2008年4月7日 (Mon)
2008年4月6日 (Sun)
PIXYづくしの一日いつもの散歩道、もうそろそろ桜も見納めかなぁ。 兄から電話で「休日くらいゆっくり話し相手してくるから 今日は病院休んで良いよ。たまにはPIXYと遊んでやって」と言ってもらい 久しぶりに一日中PIXYと一緒に過ごした。 のんびり家の周りの桜並木を歩く。 カボチャとアボカドのおやつも作ってあげた。 PIXYは四六時中へらへら笑って、私にくっ付きっぱなし。 洗濯をたたむ膝の上に顔を乗せ、上目遣いに見上げる顔が可愛くて 「PIXY、可愛い~!」と抱きしめると興奮して、たたんだ洗濯物を吹っ飛ばす。 狭い廊下を掃除機と並んで歩くから、掃除がしにくい。 庭の草むしりをしてると、テラコッタの鉢植えから苗を3つも抜いた。 回覧板も一緒にお隣へ置きに行く。 トイレに入るとぴーぴー鳴くから、分離不安気味なのかと思い トイレの中から呼びかける。 出てきたら悪人顔してオモチャを破壊してた。 ぴーぴーは、なんやったん? 川に飛び込んではいけません。 夕方、父から電話で「PIXY監督、強いなぁ!連勝続きで2位か! 監督が代わるだけでエライ違いやなぁ!ぴくも喜んどるやろ!」と元気いっぱい。 別にうちのPIXYは、グランパスの順位も気にしてないし 監督から名前を貰った事も知らんよ(笑) 2位につけて喜んでるのは私だけ。 「グランパスもドラゴンズも強いらしいなぁ!」と嬉しそう。 兄がたくさん会話してくれたおかげやね。ありがとう。 退院してスポーツ中継を見るのも楽しみな様子。 明日また行くね。 PIXYと桜にパワーを頂いた一日。 明日は花散らしの雨になるそうだ。 |
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2008年4月5日 (Sat)
PIXYは公園はしご、父は転移なし!早朝から公園のはしご。 とりあえずボール投げ、今日も走る!走る! ひとつ目の公園は枝垂れ桜が綺麗。顔はボケボケ。 かなり走ったのに当然のように、いつもの公園にも行きたがる。 ふたつの公園で思いっきり遊んでから、朝食&洗濯干して病院へ。 昨日の先生のお話。 「苦しい思いをして注入した薬に効果が出なかった事で、退院がまた延びてしまい 大きなショックを与えてしまったようで・・・」と謝ってくださる。 確かに昨日の父は明らかに、へこみ現在進行形。 でも薬の効き方に個人差があるのは致しかたない事。 父は可哀想やけど、先生に謝ってもらう程の事ではないですよ。 でも先生はとっても明るい報告もしてくださった。 「CTとMRIの検査結果で肺以外のどこにも転移していませんでしたよ!」 兄と私で「良かったね~!」と言うと、父は嬉しそうに 「先生、頭は悪かったん違いますか?」と聞く。 「頭は悪いやろ!」と突っ込むと先生はまた笑われた。 ひとつひとつ時間をとって説明してくださる先生に感謝。 私達が帰った後、呼吸が苦しくなり先生に診ていただいたと電話してきた。 心配して今日行ってみるとベッドに父の姿が無い。 具合が悪くて検査にでも行ったのかと思ったら、よその見舞い客の方が 「外出許可を得て買い物に行ったよ!」と教えてくれた。 一人で車椅子でコンビニ(病院の敷地内)まで行くには坂がキツイ。 慌てて様子を見に行くと、やはり外で立ち往生していた。 走って助けに行くと「退院したあとの練習に買い物してきたで」と嬉しそう。 確かにティッシュを買ってきたようだ。 でも管と繋がってる大きなケースと、ティッシュ5箱を抱えながら 坂道を登ることが出来なかったらしい。 「行きは良かったんやけどな」と残念そう。 私が駆けつけた事を「なんで解ったん?テレパシーやな」と笑う。 どうやら昨日までのへこみは過去形に変わったらしい。 先生の転移が無かったと言う言葉のおかげやね。 熱も85度から7度7分へ。 良かったね、普通の人間並みになってきて。 まだ熱はあるけど7度代になって、頭もシャンとしてきたようです。 また来週、薬を注入してもらったら85度になるんかな、厳しいね。 でも取りあえず、退院後の事を考えるだけの気力が戻ってきたみたい。 退院したら、好きなだけ買い物でも散歩でも連れて行ってあげるからね。 ふたつ目の公園でお友達に逢えた♪ ボール丸呑みして手術したモーク。元気になって良かったね! 思いっきり走ろう♪ PIXYは投げてもらうボールに集中。 ジェリーちゃん、真顔で付いて来てるね~。 でもPIXYの暴走に、ちょっと引き気味(笑) 15:00に病院から戻り、スーパーに寄りPIXYをシャンプーした。 毎回しっぽを洗うと洗面器のシャンプーが、真っ黒の泥水になる。 PIXYを乾かして掃除をしたら日が暮れた。一日が早い。 父は毎日が長いやろね、それなのに先が短いと焦ってるんやろね。 焦って坂道の練習する事ないやん。 また明日も笑顔で車椅子、押してあげるからね。焦らんときや。 |
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2008年4月4日 (Fri)
PIXYの宝物家のすぐ隣は桜並木。 たくさんの人が、お花見に来てた。 カメラ忘れたから写メでにっこり。 今日はまた先生のお話があり8:30頃出かけた。 先日、注入していただいた薬が効かず相変わらず肺に水がたまる。 来週もう一度、同じ薬を管から注入する事になった。 退院はもう少し先になりそうな感じですね。 携帯構えた隙に、なんか咥えた? これ何? じゃじゃん!桜の枝の葉巻。 放さず家まで猛ダッシュで帰宅。 拾うサイズが毎日デカくなってるやん。 もう少しマシな宝物はないんか? |
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2008年4月2日 (Wed)
父の様子父はずっと熱が引かず苦しそう。 月曜日、管を通す穴を脇腹に開け肺から水を抜き始めた。 その水が濁っていて感染源になって発熱した可能性があるとの事。 水が抜けきれば熱も引くのでは・・・と期待している。 「熱が85度もあってなぁ」と父は言う。 「85度!?大変やねぇ!もうすぐ沸騰するやん」と言っても 父は苦しくて自分の間違いにも、つっ込まれた事にも気づかない。 その代わりに、優しい先生がまた顔を真っ赤にしてクスリと笑われる。 当然あと15度で沸点に到達するほど発熱するはずもなく、8度5分ですけど。 体力の無い人間が連日8度を越すのは、やはり苦しいだろう。 昨日注入する予定の水が溜まらない様にする薬は、発熱の為一日延期し 今日注入して下さった。 やっぱりまた熱が出た、まぁ仕方ないね。 発熱続きで気弱な事を口にする父。 まぁ、そんな時もあるやんね。 私は父に同調して優しい言葉をかけたりしない。 ふん、ふん、ふ~ん、と聞き流す。 私ばかり甘やかして父にとって良い人になると、先生や介護師さんがやりにくくなり 迷惑をかけてしまう気がして。 鬼のように「大丈夫、大丈夫!このくらいで死なへん!」と相手にしない。 父が弱音を吐くと、こっちまでへこむけど、まぁ、そんな事があっても仕方ない。 末期癌なんやからね。 笑って最期まで見送るから頑張って!と心でエールを送る。 そんな事くらいしか出来んのですわ。 ま、熱が引けば気丈な父に戻るでしょう。 |