2014年4月27日 (Sun)

「急変するかもしれない風に厳重警戒しつつ、6週目やっと日曜日が飛べた。強風のち安定、700~1000m 2~5時間」


晴れでいい積雲も出ていたが、私が張った結界(?)がいつ西からの停滞前線を伴っ
た低気圧に壊され、積雲が発達して強風や雨を降らすような激変するコンディションに
なるかもしれないと不安に思いつつ、12時頃TOに上がってみると、関東方面のビジ
ターさんやタケさんなど10人位のフライヤーが一人テイクオフしていったフライヤの
飛び方を見守っていた。TOの風は南から南東で5~11m位吹いており更に強くなる
可能性もあった。12時半頃テイクオフしたEN-Bのグライダーは、上昇しながら徐
々にバックしてゆき、10分位してやっとアゲンスト側に戻って来れた。

TOの風・・・12時頃~2時半 晴れ南東~南 5~11m(強い時は常時7~9m)
          稜線から200~300m位南でフライトすれば危険性なく
         ソアリングできた。飛んでいる人4~5人

       2時半頃~5時過ぎ 曇り 南~南西 3~6m
          テイクオフにいたフライヤー全員普通にソアリング

ソアリングできた時間帯・・・技術・グライダー等により12時頃~5時以上
               2時間~5時間ソアリング可能
高度・・・700~1000m位
アウト&リターン・・・2km位 距離を伸ばそうとしているフライヤーは少なかった。
            ローリング練習を30分以上熱心に続けているフライヤーも
           いた。
フライヤー・・・10数人(ビジター8~9人)
アクシデント・・・なし
2014-04-27 19:28 in パラグライダー #

2014年4月26日 (Sat)

「1000~1350m 2~11km 5時間」


晴れのち薄晴れのち高層雲や積雲発達し曇りのち5時半頃から小雨が降りだす。

久しぶりに再会するSYさんとサブランそばの高速下で待ち合わせ、道路規制に従って
上がろうとすると、警備の人が来て、「今事故で道が通行止めなので、この道から上が
ってください」と指示があり、混雑するときは下りに使う道から上がっていった。
12時前TOに着くと風は正面~やや南東の風2~6m位でいつでもソアリングできる
状態だったが、パラソルを差す穴をノミとカナヅチで空ける作業があったのでそれを済
ませてワガ用のシグマ7飛び立った。TO前のブローに合わせてテイクオフしたので、
そのままワンサーマルで1000mまで上昇でき、南に出した後戻ってきて少々ウオー
ミングアップをし、トップランした。事故の関係で遅くなっていたクラブ員やビジター
も次々テイクオフに現れ始めた。

TOの風・・・11時頃~3時頃 晴れのち薄晴れ 南~南東 3~10m
          強い時は、6~8mで安定してしまう時間帯が30分以上続くとき
         もあった。
       3時頃~4時半頃 積雲が多くなり曇り 南~南西 3~8m
          5~7mのやや強い時間帯と2~4m位の弱い時間帯が現れ、風
         向きも南西系に変わり、ワガなどはやりにくかった。
          この時間帯にトップランアプローチをしたり、トップランする人
         がいた。
ソアリングできた時間帯・・・11時頃~5時頃(5~6時間)
高度・・・1000~1350m
アウト&リターン・・・2~11km
            
   エンツオの若さんが、鷹羽ヶ森のリターンに成功し、3時間40分もサーマルソ
  アリングし、4時過ぎトップランで締めくくった。

フライヤー・・・14人(ハング0人 ビジター8人 SYさん)
          SYさんも2時間位ソアリングしていた。

アクシデント・・・なしだったが、360度急旋回のワガミスで木にグライダーをかけ
        回収20分。コロちゃん補助ありがとう。
         
   原因: 南西の風向きでワガ練習をすると、乱流や風の急変が多く、それを分っ
      たうえで練習していたが、予想以上の変化があり、結果として360度タ
      ーンがイメージラインより大きくなり、東の木枝の端にハーネスがあたり、
      回転が止まった。
   反省: 南東風ではミスが少ないが、南西風ではミスの可能性が高まるので、南西
      風のときには360度急旋回の練習を止めるか、又は、安全マージンを多
      くとる練習にするか迷っているところ。
       この練習をしなければこのミスはゼロだが、しかし、練習しなければ技術
      の向上や楽しみや成功の感動もない。
       まだまだ風を読む能力やグライダーコントロール技術が不十分だという
      こと。
       「 所詮人間は、鳥にはなれないということか? 」
      しかし、「 なれなくても、近ずけるはずだ! 正しい練習をすれば! 」
2014-04-26 19:25 in パラグライダー #

