2007年9月3日 (Mon)

9月の章。

















    根っからの道産子の私は、8月31日を夏の終わりの日と感じています。
そして9月1日の朝は、今日から秋の装いにと思うのです。

本日9月3日は私の故郷の秋祭り。故郷を離れて30年以上も経つのに子どもの頃の秋祭りを思い出すのは、楽しい思い出が沢山あるからなのでしょうね。
のどかな神楽囃子がどこからともなく聞えてくるような気がします。

札幌は夕べ夜半から久方ぶりに雨が降り、一夜にして辺りが秋の様相になりました。


ところで私はこの2日間、眼鏡とコンタクトレンズなしの生活を強いられています。私の裸眼視力は0.01あるかないかなので、車の運転は言うに及ばず、炊事もお掃除もきちっとは出来ないし、ピアノも譜面が見えないので仕事ができません。と、かなり不自由、あれも出来ない、これも無理と少々焦りがある一方、仕方がないなぁと2日分の食料を買い込み、銀行の用事を済ませ、ちょっとのんびりしてみようと思っています。



本や新聞は読めるので(こうしてPCのキーボードも打つことができます)、暮らしの手帖社「すてきなあなたに」9月の章を開いてみました。

アメリカ人の会社で秘書をしている若い女性のお話です。

* 世界一のコーヒー

コーヒーを持って副社長の部屋に入ろうとすると、「私の秘書のいれるコーヒーは世界一です。彼女は私の片腕で、彼女なしでは、東京で、私はなにもできません」と話しているのが聞えて、わたくしはびっくりして、体じゅうが熱くなって、大急ぎで自分の机の方に戻ってきてしまいました。

コーヒーはインスタントで、誰がいれても同じでしょう。
ただわたくしは、アメリカ人は一般にうすいコーヒーが好きだと聞いていましたし、副社長もつねづね、日本のレストランのコーヒーは濃すぎて、お湯で薄めてのむと言っていましたので、副社長のはうすめに、アメリカ人のお客さまにはそれよりちょっと濃く、日本の方にはもっと濃くして、ミルクとお砂糖をそえて出します。(中略)
でも世界一なんて、やっぱりアメリカ人は人を使うのがうまいのかしら。

この話を読んだ後、「宮廷女官チャングムの誓い」(韓国ドラマ)の中で、チャングムの師匠のハン尚宮とチャングムのライバル クミョンの師匠のチェ尚宮が王様にお出しするお料理、「白いご飯」で対決したときのことを思い出しました。

チャングムとクミョンはどんな苦労も厭わずお二人を手助けします。
ご飯を判定するのは、皇后さまと他の尚宮たちでした。他の尚宮は圧倒的に多くチェ尚宮側についています。

さて、どちらが炊いたご飯とは知らされずに判定されたのですが、尚宮たちは皆、ハン尚宮のご飯が、より美味しかったといいます。

「なぜだ」皇后さまが聞きます。ハン尚宮は、「◇◇尚宮は柔らかいご飯がお好きなので蓋の近くのものを盛りました。〇〇尚宮は固めのご飯がお好きなので鍋の底の方から盛りました。わたくしは◇◇尚宮や○○尚宮とは何十年も一緒に修行をして参りましたので、好みを知っておりました」と答えます。皇后や尚宮たちがいたく感心したのはいうまでもありません。


現実の話に戻りますが、家庭の主婦というのは、家族に対して上のような気配りを年中しているものだと思うのです。たとえ自分自身それに気づいていなくても。
「私はだらしなくてダメ、主婦業は失格よ」なんて言っている人も、夫や子どもの好みは全てお見通しなのじゃないかしら。

一方、男性はこういうことにとんと疎いのではないでしょうか。でも私はこういうことに疎い男性ほどかわいらしく感じますけれども(^^)
さてみなさんはどうでしょうか。

初秋の晩のつれづれ、こんなことを思っていました。


2007-09-03 14:46 in ちょっとすてきな話 #

2007年8月21日 (Tue)

