空がくっきりと晴れて気持ちいい。
こんな日に家にいるのはもったいない、と思い立ってドライブに出ることにした。
数日前、ローカル・ニュースで志賀島・海浜公園のコキアが見ごろだといっていた。
都市高速を通ればそう時間はかからないだろう、とお昼を食べてすぐ出発。
40分ほどで到着した海浜公園はすごく広くて、整備されているのにまずびっくりだ。
お目当ての4000株のコキアがもこもこと頭を寄せて、風に吹かれて、
まるで賑やかにお喋りしているみたい。
淡いえんじ色から濃い赤紫まで(中には薄緑色のも交じって)、もうほんとに綺麗だ。
コキア (画像はネットからお借りしました。) 「彩りの街」という名の一角は、色とりどりの花々の陰を覗くと、あちこちに大小の
ハロウィン顔のかぼちゃが置いてあって、大きな口を開けてニカッと笑っている。
妖精が窓からこっちを覗いている。
ここはペットOKらしくて、とんがり帽子をかぶせられたワンコがお座りして、
いい子でポーズを取って、写真を撮ってもらっている。
「花座敷」という名の一角は、サルビアやキク科の花の大きな大きな花壇だ。
小高い丘の上の展望台に上ると博多湾が間近に見える。
平日というのに若いカップルや幼い子供連れの家族の姿が多い。
もちろん私たちのような老人夫婦も。
長い長い滑り台やロープを編んで作ったチューブ(子供がもぐってくくり抜けるのかな?)
や、遊び道具もたくさんある。もうすぐ5歳になる孫娘が喜びそう。
広い芝生の空き地では若いカップルがボールを蹴って遊んでいる。
ミニテントを張っている家族もいる。
ブラブラ歩いているだけで楽しい。
あ、向こうのほうにちょっと変わった滝が見える。
でももう今日は足を延ばすのはくたびれた。
よくよく眺めるのはこの次にしよう。
風がさやさやと吹き、木が光を受けてキラキラ光る。
あちこちの大池の水面が揺れる。
あー、いい命の洗濯になった。