2014年4月25日 (Fri)

「900~1600m 3~5km 7時間以上


朝から太陽の光が降り注ぎ快晴。今日は11時頃にTOに上がろうと思い登山道を
走っていると、高知新聞の記者から電話があり、新聞記事のことで色々長話をしてし
まい結局11時半頃になってしまう。風はすでに正面3~7m入っており、いつでも
サーマルソアリングができる状態だった。南の50~100km位前方の太平洋上で
は、雄大積雲も発生しており、またTOの空気が妙にやや冷たく、大きなサーマルの
発生を予感させた。TOではすでに3人の人がスタンバイOKで、その後すぐ3人と
も飛び立ち、20分ほどもすると順調に高度を上げ、3人とも1300mを越え、最
終的にはトランゴXCが1600mまで上げた。
 すぐエッジで飛び立つつもりだったが、珍しくTOでおしゃべりしてしまい、12
時半頃の飛びだしになってしまったが、1400m弱まで上昇でき、春野方面のサーマ
ル調査に出かけることができた。

TOの風・・・11時前~12時半 正面(南南東)~南東 3~8m
       12時半頃~4時50分 正面に南東・南西混ざる 4~10m
                   
         強い時は、6~9mで安定してしまい、トップランをしようとして
        TOに近ずくと、ゴーという音とともにすぐさま50~200m
        上昇してしまうことが多かった。2m位の黄色い東の吹き流しはほ
        とんど逆立ち状態で、激しく尻尾を振っていることが多かった。
         3時半頃からはエリア内に美しい積雲ができ始め、6時頃までその
        積雲の周期があちこちで見られた。雲底幅200~800m。

       4時50分~5時半 正面及びやや南東・南西 3~5m
       5時半~6時50分 正面 2~4m 
                 7時でもソアリングできた可能性は高い。

ソアリングできた時間帯・・・11時前~7時以上かも(7時間は確実)
高度・・・900~1600m それ以上のサーマルもあったかも知れない。
サーマル・・・時間帯・場所・高度により色々な形があったらしい。

  私がエッジでトップランをしようとした1時半から2時頃には、TOのアゲンスト
 側のTOを中心とする半径1km以内の半円内の面積のうち、80%位がリフト面に
 なっており、何もしなくてもその辺を飛んでいると600~800mに上昇してしま
 う状態だった。スパイラルや大きな翼変形をせずに、ごく普通のパイロットのように
 ソアリングだけでトップランアプローチをしてみようと考え、シンク面を探して高度
 を下げ、2回トップランをしようとしたが安全なトップランができず、結局、深い両
 翼折を使って高度を調節し、TO中央で構えた人を避けランニングトップランをした。

アウト&リターン・・・TOから3~5km
フライヤー・・・6人

飛んでいた一部の人のコメント
 ①グラジエントのオニキス
    +8m/sのサーマルを体験してしまい、コクゾウザンで怖い思いをして以来2
   回目の怖いという恐怖心を覚えた。EN-C(DHV2)の中古グライダーに
   しようと思っていたが、まだ、DHV1~2でいいと本気に思った。

 ②トランゴXC
    今日は3時間以上サーマルソアリングをし、ハゲ川(TOから3km)まで
   何度も行くことができ、ハゲ山を越えて宇佐方面にも行きたいと思ったが、
   戻って来れないだろうと思って行かなかった。

アクシデント・・・なしだったが、トップランミスで2人がグライダーを木に引っか
        けた。回収に15分ほどがかかり、ラインの傷や糸のほつれがあった。

(私のフライト)・・・のべ3時間位
 ①12時半頃~2時頃 1時間半 サーマルソアリングとシンク探しのトップラン
 ②3時頃~5時半   1時半位
    ワガの練習予定だったが、TO周辺の上昇風が予想以上に強く、ウイングオー
   バーでもなかなか高度が下がらないことが多かったため、苦手な左回りのバーチ
   カルスピンの練習などを5~6本しながら、風の弱くなるのを待ち、その後、
   鯉のぼりタッチの練習を30分以上してあるコツをつかんだ。これからは、タッ
   チの確率がかなり上がるはずだ。

