



主人の群馬のお友達からとても懐かしいお土産を頂きました。養蚕と製糸業で有名な富岡の名物「まゆこもり」です。真っ白なまゆをかたどった葛湯で、秋の七草のひとつでもある山野草の根っこから採取されるくず粉は、風邪の時に飲まれる「葛根湯」としても知られています。
「まゆこもり」を見て、子供の頃風邪をひいた時、母が作ってくれたのを思い出しました。当時、このとろとろとした何とも言えない舌触りを、とても不思議に感じたものです。
もう一つは、小学校の時、何かの研究所勤めのお父さんが、クラスメート全員に生きた蚕を配ってくれたのです。それが成長して、次第に蚕となっていく様子を観察したことを思い出します。
30数年ぶりの葛湯と、もう一点頂いた甘納豆の組み合わせは、寒~い冬を暖かく過ごすのにいいですね。早速頂いてみます。