2008年4月22日 (Tue)
2008年4月19日 (Sat)
精一杯、頑張れ、自分。今朝は早くから父の所へ行き、午前中に買い物や父の用事を済ませる。 毎日、発熱とひどい咳が続くも何とか頑張って外に出たがる。 今日は体調が良いみたい。 一緒にお昼を食べ片づけをしてると、早速父は先生に見せるノートを記入。 きっと今日は「グランパスが首位死守、娘と大喜び」なんて書くんやろ? 来週もまた確実に日記を見せられる可哀想な先生(笑) 久しぶりの晴天。 早めに帰宅したからPIXYと公園でボール投げ。 カメラ忘れた。 写真ぶれぶれ・・・携帯、知らん間にマクロモードになってた。 折角の楽しそうな笑顔、綺麗に撮れずごめんねPIXY。 派遣先の上司が父の事を気にかけて、度々電話を下さる。 先日も父にお菓子が届いたのでお礼の電話をすると、少し仕事の話へ。 父の事を知って以来、仕事の話は一切しなかった上司。 でも退院して様態が落ち着いてるようなら、単発の仕事受けてもらえんやろか?と仕事を下さった。 本当に単発で、3社分の来年のお中元(もう来年用かぁ!)カタログの作成。 出来次第、仕事終了との事。 納期は3週間先。 3週間だけなら、父の所に行きながらでも出来るかも。 毎日出社の強制は無く「あくまでも父の体調を優先するように。それが条件や」 なんて有難い事を言ってくださる。 もちろん、やらせて頂く限りは一生懸命頑張りますよ! 派遣社員なんて他にいくらでも居るのに、こうして過去のご縁を大切に考えて下さる。 本当に有難いです。 PIXY、またお留守番が多くなるけど大丈夫? 一緒に居られる時は目いっぱい一緒に遊ぼうね! しかし写真ぶれ過ぎ・・・ |
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2008年4月15日 (Tue)
長い待ち時間も満足な父今日は父の退院後、初めての診察日。 予約は11:00。 でもお世話になった方々へのご挨拶の為、10:00過ぎに病院へ到着し 入院してた北館のナースセンターへ。 皆さん、にこやかに父を迎えて下さって少し談笑。 北館から診察して頂く呼吸器科までは遠いから、一旦父を車に乗せ 北館の駐車場から新館の駐車場へ移動。 採血やレントゲン撮影を終え、11:00には診察室前の待合室へ。 ここまでは順調やったけど、ここから先生にお逢いできるまで なんと2時間半。 父はしんどくなってきちゃうし、お腹は空くし・・・ でも車椅子で父に外の景色を見せたりして、なんとか気分転換させる。 診察室の扉が開く度、先生は申し訳無さそうに私に微笑んでくださる。 先生だって、お腹空きますよねぇ・・・ 13:30にやっと呼ばれ、父は先生にあのノートを一番に手渡した。 先生は「へぇ!これは力作ですねぇ!」と一生懸命見てくださる。 その姿を見て父は、嬉しそう。 「随分、立派な字を書かれますねぇ」と話を振った先生はお気の毒・・・ 「16歳で書道の師範の免許を頂きまして」と話が始まった。 「先生、お忙しいからね・・・」と止めようとすると、先生は父が今日最後の診察らしく 「僕も、もう手が空きますから大丈夫ですよ」とニッコリ。 知らんで先生、そんなに優しくしたら・・・ 「16歳で師範なんて、すごいじゃないですか!」 「いえいえ、指導してくださった先生が良くて・・・」 「でも書道って指導だけじゃ、なかなかねぇ?」 まだ続くん?その話。 ちゃんと診察もして頂きました。 胸と背中の音を聞いて、傷口の抜糸も綺麗に。 もう帰れると思ったら、先生またノートを見てにやにや。 「松阪が絶好調だか絶不調」だか?そんな事も書いたらしく 「文章が面白くて上手ですね~」って、先生どこまで良い人なん? 最後に「このノート素晴しいですよ!また、じっくり時間をかけて読ませてもらいますね」と言って下さって、 父は小躍りしそう(苦笑) 先生、暇な老人の相手までして頂いて申し訳ありません。 来週も父を最後の診察に予約してしまった先生。 また相手させられても知らんですよ・・・ 会計を済ませ薬を貰うのに、また30分待ち。 この間に薬局前のコンビニで父とおにぎりを買って昼食。 父がその時、また信じられない事を言ったよ。 「先生はあんな男前やったんやなぁ、甘いマスクでなぁ」って何を今頃??? どうやら入院中は眼鏡をかけてなかったから、今日初めて先生の顔を認識したらしい。 うそやろ~? 顔もわからん先生に1ヶ月間、あんなに喋りかけて迷惑かけてたん? 信じられへん・・・絶句・・・ 帰りに父をスーパーへ連れて行くとまた「会長さん、退院おめでとうございます」 ひ~!またですか?さすがに今日は父も疲れていたようで手短に挨拶のみ。 あ~、良かった(笑) 実家に送り私が家に着いたのは18:30。 結局PIXYは10時間以上のお留守番だよ~!ごめんね! 大急ぎで散歩に行き、ご飯を作る。 一日過ぎるのが早い |