    今日は、パラソルを差し込むテーブルへの穴開け作業と高度な技術の話をいくつ
   かした。例えば、
    ①コンペ機がクラバットしたときの安全な直し方 2種類+α
    ②ローリング・ピッチング・ヨー方向を自在にコントロールするためには
     どうすればよいか?
    ③グライダーをコントロールするためには、何をどう使うか?
      1:体重移動(体のどの部位を使い、どの方向に・どれだけの強さで・
             どの位の速さタイミングを合わせればよいか)
      2:ブレーク操作(右左のテンションバランスをどうすればよいか)
      3:遠心力(自分で意図的に作り出した力で、必要な方向に必要な時間
            だけコントロールする。アクロバットフライやーは、意識的
            無意識的に使っている。)
      4:作用反作用の力(空気をキャノピーで強く押すと「作用」、キャノピ
                ーは空気から瞬間的に同等の力で押し返される
                「反作用」)
         4の力のことは、まだ誰にも話したことがない。私は、作用反作用
        の力を、リッジで速く上昇させたい時に時々使う。どうやって使うか
        はまたそのうち機会があったら話すかもしれません。

    ④失速させずにホバリングさせるためには、どんな操作をすればよいか?
    ⑤垂直降下トップランはどうすればできるか? などなど
2014-04-25 19:23 in パラグライダー #

2014年4月24日 (Thu)

「800~1000m 2~3kmか 約6時間 第2回鯉のぼり撮影会」


晴れのち10時頃から曇り、のち2時頃から再び晴れた。11時頃にTOに上がる
予定だったが、曇ったことと準備に時間がかかってしまいTOに上がったのは12時
を過ぎていた。タケさん夫婦がグライダーを組みながら「お早う!」と声をかけてきた。
今日も多数のアマチュアカメラマンが集まり、すでにカメラの準備をしていた。代表のKさんに挨拶すると、Kさんが慌てて近づいてきて次のようにお願いされた。
 「太陽の周りに日傘ができているので、急いで飛んであの輪の中に入ってほしい」
 ということで、急いで準備しすぐ飛ぶことになった。

TOの風・・・12時~2時頃 曇り 南    2~5m
       2時頃~4時半 晴れ 南~南西 4~8m(強いブローは7~9m)
       4時半~6時頃 晴れ 南~南西 3~5m トップランしやすい風
ソアリングできた時間帯・・・多分11時半頃~6時頃(約6時間)
高度・・・800~1000m
アウト&リターン・・・TOから2~3km
フライトの様子
  1時過ぎからみなさん次々にテイクオフし、1~2時間のサーマルソアリングを
 楽しんでいた。トップランを狙ったフライヤーは、一人はトップランし、もう一人は
 1時間以上アプローチを狙っていたが、風が強すぎすぐ20~50m上昇するため4
 時頃諦め河原に飛んで行った。

フライヤー・・・7人(うちハングのビジター2人)
アマチュアカメラマン・・・16人(内10人は今日初めて来た人だった)
              カメラクラブの会員は、80人もいるとのこと
タンデム・・・2人(64歳と78歳の元気な女性)
        いつもより風が強かったため、4時頃からそれぞれ15分~20分
       高度400~500mでリッジ・アベントソアリングをし、手元の望
       遠レンズ付きカメラで空撮を楽しんだ後、トップランで本日のソアリ
       ング終了。

アクシデント・・・なし


(私のフライト)・・・のべ2時間半
  ①12時半頃~1時過ぎまで、オメガ7で日傘の中とリフトの調査
  ②1時40分頃~3時頃まで2回、シグマ7で5連鯉のぼりで躍動感のあるフライト
  ③4時頃~5時過ぎ、2人タンデム
2014-04-24 19:17 in パラグライダー #

2014年4月23日 (Wed)

『1881m 初太平洋(宇佐)アウト&リターン』


天気快晴積雲できず。12時半頃2人でTOに上がると、南3~5mのように見え
たが、南東や東サイド風が混ざり、もう少し様子を見ていると、北や北西のホロも
混ざり始めたため、しばらく様子を見ることにした。

TOの風・・・12時頃~1時頃   南東・西~北~北東のホロ混ざりゴチャゴチャ
                 だが、5分に1度位で南1~3mのブローあり
                  トンビはソアリングしていたので飛べたはず。
       1時頃~2時半頃   南~南西 2~6m
       2時半頃~4時過ぎ  南西   4~8m
       4時過ぎ~5時半以上 南西   3~5m
ソアリングできた時間帯・・・多分12時前~6時頃(6時間以上)
高度・・・2時頃グランドの真ん中で1881m
アウト&リターン・・・初太平洋(宇佐 TOから8km)
           太平洋や浦の内湾や高知市街の景色が素晴らしく美しかった。
フライヤー・・・2人
ギャラリー・・・若い女性2人
アクシデント・・・なし

トップの写真は、ホグマップの衛星写真と軌跡
2014-04-23 19:15 in パラグライダー #

2014年4月19日 (Sat)

