Diary

週に一度の買い出しに出かけたら、スーパーの前で声をかけられた。
「血管年齢を測ってみませんか」
女性が３人、ニコニコして立っている。生命保険会社の人たちらしい。

夫と２人で椅子に腰かけ、
机に置いてある小さな器具に人差し指を入れた。
もしかして変な数値が出たらどうしよう。ちょっとビクビク。

前にある小さなモニターに波線グラフみたいのが出ている。
１分？　２分？　けっこう長く感じたけど、それほどでもないかな？
「ハイ、出ました。お歳は？」モニャモニャッと答える。
「おー、血管年齢〇〇歳です」

うひゃ、嬉しい。10歳も若い！
夫も８歳若い数値。

ついでに血管点数なるものも出た。私が56点、夫が55点。
40～59が「平均的な状態」で、60～79が「かなり優秀」なのだそう。
私ら夫婦は平均的とはいえ「かなり優秀」に近い、と自画自賛。
自惚れて、いい気分で買い物を済ませた。

血管って体中をめぐってるわけだし、それがいい状態と分かって、
これからの超忙しい年の暮れも元気に過ごせそう。