2008年4月9日 (Wed)
父の退院昨日、無事退院しました。 朝から雨で通勤時間とも重なって大渋滞。 父ちゃんより先に家を出て、二時間近くかけてようやく病院へ到着。 この頃には雨も上がった。 管を抜いた穴から出血があったので、朝もう一度先生に縫って頂いたそうだ。 父は痩せてしまって持って行ったズボンが落ちてしまう。 ベルトの穴を何度も開けなおして何とか履いてたのに、それでもまだゆるい。 笑ってズボンを持って歩くように言ったけど、ホントは少し悲しかった。 お世話になったスタッフの皆さんにご挨拶をし、支払いに行く。 支払い窓口は遠いから、車で待つように言っても父は一緒に行くという。 北館から南館まで杖で歩くのも、しんどそう。 椅子に座って待つように言っても私から離れない。 PIXYとストーカー1号、2号を争えるで。 支払いを済ませ来週から通院する外来窓口を確認に行く。 新館のとっても綺麗な個室の一室に、いつもの先生の名前があった。 来週から診て頂く場所が確認できて安心したと笑顔の父。 言ったそばから下りるエレベーターの場所がわからない。 確認した甲斐があるかは不明(笑) 毎回、私が付いて来るから心配ないよ。 帰りに大型スーパーに行き、薬局と食料品売場で買い物。 ゆっくり歩きながら食料品を選んでいると「あ!会長さん!」と何人も声をかけてくれる。 父は長年、地域の仕事をしていて区役所の人とも親しい。 区役所の隣のスーパーなので、みんな昼食を買いに来ているらしい。 笑顔で話し終え、少し歩くと今度は近所の人に「会長さん!」と呼び止められる。 また話出して・・・話好きの父は嬉しそうに長話。 スーパーひとつに、こんなに時間がかかるとは(笑) こう言う人達に囲まれて、こんな風に挨拶したり話したり。 これも父が退院して、やりたかった事のひとつだろう。 待つよ、いつまででも(笑) 3度呼び止められレジも済ませ、カートいっぱいの荷物を車に積もうとすると また通りすがりに「あれ?会長さんじゃない?」と聞こえてきた。 父は気づいていない。 待ちくたびれた私も、当然気づかぬ振り(笑) ごめんなさい!またゆっくり話しかけてやってください 家に到着すると父は真っ先にお仏壇に手を合わせ、母と姉に帰宅を報告。 買ってきたお赤飯を昼食に、ささやかな退院のお祝い。 おめでとう、念願の帰宅、本当に良かったね。 夕方帰宅すると、元祖ストーカーが私の周りをぐるぐる回って出迎えてくれる。 これからはPIXYも、じいちゃんに逢いに行こうね♪ |
2008年4月2日 (Wed)
父の様子父はずっと熱が引かず苦しそう。 月曜日、管を通す穴を脇腹に開け肺から水を抜き始めた。 その水が濁っていて感染源になって発熱した可能性があるとの事。 水が抜けきれば熱も引くのでは・・・と期待している。 「熱が85度もあってなぁ」と父は言う。 「85度!?大変やねぇ!もうすぐ沸騰するやん」と言っても 父は苦しくて自分の間違いにも、つっ込まれた事にも気づかない。 その代わりに、優しい先生がまた顔を真っ赤にしてクスリと笑われる。 当然あと15度で沸点に到達するほど発熱するはずもなく、8度5分ですけど。 体力の無い人間が連日8度を越すのは、やはり苦しいだろう。 昨日注入する予定の水が溜まらない様にする薬は、発熱の為一日延期し 今日注入して下さった。 やっぱりまた熱が出た、まぁ仕方ないね。 発熱続きで気弱な事を口にする父。 まぁ、そんな時もあるやんね。 私は父に同調して優しい言葉をかけたりしない。 ふん、ふん、ふ~ん、と聞き流す。 私ばかり甘やかして父にとって良い人になると、先生や介護師さんがやりにくくなり 迷惑をかけてしまう気がして。 鬼のように「大丈夫、大丈夫!このくらいで死なへん!」と相手にしない。 父が弱音を吐くと、こっちまでへこむけど、まぁ、そんな事があっても仕方ない。 末期癌なんやからね。 笑って最期まで見送るから頑張って!と心でエールを送る。 そんな事くらいしか出来んのですわ。 ま、熱が引けば気丈な父に戻るでしょう。 |