「800~1250m 3~5km 5時間以上」


大陸に1026ヘクトパスカルの高気圧の中心があり、四国上空の等圧線もかなり
狭かったので、天気予報の多くは晴れで南系3~5mのアゲンストを予想していたが、
同じような天気図で何度も裏切られていたのであまり信用していなかったが、結果は、
いいサーマルまずまずのアゲンストだった。

TOの風・・・11時頃~1時半頃 晴れ  南東~南 3~6m
       1時半頃~2時半頃 薄晴れ 南東系一時東 2~6m
       2時半頃~3時半頃 曇り  南~南西   3~6m
       3時半頃~     曇り南西系 いつまでソアリングできたのだろう 
 
ソアリングできた時間帯・・・11時頃~4時以上(5時間以上)
高度・・・800~1200m強
       1時的に積雲ができた時の雲底1500m前後で、1000m位から
      逆転層のような水蒸気のモヤがあり、薄い水蒸気の中を飛ぶことがあった。

アウト&リターン・・・TOから3~5km
   13kgオーバーのシグマ7でも、南東のアゲンスト方向に弱いリフトラインが
  できていて、赤門(6km)のすぐ手前まで延ばすことができたが、帰りにシンク
  に会うと山に戻れなくなる高度まで下がったため、帰りのラインどりを慎重に選ん
  だ。今回は大きなシンク(ー3m/s)を避けれたので結果的に楽に戻れた。

ソアリングの様子
   ハングの人は2時頃まで風の様子見をしていることが多いが、今日は珍しく1時
  過ぎまでに5人全員テイクオフし、それぞれ高度を上げてソアリングしていた。
   テントで休憩後の2時頃空を見上げると、7機飛んでいたはずのグライダーが
  1機もいなっくなっていた。多分風向きが東のサイド風に変わったらしい。

フライヤー・・・8人(ハング5人 ビジター4人)
         今日は、タケさんやさしOさん達も来ていた。
        皆さんは、今日の風をどう感じたのだろう?
アクシデント・・・なし

サブラン・・・今年度最初の草刈り。 クラブ総会で意見があった場所を、自主的に
       川Dさん刈ってくれました。おつかれさま!

写真は、12:54のTOの様子。
     右の赤い服のおばあちゃん(推定75歳位か?)が空を飛んでみたいという
    ことになり、天気が良ければ5月1日か2日にタンデムをすることになった。

(私のフライト)
  ①12時頃~1時頃 約1時間
     南東の風だったので向きが南系に変わるまでは700m以上のサーマルは発生
    しにくいと考え、ハングも5機TOの北に並んでいたのでシグマ7で特殊トッ
    プランの練習をしようとテイクオフしたところ、ミツバチの箱の谷からのサー
    マルをキャッチし、サーマル幅を丁寧に意識しながらセンタリングしていると
    1200m以上までサーマルが伸びていた。高度が700m位ならスピンや
    サットをしたと思うが、思った以上に高く上がったのでその高度をアウト&リ
    ターンに使った。
  ②2時頃~3時半 1時間少々
     南東系3~6m位だったので、そこそこのワガ練習ができるだろうと思い
    ハンドスライドや鯉のぼりタッチなどの練習を始めると、2時半頃から急に
    南西系に風向きが変わり、風の強弱やシンクや乱流が多くなるため、いいワガ
    練習ができなかった。今日は、ミミさんも来ていたのでビデオ撮影してもらい
    自分のワガ練習の分析や動画での私の練習風景を公開する予定だったがまたダ
    メになってしまった。残念!
     今日は、予定ができて3時40分にフライトをやめた。
2014-04-19 19:07 in パラグライダー #

2014年4月17日 (Thu)

「700~800m 2~3km 約5時間」


天気・風向・風速ほぼ天気予報通りで、高気圧に覆われ晴れ積雲できず、上を見上
げると青空だが水平方向を見ると水蒸気が多いため、白い空だった。積雲ができない
ため、ただでさえ見つけにくいサーマルの発生場所・時間・規模を経験知に基ずき予
測しなければならなかった。自動車教習所や消防署でのサーマルのタイミングが合わ
ず、グランドでのつなぎがうまくいかなかった。

TOの風・・・12時頃~1時頃 南東   2~5m
       1時頃~3時頃  南東~南 4~7m 南東7割 南3割
       3時頃~4時以降 南東~南 3~5m
ソアリングできた時間帯・・・多分11時頃~5時頃(約6時間連続ソアリング可能)
               ソアリングしたのは12時過ぎから4時頃・4時間
高度・・・700~800m
サーマル・・・発生頻度:1時間に700m以上は2~4本
       乱流の程度:始めは穏やかだったが、時間がたつと多少グラグラもあり
アウト&リターン・・・TOから2~3km
フライヤー・・・5人
トップラン・・・不安定なトップランも含め、5人中4人トップラン。
アクシデント・・・なし

