2020 08月 30日

夏が行く

あと1日で8月が終わる。
9月になれば秋・・・、と以前ならごく自然に思えたものだけれど、
残暑にふーふー言いながら、それに夏の名残りを感じたりして・・・。
8月生まれの私はそういう夏の風情が好きだった。

でもここ数年、毎年毎年「命を守りましょう」的アナウンスとともに猛暑予報が出されて、
風情もなにもあったものじゃない。
予想気温が35度を切って、33度とか34度だとちょっとホッとしたりして、
日本のあちこちで40度近い気温になるのがそう珍しくないって、やっぱり異常だ。

でも同時に、年々暑さが耐えがたくなっている気がするのは
こっちがそれだけ歳を取っている証拠なんだろうな、と思ったりもする。
身体も心も弱くなっているのを感じる。

若い頃は気力で振り切れたものが、そのままドスンと心に落ちて、
なかなか退(の)いてくれない。
歳を取るって、そういう自分とどう折り合いをつけ、受け入れていくのか、
ということなのだろう。

首をすくめて、猛暑に「マイッタ~!」と白旗を掲げながら、
そんなことをつらつら考える夏の終わりなのでした。
(まだ言ってる~。終わってないって。)
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