すてきなお母ちゃんたち


今年、10年振り3回目の町内会の班長が回ってきました。

子ども達が小さい頃は、夏祭りやラジオ体操、雪中運動会、もちつき、交通安全講習会や1年生を迎える会、紙芝居、廃品回収、お花見...etcの町内会の行事に私も一緒に参加したものでしたが、もう何年もの間、ただ会費を払い回覧板を回しているだけで、町内会のことには関心も薄くなってしまっていました。

ここの町内会に引越してきたのは21年前で、その時はおよそ100軒でしたが、今や1000軒もの家が所属する市内一大きな組織となっているそうです。
この大きな組織をまとめ、自分たちの街を住みよくするために、大勢の役員さんが地道に活動されていることを今回改めて知ることになりました。
班長になって文化体育部に所属となり、月1回の部会に出席するのもブーブー言っていた自分が恥ずかしくなります。

先週の土日は文化体育部主催で夏祭り(盆踊り)が行われました。
私は婦人部が切り盛りしている食べ物屋台のお手伝いに行き、そこで働き者の素敵なお母ちゃんたちと一緒にお仕事できたことに感動すら覚えてしまいました。
本当によく働くお母ちゃんたちです。指示がなくても自分から仕事を探し、手早く片付けていき、各1000食の焼きソバやうどん、おでん等の下ごしらえを10数名でわずか1時間で終えてしまいました。

夕方からの本番も同じでした。少しの無駄もない動き、気遣い、素晴らしいいです。しかもみんな和気藹々楽しみながらやっているんです。
この最強の屋台のお母ちゃんたちの姿をみんなに見て、知って、見習ってもらいと思ったことでした。このお母ちゃんたちの末席に私も入れてもらえたことを誇らしくさえ感じています。

さて、我が町内のお母ちゃんたちは、たとえば市場でも働けるような庶民派が多く、お隣りの町内は新しく、立派な家が立ち並び、こちらから見ればセレブな方々が多く集まっているようにみえます。そんな二つの町内の子どもたちが同じ中学校に通っています。そこで問題が起きたりしないかというと、これが今まで一度もそういった問題は起きたことがありません。

セレブに見える方々も付き合ってみると案外みんな一緒なんですよね。
しかもセレブの方々も本当によく働き、素晴らしい方が多いんです。
学校の役員の仕事を通して、私はこれらを知りました。

こんなすてきなお母ちゃん、マダムの子どもたちですもの やがてすてきな大人に成長していくことでしょう。 

我が町内会付近のすてきなお母ちゃんたちに乾杯!(*^.^*)


母と家の前で

2007-08-21 12:48 in ちょっとすてきな話 #

2007年8月20日 (Mon)

2007.夏休み

今年の夏休みは8月11日(土)から17日(金)の1週間でした。
ちなみに夫は10日から16日までで、普段は週1しか休みがない分、よその旦那さま方よりは長い方かもしれませんね。
今年の夏休みを振り返ってみようと思います。
10日(金)は、私の両親がお墓参りのため来札しました。
実家のお墓は札幌の円山にあります。
道北で材木業を営み長者番付に載るほどの祖父が52歳で急死したのは父が10歳の時だったそうなので、今から70年前のことですね。
ここには祖父と父の兄(戦争に行き結核で亡くなりました)、そして私が7歳の時に74歳で亡くなった祖母が眠っています。

「自分の遺体は焼かずに、札幌の街が一望できる円山の天辺(てっぺん)にお墓を建てて埋めよ」と祖父が遺言を残したそうで、遺体は200キロも馬車を走らせこの地に埋葬されました。
その時の祖父の骨を拾い骨壷に入れ再びお墓に入れたのは、祖母の13回忌に父の兄弟が集まったときでした。私が短大1年の時だったと思います。

そんなわけで実家のお墓は札幌にあるのですが、円山の天辺に建っているというのが、近年、お参りするのに両親や父の兄弟にとっても大変なことになってきました。
今年、父に「そろそろお墓参りが大変になってきたでしょう」と言うと「そうなんだよ。だから、あっちゃん(母方の私の従兄弟でお坊さんです)の所(昨年、札幌に母の実家(お寺)の支院が建ちました)の骨堂に移そうかと思っているんだ」と言っていました。

