2011年6月20日 (Mon)

今年も大阪へ行ってきます!


まずは今年のフライヤーをご覧ください。

大きいフライヤーはこちらで
http://www.geocities.co.jp/idononaka1789/i_wanna_be/2/


以下は主役のこごみさんが書いてくださったお芝居の内容です。

『寿歌』(ほぎうた) 北村想・作

登場人物 ゲサク    (男)ともりん
     キョウコ   (女)こごみ
     ヤソ(ヤスオ)(男)konta
  
核戦争の終わった、ある関西の地方都市。瓦礫の道。焼けた空気の中。・・・・・
家財度具をリヤカーに積んで、ゲサクとキョウコがやって来る。

というシーンからこの芝居は始まります。

この芝居をやろうと決めたのは2月の初旬でした。
1980年に書かれた戯曲だけれど、内容が普遍的であるし、
むしろ今やることは新鮮かも知れないとの想いもありました。
そして、登場人物が3人だけで、上演時間は1時間程度、
リヤカー一台あれば特に装置なくてもできるし、という手軽さも魅力でした。

そして、ぼちぼち稽古を始めていたら、
3.11の大震災が起こりました。

勿論、核戦争と震災は別物ですが、
この戯曲に描かれている情景や台詞が、
地震や津波、そして原発事故での被災地の惨状と重なり、
私は辛くてしばらく稽古ができない状態に陥ってしましました。

果たしてこの国がこのような状況の今、この芝居をやっていいものかどうかという葛藤も生じました。
が、震災前にこの芝居をやろうと決めたこと、
そしてその直後に震災が起こったこともなにか意味があるのではないか。
この芝居を観ていただいて、
一人一人感じることはいろいろだと思うけど、
今、この時だからこそやる意義があるのではないかという想いがあります。

といっても決して堅苦しい内容ではなく、
どうとでも解釈できる「ええかげん」な芝居です。

我々も楽しんでやりたいと思います。
皆さまもどうか気楽に楽しくご覧いただいて、
そして心の隅っこにちょっとでも何かが残ってくださればいいな・・・なんて思います。



★場所
 大阪・中崎町 コモン・カフェ
 http://www.talkin-about.com/cafe/map.html

★参加費・・1000円(ワンドリンク付き)

★スケジュール
 開場・・・PM2:00
 開演・・・PM2:30

 第一部
 お芝居『寿歌』(ほぎうた)・・・2:30~3:30
 出演:こごみ・ともりん・konta
 
 ティータイム・・・3:30~4:00
 手作りお菓子の饗宴♪
 小物販売♪
 飲み物はビール・ワイン・コーヒー・ジュースなど。
 二杯目からは、どれも500円です。

 第二部
 ライブ・・・4:00~5:00
 出会い系シニアアイドルユニット♪うめはらなかせ
 チャーリーママファミリーバンド♪
 (チャーリーママ・チャーリー・ゆず烏龍・トモエチン )

 歌声喫茶(伴奏 由)5:00~5:30
 みんなで歌うAKB48 桜の木になろう♪


私は最後の合唱の伴奏をしてきます。
大阪へ行く前に東京の息子たちの所へ2泊ずつするので、明日(21日)に札幌を立ち、帰札は26日です。
留守宅が多少心配ですが、三男も大丈夫と言ってくれたので、安心して楽しんでこようと思います。




2011-06-20 12:50 in ちょっとすてきな話 #

2010年5月10日 (Mon)

母の日に(三男のこと)


三男坊が高3にもなっていることが親子ともども信じられない、信じたくない気持でいるのですが、こう言っている間にも時は流れ、いやが応にも進路を決めなくてはならない時期が迫ってきています。

先日、PTA総会及び授業参観、懇談会が昼食付きでセットになった案内がきたので、懇談会だけ出席するよう返事を出し緊張して出かけて行ったら、なんと懇談会出席者は私一人きりで、担任の先生との個人面談になってしまいました。

「よく発言する元気のいい息子さんですね」と、まず言われました。
三男は漫才で言えば突っ込みタイプ、高校生になっても相変わらず、授業とは関係ないいらん所で突っ込んでいるんだなぁと思いました。

勉強の方は、中2くらいから落ちこぼれ始め、あれよあれよという間に中3になり、ようやく部活道が終了し落ち着くと思った中3の秋には、落ちこぼれ仲間とつるんで遊び始めたので、最後の賭けじゃないけれど家教の他に塾にも通わせることにしたのに、冬休み初日に茶髪にしてきて、久しぶりに家族揃って出かけたクリスマスディナーがどよ~んとした空気に包まれたことを思い出します。茶髪はその晩、夫と半泣きになりながら修正されました。

あーそれなのに、その2日後にはとんでもないことをしでかして警察のお世話になりました。それは思い出したくもない出来事ですが、警察官にどなられひたすら謝る母を見るのは、忍びなかっただろうと思います。その時、息子は泣きじゃくっておりました。本来はとても純粋で、いい子なんです。