(私のフライト)
  ①12:10~1:30 オメガ7でサーマルソアリング 1時間20分
     トップラン後昼食と仮眠1時間
  ②2時半過ぎ~4時頃 1時間少々
     13キロオーバーのシグマ7で、特殊トップランやワガや鯉のぼりタッチ
    の練習をするつもりだったが、風速4~5mなのに風力が6~7m位あるこ
    とに加え見た目以上の風の乱れが多く、考えていた練習の3割程度しかできなかった
2014-04-17 19:02 in パラグライダー #

2014年4月16日 (Wed)

「終日曇り 10分~30分のソアリング 2本」


天気予報は南系3~5m位だったがまったく外れ、朝から終日曇りだった。
午後2時頃から極わずかに薄い影ができる程度の太陽の光が差す時間帯が10~20分
あった。TOの風は、1~2mのアゲンストが入っているもののそれ以上の風は吹かず
テイクオフしてもジリジリ下がるでけと判断し2時頃まで太陽が出ることを期待して待
ったがダメだった。ただトンビはTOの前や石土の森の前から発生した弱いサーマルで
500~600m2回上昇していた。
 フライヤーは3人で、リッジや極弱いサーマルで粘り、10分から30分のソアリン
グを2回してサブランに降りた。
 私は、30分ずつ2本ソアリングし、ゲイン20m、石土の森周辺とアマサキの
工場?のリフトで粘る飛びをした。工場の屋根には太陽光発電と思われるパネルを張り
付ける作業をしていた。もともとサーマルのトリガーだったが、これでもっとサーマル
の発生確率が上がるのではないだろうか?!


2014-04-16 19:05 in パラグライダー #

2014年4月15日 (Tue)

700~800m 約5時間 5連鯉のぼり空を泳ぐ


今日は、先週から依頼のあった高知新聞のカメラマン兼記者からの「空飛ぶ鯉のぼり
の写真が撮りたい」という要望を実現することにした。
 きっかけは、Kさんというアマチュアカメラマンが高知市で個展を開いているところ
へ記者が見学に訪れ、昔Kさんが撮った私の鯉のぼりフライトの写真を展示しているの
を見て、5月のゴールデンウィーク頃に新聞記事にしたいと言い出したことらしい。
 Kさんが所属するカメラクラブの人々も鯉のぼりの写真を撮りたいということで、数
人から多かったら10人位来るかもしれないということだった。12時にTOで待ち合
わせることになった。

天気、土佐市が高気圧の下に入り終日快晴、積雲できず。
TOの風・・・12時頃~3時頃 南時々南東3~7m 強い時には、5~8m
       3時頃~5時頃  南~南東 2~5m 弱い時には1~3mもあり
ソアリングできた時間帯・・・多分11時頃~5時頃(約6時間)
高度・・・700~800m
サーマル・・・多分700m以上のものが1時間に2~3本発生していたことだろう!?
フライヤー・・・7人(関東からの夫婦のビジターさん2人)
         映画「県庁おもてなし課」を見て高知に来ることを決めたとのこと
ギャラリー・・・アマチュアカメラマン14人と新聞記者1人
         
  アマチュアと言っても数十万円もしそうなカメラと大型の望遠レンズを持ち、三脚
 にしっかり固定し被写体を凝視している姿は、すでにアマチュアとは言えない雰囲気
 がありました。2回で1時間半ほどの鯉のぼり撮影の後、新聞記者の人に何枚撮影し
 たかと聞くと、デジカメ+連写のため500枚位と言っていた。15人が撮影してい
 たので、5000枚位のシャッターが切られていたのだろうか?
  私がこの日の写真で期待していることは、ハーネスに紐でくくられた大小5匹の
 全長20mの鯉のぼりがパラに引っ張られて直線的に飛んでいる平凡な写真ではなく、
 『一匹一匹の鯉のぼりがまるで生きているかのように躍動感にあふれ空を泳ぎまわっ
 ている写真』を撮って欲しかった。
  躍動感あふれる生きた鯉のぼりにするためには、フライトを直線的にせず、
多くの  フライトを曲線的にするように心がけた。合わせてカメラマンからの要望で、背景に
 土佐市の街や仁淀川を入れたいと言うことで、TOよりも数十m低い高度でのピッチ
 ングやローリングや180度急旋回などを取り入れたフライトをした。
 TO周辺や上空では、ローリングやウイングオーバーや180度急旋回などを多用し、
 600m位からスパイラルのちバーチカルスピンも1回したがどのように写っている
 ことだろう? 何枚か写真をもらえることになっているので、この掲示板でも紹介す
 るかもしれない。
  この日撮影に来れなかったカメラマンがいるということで、天気を見ながら来週以
 降もう一度鯉のぼり撮影会を開く予定。 来週の水・木がアゲンストが入りそうなの
 でそのあたりになるかもしれない?

