2014年4月25日 (Fri)

「900~1600m 3~5km 7時間以上


朝から太陽の光が降り注ぎ快晴。今日は11時頃にTOに上がろうと思い登山道を
走っていると、高知新聞の記者から電話があり、新聞記事のことで色々長話をしてし
まい結局11時半頃になってしまう。風はすでに正面3~7m入っており、いつでも
サーマルソアリングができる状態だった。南の50~100km位前方の太平洋上で
は、雄大積雲も発生しており、またTOの空気が妙にやや冷たく、大きなサーマルの
発生を予感させた。TOではすでに3人の人がスタンバイOKで、その後すぐ3人と
も飛び立ち、20分ほどもすると順調に高度を上げ、3人とも1300mを越え、最
終的にはトランゴXCが1600mまで上げた。
 すぐエッジで飛び立つつもりだったが、珍しくTOでおしゃべりしてしまい、12
時半頃の飛びだしになってしまったが、1400m弱まで上昇でき、春野方面のサーマ
ル調査に出かけることができた。

TOの風・・・11時前~12時半 正面(南南東)~南東 3~8m
       12時半頃~4時50分 正面に南東・南西混ざる 4~10m
                   
         強い時は、6~9mで安定してしまい、トップランをしようとして
        TOに近ずくと、ゴーという音とともにすぐさま50~200m
        上昇してしまうことが多かった。2m位の黄色い東の吹き流しはほ
        とんど逆立ち状態で、激しく尻尾を振っていることが多かった。
         3時半頃からはエリア内に美しい積雲ができ始め、6時頃までその
        積雲の周期があちこちで見られた。雲底幅200~800m。

       4時50分~5時半 正面及びやや南東・南西 3~5m
       5時半~6時50分 正面 2~4m 
                 7時でもソアリングできた可能性は高い。

ソアリングできた時間帯・・・11時前~7時以上かも(7時間は確実)
高度・・・900~1600m それ以上のサーマルもあったかも知れない。
サーマル・・・時間帯・場所・高度により色々な形があったらしい。

  私がエッジでトップランをしようとした1時半から2時頃には、TOのアゲンスト
 側のTOを中心とする半径1km以内の半円内の面積のうち、80%位がリフト面に
 なっており、何もしなくてもその辺を飛んでいると600~800mに上昇してしま
 う状態だった。スパイラルや大きな翼変形をせずに、ごく普通のパイロットのように
 ソアリングだけでトップランアプローチをしてみようと考え、シンク面を探して高度
 を下げ、2回トップランをしようとしたが安全なトップランができず、結局、深い両
 翼折を使って高度を調節し、TO中央で構えた人を避けランニングトップランをした。

アウト&リターン・・・TOから3~5km
フライヤー・・・6人

飛んでいた一部の人のコメント
 ①グラジエントのオニキス
    +8m/sのサーマルを体験してしまい、コクゾウザンで怖い思いをして以来2
   回目の怖いという恐怖心を覚えた。EN-C(DHV2)の中古グライダーに
   しようと思っていたが、まだ、DHV1~2でいいと本気に思った。

 ②トランゴXC
    今日は3時間以上サーマルソアリングをし、ハゲ川(TOから3km)まで
   何度も行くことができ、ハゲ山を越えて宇佐方面にも行きたいと思ったが、
   戻って来れないだろうと思って行かなかった。

アクシデント・・・なしだったが、トップランミスで2人がグライダーを木に引っか
        けた。回収に15分ほどがかかり、ラインの傷や糸のほつれがあった。

(私のフライト)・・・のべ3時間位
 ①12時半頃~2時頃 1時間半 サーマルソアリングとシンク探しのトップラン
 ②3時頃~5時半   1時半位
    ワガの練習予定だったが、TO周辺の上昇風が予想以上に強く、ウイングオー
   バーでもなかなか高度が下がらないことが多かったため、苦手な左回りのバーチ
   カルスピンの練習などを5~6本しながら、風の弱くなるのを待ち、その後、
   鯉のぼりタッチの練習を30分以上してあるコツをつかんだ。これからは、タッ
   チの確率がかなり上がるはずだ。