それから2ヶ月間、家庭教師(近所の大学生のお兄さん)と(個人)塾の先生2名と夫と4人がかりで勉強をみてもらい、中の中の公立高校(その年は1,5倍でした)に入ることができました。
吹奏楽で引っ張ってくれた高校が公立、私立の2校もあったのですが、そこを蹴っていたので、本人が行きたいという学校に入れて本当に良かったと思いました。

あれから2年も経つのに、本人はいまだ入学当時の気持ちのままでいるもんで、進路のことなど考えられずにいたようですが、すでにまぎれもなく受験生と呼ばれる学年になっているわけで、、、。

先の個人面談で先生から「AO入試は6月から始まります」と言われ、「AO入試ですか? 考えてもいませんでした。もちろん、成績が悪いので推薦ももらえないことはわかっていますので、受験させるつもりでいました」と。

その後、息子も先生と面談したようで「AOって、成績関係ないんだって。オレAO入試にするから、ちょっと調べてみるから」と、よくやく本当にようやく受験生らしい話をしだした今日この頃です。

三男には、上の息子たちには許さなかったアルバイト(マクドナルド)も許可しました。これは親が甘いせいなんですが、この子は何か一つやることがなければダメだと思ったんですね。
この2年間、アルバイトは一度も休んだことも遅刻したこともなく、弱音もはかず行っており、あんな息子でもある程度戦力になっているようです。そういえば学校も欠席0です。もうひとつ自慢できることを言えば、ピアノも続けています。もう13年にもなります。これはひたすら優しいピアノの先生のお陰ではありますが。

そんな三男から今日母の日のプレゼントを貰いました。

母の日のプレゼントなんて小学生のとき以来じゃないかなぁ。なんだかんだいって、誕生日や母の日にプレゼントをくれるのはこの落ちこぼれの三男だけなんだよねぇ。

あーでもこれカーネーションじゃなくてバラだわ、やっぱ私の息子、ボケもはいってるよね(笑)
2010-05-10 02:10 in ちょっとすてきな話 #

2010年4月29日 (Thu)

み~んな素敵な方ばかり!(終)



ほのぼのとあたたかいステージとなった第2部が終わり、最後は、アンジェラ・アキさんの「手紙」を皆さんと歌い、木村カエラさんの「バタフライ」を覚えて帰るという合唱タイムでした。

伴奏は、マダムン宅もお得意さんとなっているらしい某局にお勤めのチャーリーママさん、即興ピアニストというカッコイイ!もう一つの顔を持っていらっしゃいます。

ステージにはチャーリーママさん率いる合唱隊(職場の花と思われる若い二人の同僚の方とマイミクのえんぞ君)、そして、うめはらなかせのお二人も上がってくださいました。

ここで私は、残念なことに、コンタクトレンズがずれて目が痛くなり、「手紙」の合唱に参加できなかったのですが、ベアさんの計らいで、どなたかの可愛らしい子供さんも二人、ステージに上がって歌ってくれて大いに盛り上がったそうですよ。

会場に戻ってくると、学生時代合唱部だったマダムンの先導で「バタフライ」の練習、いえ、特訓が始まっていました。

この歌が難しくて、みんな、ちょっとやそっとでは覚えられず、私も情けないやら可笑しいやらでその場は口をパクパクごまかしていたのですが、不思議なことに、家に帰って10日もたった今もまだ、ふと気がつけば「バァ~タ、フライ~~」と口ずさんでいます。
特訓は無駄ではなっかたと思うわ、マダムン。
新しい歌のプレゼントをありがとう。そして総合プロデュースお疲れさまでした。本当に本当にありがとう!!!

朗読劇、昼食、歌のステージ、合唱と3時間半の第1回わなびー祭、これにて無事終了しました。
大成功!といっていいでしょう。皆さんお疲れさまでした。
遠くから応援してくれたみなさんもあとがとうございました。
お陰さまで関西の旅を満喫でき充実感でいっぱいになりました。感謝。


最後に、プログラムの後書きに寄せたタバスコさんの言葉をご紹介させてください。


I wanna be… あなたは何になりたかったですか。

小さい頃に夢見た未来に、私たちはもう既に来てしまいました。
あなたの夢見た未来は、そこにありましたか?
夢の意味も、またその意味のなさもしりました。

それでも、まだ「夢」ということばをすっかりあきらめきれない私たちがいました。
そんな私たちがこごみさんの呟きにはっとさせられたのかもしれません。
こごみさんの「I wanna be…」に、忘れかけていた「I wanna be…」を思い出したのかもしれません。

こごみさんに演じる夢を見続けて欲しいと私たちは思いました。
そんなこごみさんを見ることが私たちを励ますだろうと。
無限に見えた未来、無限に思えた夢はもうなくても、夢を見続けたい。

そんな願いをこめてこのプロジェクトははじまりました。

ささやかな私たちの夢が、ここにささやかに花開くことを祈って。
まだ未来が続いていることを信じて。
       

(おわり)


2010-04-29 00:33 in ちょっとすてきな話 #

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