先週の日曜日に、南アルプス市の桃源郷マラソンに行ってきました。この大会は、清里から車で一時間弱の南アルプス市で、毎年桃の花が満開になる4月上旬ごろに行われます。今回で8回目だそうで、2年前に役場に用事があり、偶然玄関のポスターでこの大会のことを知りました。桃の花満開の畑を見ながらとても楽しそうに走っているランナーの姿が写ってました。それからしばらくして、友人が「一緒に走ろう~!」と誘ってくれたんです。私としては今からこの年齢から走るのは???と思ったんですが、あまりに熱心に誘ってくれるので、「じゃあ、ちょっと走ってみようかな?」なんて軽いのりで始めたのを思い出します。
去年もこの大会を申し込んでいたんですが、股関節と膝を痛めてしまって、会場の下見までしたのに棄権しました。今年は痛い時は絶対無理しないでしばらく休んで、また体の調子をみながら走ったりしてました。あとは子供たちの自転車運動で転倒などしたら、また棄権になってしまうので、特に猛ダッシュのチビコロの3区ではいつも緊張してこいでました。(笑)
スタートは11時15分でしたので、お客様の朝食の準備をし主人にお願いして私一人で出発しました。会場についた時に少し雨が降っていて寒かったんですが、スタートのころには雨もやみだんだんと気温も上がってきました。種目は、ファミリー・カップル、小学生の3・5キロ、5キロ、10キロ、ハーフとあります。私は10キロ女子40歳以上の部に挑戦してみました。
スタートして4キロぐらいは大好きな音楽を聴きながら調子よかったんですが、なんとバッテリーがなくなり、それからは音楽なしで走らなければならなくなって少々参りました。涙・・・。(笑)
6キロから8キロ地点では、普段清里で走っているコースよりもきつくないはずなのに、どうにも足が思うよう動かなくてどんどん後ろから元気なランナーに追い抜かれていきました。それでも9キロの表示を見つけた時は、「あと1キロ!!あとちょっと頑張れば終わる~」との思いでなんとかゴールの櫛形運動公園までたどり着きました。とにかく水分を補給したくて、500ミリのスポーツドリンクを3本一気に飲んで、おなかがガボガボになってしまいました。(笑)
参加者には全員お弁当が出るんですが、とても食べられるお腹ではないので、主人へのお土産ということで家に持って帰ることにしました。完走証をもらって、体育館で着替え、シャトルバスに乗って駐車場まで送ってもらいました。帰り道どうにもアイスクリームが食べたくて、コンビニに2回寄りました。よっぽど冷たくて甘いものを欲していたんでしょうね~、いつもと同じアイスでしたが、とびきり美味しく感じました。
10キロレースは一番参加者が多く、全体で2400人中の492位、私の40台女子は277人中の20位だったようです。
家に帰って主人としゃべっていて、「走っている時気持ちよかったり、楽しかったりした?」の質問に、「気持ちよく走れたのは最初の3キロだけで、あとは苦しいの連続!」と答えた私でした。10キロの間足がもって完走できたし、よかったよかったと思いながら、お風呂でふくらはぎや足の裏を揉みほぐしました。こんなに苦しいな思いをしたのに、また秋ごろ大会に出れたら?なんて思ってしまうんですから、マラソンは不思議な魅力があるんですね~。(笑)