2014 02月 03日

今年どうしても行きたいところが


ふたつあります。

ひとつは、15年前に行った
美ヶ原の麓にある鄙の宿 金宇館。


ここを訪れた人たちは、こんなふうに言います。
「世の中にはこういうお宿があるのですね」
「一番安い部屋で十分の宿 」と。

決して、高級な宿ではありません。
昭和初期に建てられたこの宿は
どこもかしこも、隅々までピカピカに磨き上げられ
時の流れを刻みこんだ輝きを放っています。
そして、料理は芸術の域に達してる。
それは金宇館でしか出会えない感動です。

もう一つは、久保田一竹美術館。
久保田一竹美術館の存在は知っていましたが
あるブログで、その素晴らしさを知りました。


久保田一竹先生は
20歳の時に出会った古の「辻が花」の小裂に魅了され
実に40年にも及ぶ長い月日を経て、作品を完成させ
(この間シベリアにも抑留されてます)
60歳にしてようやく世界に羽ばたき脚光を浴びます。

こちらのブログで紹介されてます。
http://carinobluedoll.blog28.fc2.com/page-1.html


そう言えば、確か奥村土牛画伯も60歳で認められましたよね。


どちらも、春の芽吹き時に訪れたいと思っています。


〈金宇館のロビー〉
NIKON D300 1/10sec F8.0 ISO400 ±0EV


22:14 in | 編集
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