだ」と言っていました。 この8月で80歳になった父ですが、このお墓の件が宿題として残っているようです。実家のお墓に入る予定がない私でさえも円山のお墓が無くなることは淋しいことと思えるので、父にとっては尚更でしょう。さて、どうなりますか。 お墓参りの話が長くなりましたが、夏休みの続きを書きます。 11、12日は、町内会の夏祭り(盆踊り)でした。 今年は班長に当たっていて、この夏祭りの企画、運営を中心になって行う、文化体育部に所属となったので、両日と13日も後片付けをお手伝いしました。 11日はパパが焼き鳥を焼き、12日は私が焼きソバやうどんの下ごしらえと焼きそば焼きに行きました。お天気が心配されましたが、とっても暑かったです! 2日間で、焼き鳥8000本、焼きソバ、うどん1000食、その他おでん、綿菓子、ビールや飲み物もほとんど完売で、大盛況でした。 夏祭りで出会った素敵なお母さんたちのことをそのうち書きたいと思っています。 13日午後からはパパの実家のお墓参りに行ってきました。今年はパパと二人でした。 パパの実家のお墓はパパのお父さんが亡くなった時に建てたもので、平岸霊園(地下鉄南澄川駅側)にあり、ここの霊園は、今はすっかり街中に近くなっており、すぐ側まで住宅や商店が建っています。 眠っているのはパパの両親と、パパのお父さんの前の奥さん、そして幼くして亡くなったパパのお姉さんです。パパのお父さんは二人の奥さんと一緒に眠っているのねとあらためて思ったことでした。 ここのお墓に来るとき、パパは生前お父さんが好きだったエコーという煙草とミルキーを買い、お墓の前でパパは一服し、私と子どもたちはミルキーを舐めながら帰ってきます。私がお供えするのは、パパの実家の庭から頂いた薔薇やアジサイです。今年は薔薇が散った後だったので、アジサイをお供えしました。 お墓参りの後はデパートに寄り、私の両親へのお土産等を買いました。 さて14日は、ぽっかり空いたので、子どもたちも誘って映画に行きました。「ハリー・ポッター」です。 ハリー・ポッター、本の方は巻が進むに連れて訳がますます子ども向けになってきてるような気がするのですが、映画の方は反比例して、小学生には難しいような気がしました。隣りで小学生がぐっすり寝ていました(笑) でも家の家族にとっては面白かったです。 でもハリー・マニアの次男に言わせると、本2巻を2時間にするなんて無謀だ。重要なものが抜けて過ぎている ということになります。 ま、それはそうなんでしょうが、それを差し引いても、英国らしいどっしりとした作りになっていて、私は好きですね、ハリー・ポッター。本も映画も最終巻までお付き合いします。 この日、座席にパパがお財布を落としてくるという事件がありました。 全席指定、入れ替え制でホント良かったです(^^) 15日~17日は実家に行ってきました。 東京から弟の家族が来て、一緒に両親の金婚式と父の80歳の誕生日を祝いました。弟は息子(中1)が一人なので総勢10人と一匹でした。 15日、父と私が旭川駅で出迎え、父の案内で弟たちは旭山動物園へ、私は実家で料理の準備をしました。料理の準備といっても、メインは小料理屋さんに注文してあったので、食べ盛りの男子4名のためにオードブル(揚げ物とサラダ)を作っただけですが。 10人揃ったのは初めてで、父から祖父や祖母の話を聞けたりして、とても賑やかで楽しい夜でした。 翌16日、パパと子どもたちとショパンは一足先に札幌へ帰り、私と父で弟の家族を美瑛、富良野へと案内しました。 美瑛駅、美瑛を一躍有名にした写真家の前田真三さんの「拓真館」から小岩井農場の趣がある「富田ファーム」へ、そしてTVドラマ優しい時間の「北時計」を通り、北の国からのセットにも使われていた「ニングルテラス」(新富良野プリンスホテル)に行きました。 そして理科の先生だった父は、昨年旭川に出来た科学館を末っ子の孫にも見せたくて、連れていきました。プラネタリウムでみんな居眠りしてしまったことは内緒です(笑) ピアノには触れることがなく夏休みが過ぎてしまい、今汗~ですが 充実した夏休みだったと思います(^^)
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