2006 03月 06日

ひそかに2周年


今日はちょっとした記念日。
2004年3月6日に、私はイギリスに来たのでした。つまり英国生活2周年。
どこにいても、基本は引きこもり。出来ることはネットで済ませたい私なので
ロンドンに居ると言っても実は、生活自体に大きな変化はなかったり・・・
でもまあ、私はこれでいいのかな。毎日が穏やかならそれが一番幸せです。


さて、ここからは自分のおぼえがきもかねて、ちょこっと思い出話。
長いので適当にどうぞ。

ニューオリンズから戻って1年半が過ぎた、2003年の暮れ。
のぶちゃんがロンドン転勤の内内示をもらってきました。
これが年明けには“内示”に改まり、渡英は“出来るだけ早く”という慌しさ。
私の方はとりあえず不用品を捨てることから始め、その一方でやることのリスト作り。
そのリストの一部が、上の写真です。
当時愛用していたバザールノート(Nちゃんより)の1ページ。めちゃ汚い字で
・住所変更→各種カード、各種保険、転出届け、転送手続き
・解約→生協、電気、ガス、水道、NTT、CATV、携帯、新聞 などと書いてあります。
一方では、何を航空便にし何を船便にし何を置いていくか、散々悩んでいた様子。
このページはあまりにぐちゃぐちゃで、写真はお見せ出来ません(笑)
手続きごとは全般にスムーズに進んだ記憶がありますが、唯一トラブったのが携帯。
もともと、解約するのに解約用紙をもらいに行かなくてはならなかったり
夫の分の解約に委任状がいったりと面倒だったんですが、最後の最後で待たされた上に
本人でなければ解約が出来ないと言い出され、渡英前日だったので軽くキレました。
結局、むこうの勘違いでした。

そうこうする内、のぶちゃんは忙しさのあまり取れるはずの赴任休暇も取れず
渡英前日も21時近くまで残業して、疲れきって帰宅。
翌朝、私が用意したスーツケースを携えてバタバタと旅立っていきました。
ビザの関係で、ここから1ヶ月弱の別居生活です。
でも実は、見送る最中も私は家のことで頭がいっぱい。
翌日が引越しなので、最後にあれを片付けてあれを捨てて冷蔵庫の電源を切って・・・
寂しさを感じる余裕はなかったかも。
かなり計画的に準備してきたつもりでしたが、やっぱり直前まで残るものは多い。
この日は夜中までかかってやっと、業者さんをよぶ態勢が整いました。
翌日は朝から○通さんがどやどやといらして、役割分担をしたら一斉に作業開始。
これはホント、見ていて面白いです。手際がめちゃめちゃいい。
ベッドとソファ、コーヒーテーブル、テレビ、照明を残し、この日の搬出は終了。
友達と外で晩御飯を食べ、水栽培の竹をひきとってもらって倒れるように寝ました。
2日目は搬出も2時間程度で終了し、ついに1年半住んだ家は空っぽに・・・
搬出が済んだことを不動産屋さんに連絡し、敷金返金のためのチェック。
最低限のクリーニング料は引かれる筈なので、搬出後まったく掃除をしなかった私。
問題はありませんでしたが、ちょっと恥ずかしかったかもf(^-^;
返金の口座を指定して、不動産屋さんとはさようなら。
その足で東京駅にむかい新幹線で実家へ。1ヶ月弱の居候生活です。
この後、渡英の前々日にパソコンがダウン。前日に1時間で新機種を即決購入し
手荷物で持込むというイベントを経て、私の英国生活はスタートしたのでした。

その英国生活も、はや2年。
結婚してからの7年弱で、ついにここが最長の住処となりました。
穏やかな中にも、忘れた頃に困難、不安、怒り、涙がやってくる海外生活ですが
自分だけが大変なんじゃないってこと。
相手を思いやる気持ちを忘れず、3年目も元気に過ごしていきたいなと思う私です。
ココまで読んでくださった方(いるかな?)ありがとうございました(^-^ゞ
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