アクシデント・・・なし

(私のフライト)
    フライヤーとカメラマンの接触を避けるためTOでのカメラマンへの注意の後
   フライヤーに自己紹介をしてもらう。
 ①12時半~1時頃 パラの操作説明とアクティブデモフライト 30分
   (昼食と打合せ)
 ②1時50分頃~3時過ぎ 2回鯉のぼりフライト 1時間少々
   (やや丁寧なタンデム説明)
 ③4時頃~4時半 新聞記者のタンデムフライト 20分
          
   トップの写真の女性が新聞記者(独身 34歳 167cm 55kg)
   4;38記念撮影  偶然私と同じ誕生日だった。
2014-04-15 19:34 in パラグライダー #

2014年4月11日 (Fri)

「曇りだが700~1100m 約4時間」


 天気予報は、すべてが晴れで南系3~5m位の予想になっていたが、結果の天気は、
午前中弱い影ができる程度の薄晴れで、12時半頃からは全天曇り空になってしまった
が、サーマルも発生し、景色は良くないものの普通にソアリングするには問題ない程度
に飛ぶことができた。

TOの風・・・12時頃~2時頃 南の風だが南東も混ざり、のちに南西系の風に
                変わる。2~9mと風速の変化大きい。
       2時頃から15分ほど、突然西サイドの風1~3mに変わり、6人中
       2人トップランし、4人ランディングしてしまう。
        なぜ変わったか、原因不明?
       
       2時20分頃~3時40分頃 南西3~6m
       3時20分を過ぎるとリフトが弱り始め、飛んでいた3人全員徐々に
       高度を下げ始める。

空域の風・・・南西系4~6mだったが、高度が上がるともっと強くなっていたのでは
      ないだろうか。

ソアリングできた時間帯・・・多分11時頃~3時40分 約4時間

高度・・・700~1100m 1時半頃1100mのサーマル1人ヒット

乱流・・・600m位から冷たい空気の層があり、その前後から向きの定まらない乱流
    が多くグライダーがかなりグラグラ揺らされたが、潰されることはなかった。

フライヤー・・・6人(ビジター 大阪から1人)
         大阪からのビジターさんは、結局4日間飛んで、大変喜んで帰って
        行った。
        
  4日間のうち2日は曇りで、2日は晴れだったが、1日中東サイドのリッジソアリ
 ングになり、高岡らしい普通のサーマルソアリングの日は、1日しかなかったが、
 4日間とも4時間以上のソアリング時間があったので良かったのではないだろうか。

アクシデント・・・なし

私のフライト
  老化のため体がしんどく、横になって休み休みフライトした。曇りのためサーマ
 ルソアリングはやめた。主な練習は、スピン 2本・ループへのアプローチ4~5本
 ・鯉のぼりへのタッチ・特殊トップラン少々など。
  スピンではなく、ヘリコを完成したいのだが、シグマ7ですると、3回転前後で
 回転を継続できなくなり、回転を継続するコツがなかなかつかめない。
  ループへのアプローチは、現在水平から45度位まで来ていると思うが、それ以上
 はもっと強力な遠心力をつくりださないといけないので難しい。半端な遠心力のまま
 跳ね上げてしまうと回転の途中でラインテンションがゆるみ、グライダーが大潰れし
 たり、想像したくないことが起こる。
  鯉のぼりタッチの練習を1時間位するつもりだったが、風が弱まりほとんどできな
 かった。
  久しぶりにサブランにランディングすると、感覚がずれていたようでターゲットに10mもショ ートミスしてしまった。
2014-04-11 18:55 in パラグライダー #

2014年4月9日 (Wed)

「普通の高岡 700~1000m 2~3km 5時間以上だった!」

天気晴れ、4人が車2台に分れて12時頃TOに上がると、南から南東の風3~6m
位だった。私の2番弟子石○さんが、初級機カーボンからDHV2~3だが限りなく
DHV2に近い中級機オメガ6への乗り換えることへの不安の払しょくと潰れ等に対す
るグライダー特性を目の前で確認してもらうため、石○さんにハーネスとグライダーを
セットしてもらい無線で予告説明を入れながら20分ほどマヌーバテストをして、
ウイングオ-バートップラン。
  
  左右の翼端折り・両翼端折り・片翼折30~40%・片翼折50~60%
  センター30%Aスト・Aスト・ローリング・ウイングオーバー・ピッチング
  (スピンとフルストールは、高度を上げるのに時間がかかりそうだったため
   テストせず)

