掃除請負人
うちの暢気な同居人(夫)は、コロナの自粛で町内のゴルフ同好会も休みが続き、 さすがに朝から晩までソファに座ってテレビを見るのに飽きたのか、 ちょこちょことよく庭に出る。
雑草取りや水遣り、サツキの花の枯れ落ちたのを始末したり、 今朝は鉢植えの君子蘭がきれいな花を開いているのに気づき、大騒ぎだ。
近頃は庭木の落ち葉が気になり、せっせと掃除をするようになった。 風の強かった日の翌朝など、私が「さて・・・」とほうきを持って玄関に出てみると、 ポーチも石階段もみんな綺麗になっている。 夫の仕業だ(なんて言い方したらワルイよね、イイコトしてんだから)。 「あれ?」と驚いている私に得意満面だ。
それが嵩じて、散歩の時に道端に吹き寄せられている枯れ葉まで気になりだした様子。 歩き疲れて途中の石垣に腰を下ろして一休みしていると、 「おれ、箒持ってきて掃こうかな」とかいう。 「え?」「あんなに溜まっとう」「え~? もう病気だね~、病気」「そう」 掃除依存症、といって2人で笑ってしまう。
掃除も依存症は困るけど、請負人なら大歓迎。 コロナが収まっても掃除請負人は継続してくださいね。
2020-05-14 13:10 in 日常
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