この8月で80歳になった父ですが、このお墓の件が宿題として残っているようです。実家のお墓に入る予定がない私でさえも円山のお墓が無くなることは淋しいことと思えるので、父にとっては尚更でしょう。さて、どうなりますか。


お墓参りの話が長くなりましたが、夏休みの続きを書きます。
11、12日は、町内会の夏祭り(盆踊り)でした。
今年は班長に当たっていて、この夏祭りの企画、運営を中心になって行う、文化体育部に所属となったので、両日と13日も後片付けをお手伝いしました。
11日はパパが焼き鳥を焼き、12日は私が焼きソバやうどんの下ごしらえと焼きそば焼きに行きました。お天気が心配されましたが、とっても暑かったです! 
2日間で、焼き鳥8000本、焼きソバ、うどん1000食、その他おでん、綿菓子、ビールや飲み物もほとんど完売で、大盛況でした。
夏祭りで出会った素敵なお母さんたちのことをそのうち書きたいと思っています。

13日午後からはパパの実家のお墓参りに行ってきました。今年はパパと二人でした。 
パパの実家のお墓はパパのお父さんが亡くなった時に建てたもので、平岸霊園(地下鉄南澄川駅側)にあり、ここの霊園は、今はすっかり街中に近くなっており、すぐ側まで住宅や商店が建っています。
眠っているのはパパの両親と、パパのお父さんの前の奥さん、そして幼くして亡くなったパパのお姉さんです。パパのお父さんは二人の奥さんと一緒に眠っているのねとあらためて思ったことでした。
ここのお墓に来るとき、パパは生前お父さんが好きだったエコーという煙草とミルキーを買い、お墓の前でパパは一服し、私と子どもたちはミルキーを舐めながら帰ってきます。私がお供えするのは、パパの実家の庭から頂いた薔薇やアジサイです。今年は薔薇が散った後だったので、アジサイをお供えしました。

お墓参りの後はデパートに寄り、私の両親へのお土産等を買いました。


さて14日は、ぽっかり空いたので、子どもたちも誘って映画に行きました。「ハリー・ポッター」です。

ハリー・ポッター、本の方は巻が進むに連れて訳がますます子ども向けになってきてるような気がするのですが、映画の方は反比例して、小学生には難しいような気がしました。隣りで小学生がぐっすり寝ていました(笑)
でも家の家族にとっては面白かったです。
でもハリー・マニアの次男に言わせると、本2巻を2時間にするなんて無謀だ。重要なものが抜けて過ぎている ということになります。
ま、それはそうなんでしょうが、それを差し引いても、英国らしいどっしりとした作りになっていて、私は好きですね、ハリー・ポッター。本も映画も最終巻までお付き合いします。
この日、座席にパパがお財布を落としてくるという事件がありました。
全席指定、入れ替え制でホント良かったです(^^)


15日~17日は実家に行ってきました。
東京から弟の家族が来て、一緒に両親の金婚式と父の80歳の誕生日を祝いました。弟は息子(中1)が一人なので総勢10人と一匹でした。

15日、父と私が旭川駅で出迎え、父の案内で弟たちは旭山動物園へ、私は実家で料理の準備をしました。料理の準備といっても、メインは小料理屋さんに注文してあったので、食べ盛りの男子4名のためにオードブル(揚げ物とサラダ)を作っただけですが。


10人揃ったのは初めてで、父から祖父や祖母の話を聞けたりして、とても賑やかで楽しい夜でした。

翌16日、パパと子どもたちとショパンは一足先に札幌へ帰り、私と父で弟の家族を美瑛、富良野へと案内しました。
美瑛駅、美瑛を一躍有名にした写真家の前田真三さんの「拓真館」から小岩井農場の趣がある「富田ファーム」へ、そしてTVドラマ優しい時間の「北時計」を通り、北の国からのセットにも使われていた「ニングルテラス」(新富良野プリンスホテル)に行きました。
そして理科の先生だった父は、昨年旭川に出来た科学館を末っ子の孫にも見せたくて、連れていきました。プラネタリウムでみんな居眠りしてしまったことは内緒です(笑)