TOの風・・・南系が中心 3~7m 強い時は5~8m
        3時半頃までは風がやや強めのため普通のトップランはできない。
        近ずくと20~100m上昇してしまう。
ソアリングできた時間帯・・・多分11時頃~5時以上(6時間以上)
高度・・・700~1000m
サーマル・・・1時間に700m以上は、2~4本
       発生場所は、石土の森・モトクロス場・アマサキ・河原など
       乱流の程度:春としてごく普通
ソアリングの様子
  オメガ6:1時頃~3時半頃まで、2時間半サーマルソアリング
  ウルトラライト:1時前~4時頃まで、3時間サーマルソアリング
  ゼニス:1時頃から4時頃まで、トップランを繰り返しながらソアリング
  オメガ7:12時過ぎから4時過ぎまで、トップランと休憩を繰り返しながら
       サーマルソアリング及び特殊フライトの練習 

フライヤー・・・4人(ビジター大阪から1人)
アクシデント・・・なし

5:06 気温が下がり、稜線やグランドにサーマル雲が発生し始める。
この写真の雲は、3~5分ほどして積雲が分解し始めたときの写真
 全員飛び疲れて、帰り仕度をしていたので、これらのサーマルの中に飛びださなか
ったが、狙っていれば雲底に到達できた可能性は高い。
2014-04-09 18:53 in パラグライダー #

2014年4月8日 (Tue)

「まさかの終始東サイドの風 ガチガチリッジソアリング4時間、


天気予報は、晴れ南系3~5mで普通のサーマルソアリングのはずが、天気図がは
ずれ気圧配置が特殊になったため、快晴だったが厳しい厳しいリッジ条件でのフライト
になってしまった。 12時過ぎ、4人でTOに上がると南東系の風に時々東が混ざるよ
うな風だったので、とりあえずソアリングはできるだろうと思い急いで準備し、10数
キロオーバーのシグマ7でテイクオフしたのだが、・・・。
 
TOの風・・・12時~4時頃 東サイドの風 1時間に5~10分ほど南東 3~8m
高度・・・-150m~+50m ほとんどの時間TOより低い所でソアリング
ソアリングの様子
  リッジ面のリフトはほとんどが+5m~20m位の1時的なものがほとんどで、
 リフト幅も50m位のわずかのものが多く、清滝寺まで高度を落として10分~20分
 リッジソアリングでリフトを待ち、400m以上に回復したらTOまで戻ってくる
 ようなフライトを何度か繰り返した。 
  2時過ぎまでソアリングしていたフライヤーは2人、その他はそのうち南系に変わ
 るだろうと遅くの時間まで期待して待っていた。私もそのうち変わるだろうと思っ
 ていた。
フライヤー・・・8人(ハング2人 ビジター3人)
         2人テイクオフせず下山した。
アクシデント・・・なし
2014-04-08 19:00 in パラグライダー #

2014年4月7日 (Mon)

「多分800m 1~2km 4時間位だろう」


午前中から晴れのち薄晴れ、午後1時頃から曇り。TOの風向・風速は、南から南東
2~7m位で風の強弱もやや大きく、2時頃には東南東のサイド的な風やリフトの弱る
時間帯もあり、フライトしていた3人中2人がランディングしてしまった。
その後3時頃までソアリングできたが、3時以降は南東から東のサイド的な風に加え
日照がないこともありリフトが更に弱り、3時半頃テイクオフした2人は、サブランへ
のぶっ飛びになってしまった。
 多分サーマルソアリングをいしていたら、11時頃から3時頃まで4時間連続フライ
ト可能で、高度は800~1000mで、アウト&リターンは稜線周辺の2~3kmと
南のグランド方向1~2km位ではなかったかと思われる。
 フライヤーは、5人で、内1人は大阪からの高齢のビジターさんで、オゾンのウルト
ラライトにのっていた。ビジターさんは、明日もフライト予定です。
 アクシデントはなかったが、トップランミスが1件あった。



2014-04-07 18:50 in パラグライダー #

2014年4月3日 (Thu)

高岡「雲底1100mのち900m 2~4km 4時間以上だが」


午前中晴れ、いい積雲がたくさん発生しており、11時前から飛んでいたら確実に
雲底に付け楽しいサーマルソアリングができたはずだが、午前中予定があったため
このサーマルを体験することはできなかった。
 12時頃TOに上がると、積雲のほかに高層雲が広がり始めたため曇り空になり、
時々弱い日差しが差すような天気になった。風は、正面の風3~7m位で時々南東や
南西が混ぜる風であり、雲底に付けれそうな積雲が目の前にあったため、古~いオメガ
7で12時20分にテイクオフし、とりあえずサーマルソアリングをすることにした。
 4月1日(火)は、午前中曇りで午後快晴になったが、今日はその逆になった。