    今日は、パラソルを差し込むテーブルへの穴開け作業と高度な技術の話をいくつ
   かした。例えば、
    ①コンペ機がクラバットしたときの安全な直し方 2種類+α
    ②ローリング・ピッチング・ヨー方向を自在にコントロールするためには
     どうすればよいか?
    ③グライダーをコントロールするためには、何をどう使うか?
      1:体重移動(体のどの部位を使い、どの方向に・どれだけの強さで・
             どの位の速さタイミングを合わせればよいか)
      2:ブレーク操作(右左のテンションバランスをどうすればよいか)
      3:遠心力(自分で意図的に作り出した力で、必要な方向に必要な時間
            だけコントロールする。アクロバットフライやーは、意識的
            無意識的に使っている。)
      4:作用反作用の力(空気をキャノピーで強く押すと「作用」、キャノピ
                ーは空気から瞬間的に同等の力で押し返される
                「反作用」)
         4の力のことは、まだ誰にも話したことがない。私は、作用反作用
        の力を、リッジで速く上昇させたい時に時々使う。どうやって使うか
        はまたそのうち機会があったら話すかもしれません。

    ④失速させずにホバリングさせるためには、どんな操作をすればよいか?
    ⑤垂直降下トップランはどうすればできるか? などなど
2014-04-25 19:23 in パラグライダー #

2014年4月24日 (Thu)

「800~1000m 2~3kmか 約6時間 第2回鯉のぼり撮影会」


晴れのち10時頃から曇り、のち2時頃から再び晴れた。11時頃にTOに上がる
予定だったが、曇ったことと準備に時間がかかってしまいTOに上がったのは12時
を過ぎていた。タケさん夫婦がグライダーを組みながら「お早う!」と声をかけてきた。
今日も多数のアマチュアカメラマンが集まり、すでにカメラの準備をしていた。代表のKさんに挨拶すると、Kさんが慌てて近づいてきて次のようにお願いされた。
 「太陽の周りに日傘ができているので、急いで飛んであの輪の中に入ってほしい」
 ということで、急いで準備しすぐ飛ぶことになった。

TOの風・・・12時~2時頃 曇り 南    2~5m
       2時頃~4時半 晴れ 南~南西 4~8m(強いブローは7~9m)
       4時半~6時頃 晴れ 南~南西 3~5m トップランしやすい風
ソアリングできた時間帯・・・多分11時半頃~6時頃(約6時間)
高度・・・800~1000m
アウト&リターン・・・TOから2~3km
フライトの様子
  1時過ぎからみなさん次々にテイクオフし、1~2時間のサーマルソアリングを
 楽しんでいた。トップランを狙ったフライヤーは、一人はトップランし、もう一人は
 1時間以上アプローチを狙っていたが、風が強すぎすぐ20~50m上昇するため4
 時頃諦め河原に飛んで行った。

フライヤー・・・7人(うちハングのビジター2人)
アマチュアカメラマン・・・16人(内10人は今日初めて来た人だった)
              カメラクラブの会員は、80人もいるとのこと
タンデム・・・2人(64歳と78歳の元気な女性)
        いつもより風が強かったため、4時頃からそれぞれ15分~20分
       高度400~500mでリッジ・アベントソアリングをし、手元の望
       遠レンズ付きカメラで空撮を楽しんだ後、トップランで本日のソアリ
       ング終了。

アクシデント・・・なし


(私のフライト)・・・のべ2時間半
  ①12時半頃~1時過ぎまで、オメガ7で日傘の中とリフトの調査
  ②1時40分頃~3時頃まで2回、シグマ7で5連鯉のぼりで躍動感のあるフライト
  ③4時頃~5時過ぎ、2人タンデム
2014-04-24 19:17 in パラグライダー #

2014年4月23日 (Wed)

『1881m 初太平洋(宇佐)アウト&リターン』


天気快晴積雲できず。12時半頃2人でTOに上がると、南3~5mのように見え
たが、南東や東サイド風が混ざり、もう少し様子を見ていると、北や北西のホロも
混ざり始めたため、しばらく様子を見ることにした。

TOの風・・・12時頃~1時頃   南東・西~北~北東のホロ混ざりゴチャゴチャ
                 だが、5分に1度位で南1~3mのブローあり
                  トンビはソアリングしていたので飛べたはず。
       1時頃~2時半頃   南~南西 2~6m
       2時半頃~4時過ぎ  南西   4~8m
       4時過ぎ~5時半以上 南西   3~5m
ソアリングできた時間帯・・・多分12時前~6時頃(6時間以上)
高度・・・2時頃グランドの真ん中で1881m
アウト&リターン・・・初太平洋(宇佐 TOから8km)
           太平洋や浦の内湾や高知市街の景色が素晴らしく美しかった。
フライヤー・・・2人
ギャラリー・・・若い女性2人
アクシデント・・・なし

トップの写真は、ホグマップの衛星写真と軌跡
2014-04-23 19:15 in パラグライダー #

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