2011年2月5日 (Sat)

思い出の熊の湯・横手山~



昨日は、私が初めてスキーを経験した、なつかしの熊の湯・横手山スキー場に行ってきました。
 熊の湯まで行くには、まずスキーで蓮池スキー場までリフトを乗り継いで滑って行ってから、熊の湯スキー場行きのバスに乗るか、または、はじめからシャトルバスで熊の湯まで向かってしまうかの、二つの方法があります。しかし、シャトルバスも本当に久しぶりだったので、遠足気分で1時間ちょっとのバスの旅を楽しむことにしました。

熊の湯と隣の横手山スキー場は、私が小学2年の時に初めてスキーをしたスキー場です。父が保健体育の授業の一環として、毎年ここにスキー実習で学生達を連れてきていましたに教えていましたので、私達家族も、父の昔の教え子が営むホテルにお世話になって何シーズンか通いました。

父にスキーを教えてもらっていたんですが、とにかく、男子学生に対するのと同じ感覚で、小学2年の私と一つ下の弟にビシビシ言うので、半べそかいていたことを覚えています。ボーゲンもろくにできないのに、急斜面に連れて行かれて、「気合で降りろ~!」ですからたまりません。
結局スキーは、寒いし、足が痛いし、板が重いし・・・と文句ばっかり言って辞めてしまい、中学でバスケット部に入ってからは、志賀高原には全く行かなくなってしまいました。

それから15年後に、会社の後輩と再び志賀高原焼額山にスキーに来てからは、すっかりスキーに夢中になり、現在では毎年志賀高原に通っています。

父が現役の頃は、スキー授業で志賀に来ている父に差し入れをしたり、主人と一緒に父の教える班に入って、学生気分を楽しんだりしました。

昨日リフトに乗っていて思い出したのは、広い第一ゲレンデで、一番大きな声とオーバーアクションで学生達に教えていた父の姿です。
若い先生に合せた派手なスキーウェアに、ずんぐりとした体型に白髪の父・・・。よく70歳近くまで若い先生達と一緒になってゲレンデに立っていたなあと思います。

10年以上熊の湯に来ていなかったので、ゲレンデのレイアウトもすっかり忘れるは、難しい斜面に面食らうは大変でしたが、相変わらずかたくなにスキーしか受け入れない熊の湯スキー場は、私にとっては奥志賀と並んで最高のスキー場ですね~。

2011-02-05 00:37 in ペット #