ピアノには触れることがなく夏休みが過ぎてしまい、今汗~ですが
充実した夏休みだったと思います(^^)


2007-08-20 11:18 in ちょっとすてきな話 #

2007年6月26日 (Tue)

友達


高校1年生まで友達といえば学校で出合った友達だけだったような気がします。(小さな町だったので幼馴染も皆同じ小・中・高校でした)
高校2年になる時に転校したら、前の学校と転校した学校、友達が二つに分かれ、短大に入り札幌に来たら友達が3つに分かれました。

短大を卒業し音楽教室の講師を目指して勉強していたら、そこで同じ目的の仲間と知り合い友達グループは4つに分かれ、楽器店に勤め始めたら、そこでは現在も一緒に発表会を行っている素敵なピアノ仲間ができ、これで5つのグループができました。
講師になり2年ほど経った頃7年付き合ったBFと別れたので、遅まきながら遊びに目覚めバンドなど始めたら、沢山のバンド仲間が出来、友達(知り合い)がどんどん増えていきました。

夫と知り合ったのは25歳の時ですが、付き合い始めたのは26歳、そうしたら夫の友達や同僚とも仲良くなって、結婚して子供が出来 家を建てたら、ご近所のママ友達も出来ました。 
子供が3人になり、それぞれの子供の友達のお母さんとも親しくなり、
子供の学校の役員を始めたら、そこでも素敵な友達が出来ました。

そしてインターネットを始めたら、、、皆さんのご想像通りです!

ネットの友達とは会ったことはなくても、日記や掲示板での交流で、今や、どの時代の友達よりも、近況や日頃考えていることなどがわかるので、とても親しみを感じているし、大切な友達だと思っています。

それにしても長く生きていると自然に友達は増えるものなのね。
と、断言はできないけれども(そうでない人も沢山いるようなので)
私の場合、とっつき難いと思われがちだけれども、もしかして友達は多い方なのかもしれません。

でも上の友達全員と今だにお付き合いがあるわけもなく、年賀状のやり取りが出来ていればいい方で消息不明の方も多いです。が、
それでも、今、「遊びましょ」と一声かけたら、幼馴染、高校時代までの友、短大の時の友、ピアノ仲間、バンド仲間、ご近所、子供がらみのママ友が、「いいよ~」って即返事をくれると思うのね。

たまぁに自分はこの世にひとりぼっちだって思うことがあるけれど
こう考えると全くそうじゃないんだと気づかされます。 
そんな友がいることは、とても幸せなことなんだと思います。

ネットの友達が今日日記にこんなことを書かれていました。

>やっぱり大切なのは人との繋がりと交流なんだなって思う。

私はこの短い言葉になぜかすごく反応してしまいました。
実にありふれたことではあるけれど、大切なことは、ありふれた日常に潜んでいるんだなぁと思ったのです。

で、めったにないこと、私は今夜友達を誘い、愚痴を一つ聞いてもらいました。何の解決にもならなくても聞いてもらい共感してもらうことですっきりすることがあるんだなと実感したわけです。
めったにないって書いたけれど、実は初めての経験でした。

友達っていいもんだねー(^^)


2007-06-26 11:23 in ちょっとすてきな話 #

2007年5月16日 (Wed)


北海道の梅は桜の後に咲きます。なぜでしょうね、その疑問は今もって謎のままです。
桜は例年GWに咲きはじめ梅はそのほんの少し後ですが、北海道では桜と梅の共演というのも随所に見られます。