TOの風・・・晴れ 多分10時頃~12時頃 南系 2~6m 
          雲底1200mいいサーマルソアリングのはず

       曇り時々薄晴れ 12時頃~3時頃 南~南西 3~7m
          曇りだが、いい積雲も発生しサーマルソアリング

       ポツポツ ぼつぼつ弱い通り雨が降ったりやんだり 
       3時頃~4時過ぎ 南~南西 3~7m
          トップランしてグライダーをテントの下に避難させたり、車の中に
         非難させたりして様子を見ていたが、4時頃下山することにした。

ソアリングできた時間帯・・多分10時半頃~3時頃と結果的に3時頃~4時半頃までは
             可能だった。 4時間+α

高度・・・700~1000m(雲底1100mのち1時過ぎには900m)

ソアリングの様子
 +8さん・・・ 12時半頃テイクオフしてすぐTOの西のサーマルで1000mほど
        上昇し、向かい風側の南西のアンテナ側に移動し、再びTO西に戻っ
        てきて上げ直し、東から南東側の土佐ICやダイナム方面でサーマル
        ソアリングを1時間以上楽しんでいた。

 私・・・ 12時20分にテイクオフし、最も高確率な石土の森のサーマルを狙った
     ところ、TO西のサーマルの方が速く立ち上がり、みごとに最初のサーマル
     を外してしまい、30分以上高い所をソアリングしている+8さん眺めながら
     「いつ・どこに雲底に付けれそうなサーマルが発生するか」を考えながら、
     しばらくTO周辺のソアリングが続いた。12時半頃、アンテナから大平峰
     に積雲が発生し始めたので、その方向に移動し、ホグマップのようなアウト&
     リターンができた。ハゲ山方面にクラウドストリートができたため、古~い
     オメガ7でもハゲ山の麓(TOから4km)まで伸ばすことができた。
     エッジで飛んでいたらもっと距離をのばしハゲ山の稜線まで移動し、ハゲ山
     ソアリングができたかもしれないが、飛んでいないので本当のことは分らな      い。
      またオメガ7では、多少揺らされるだけで1度も潰されることはなかっ
     たが、エッジで飛んでいたら何回か潰されていたかもしれない。ホグマップ
     によると、瞬間最大上昇率が+8.5m/sというデータがあったが、普通機
     オメガ7で飛んでいると、ごく普通の揺れ方しかしないため、危険性はゼロ
     だった。 しかし、+8さんは1回TO周辺でゼニスが片翼半分潰されたそ
     うだ。

フライヤー・・・2人
アクシデント・・・なし

データーは、12:20~1:50 1時間30分の私のソアリングのの様子。

 『 風の奥深い真実に触れることは、簡単ではない。
  どうやってその世界に近づくか、フライヤーは、フライトを止めるその日まで悩み
  続けることになる。
   風との接点やヒントは、頭上安定・アクティブフライト・コンペ・アクロなどの
  積極的なフライトの中に答えがあるような直観を感じ、その方向で研究し、今後も
  その方向で研究を続けたい。(訳あって、コンペの研究はしないが) 』
2014-04-03 07:42 in パラグライダー #

2014年4月1日 (Tue)

高岡「700~1000m弱 12時~6時以上


午前中曇り時々薄晴れ、午後12時頃から晴れ始め、その後快晴。

TOの風・・・12時頃~3時頃 南東~東のサイド的な風、時々南 1~6m
         (2人でやや厳しいリッジソアリング的なフライト)

       3時頃~5時  南系を中心に南東・南西が混ぜる風 4~8m
       5時~6時以上 南~南南東            3~5m
         (サーマルも発生し、安定したフライト)

ソアリングできた時間帯・・・12時頃~6時以上(6時間以上連続フライト可能)
                
  6時10分に疲労のためソアリングを止めたが、何時まで飛べていたのだろう!?

高度・・・700~1000m弱 4時過ぎTOまえで900m以上の広範囲サーマル発生

フライヤー・・・4人

  今日のフライヤーのメイン練習は、ある人はローリングを中心に、トップラン
 ローリングなどのトップランアプローチの練習、またある人は、両翼端折りや片翼折
 を中心にトップラン練習やソアリングを楽しみ、またある人は、ソアリングを楽しん
 でいた。
   私も休憩しながら、1時過ぎから6時過ぎまで、色々な特殊練習を積み重ねた。

アクシデント・・・なし
2014-04-01 07:37 in パラグライダー #