今年 桜は5月2日に開花しました。この桜は円山公園の基準木 ソメイヨシノですが、実はエゾヤマサクラという北海道独特の桜はもうとっくに咲いていたりします。

梅の方は、家の近くに梅林公園があるのですが、今年は5月8日に開花し、12,3日が見ごろと言われていましたが、その後あまり気温が上がらず、上の画像は昨日のものですが、まだ7.8分咲きといったところでした。
今日はとてもいいお天気なので そろそろ紅梅が満開と予想しています。
紅梅の後に白梅が咲くので、梅は見ごろが長いのがいいですよね。



梅園はパパとショパンと行ってきましたよ(^^)


2007-05-16 11:31 in ちょっとすてきな話 #

2007年4月25日 (Wed)


こののどかな風景は、ショパン(ワンコ)の散歩道にある保育園です。
この鯉のぼりや遊具を見たり、子どもたちの笑い声なんか聞えてくると、なんだかとっても元気が出てきます。ショパンも保育園の前では必ず立ち止まるんですよ。いつもお昼頃散歩に出かけるので、きっといい匂いがするんでしょうね~(^^)

今日の札幌はとてもいいお天気で気温もぐんぐん上がって、家のクロッカスも花開きました。


こんなかわいらしい花も咲いています(*^^*)



2007-04-25 11:40 in ちょっとすてきな話 #

2007年4月11日 (Wed)

朝一番のおめざ















今朝は私が起きる1時間以上も前からバタバタとうるさい音を立てている子がいて目が覚めた。
長男もようやく今日から授業が始まるのかと思った。夕べは何も言ってなかったけどなぁ。。

しかし
長男は最近益々身支度に時間をかけるようになったので、ごはんの支度にはまだちょっと早いと思って 再びうとうとしていると、突然ボイラーが鳴ってシャワーの音が聞えてきた。さっき目が覚めてから30分以上たってる。
朝シャワー、こっちは間違いなく長男だ。

とすると朝一番の息子はだれ? 
あれは三男、きっとまたPCやってる^^:

でも、三男が起きたらイヤでも朝ごはんの支度をせねばならぬと思う母。

そのうち寝室のドアをひっかく音がして、ドアを開けると四男が布団に飛び込んできた。
「おはよーショパン。今日も元気でしゅねー」などと、四男には超甘の母。

起きなければ!!



案の定、PCにへばりついていた三男に
「ずいぶん早くから起きてたね」と言うと
「だって尿検査のプリントに『朝一番』って書いてあったから」
「...。朝一番...。」
ぎゃはは! 
これは笑い話じゃない、でも可笑しい!! 

でも笑ってばかりもいられない。三男 中3。受験生デス__; 

気を取り直して
今日の「おめざ」は、夕張の「メロンゼリー」です。
オレンジ色の果肉が混ざっている普通の夕張メロンぜりーとはちょっと違います。フリージングされていて、冷蔵庫で5時間以上かけて解凍してくださいと書かれています。すぐには食べられないところがニクイですねー。

すごく美味しいそうでしょう~♪


2007-04-11 11:55 in ちょっとすてきな話 #

2007年4月2日 (Mon)

甘おこわ



甘おこわを作ってみました。
甘おこわというのは甘納豆が入った お赤飯のことで、北海道で「おこわ」というと この甘納豆入りのお赤飯を差すのが普通です。

気になって調べてみると、北海道の他には東北地方でもこのお赤飯が食べられているようです。
もちろん北海道でも小豆のお赤飯も食べるのですが、小豆を煮るところから作り始めなければいけないと思うと、お祝いごとでもなければ普段は面倒で作りたくないです。

甘いご飯で食事なんかできそうにないわと思われる方もいらっしゃるでしょうが、この甘おこわに 塩引きシャケ、お煮しめ、お漬物などのおかずで食べるともう止まらなくなるほど箸が進みます。本当です。

食べた感じは、おはぎや蒸しパンのようなので、おやつにもなります。

作り方はいたって簡単。
・もち米を洗って水に浸す
・炊くときに耳かき1杯ほどの食紅を水で溶いたものと
 塩少々(米3合に小さじ半分くらい)を入れて混ぜる。
・水の量は炊飯器の「おこわ」にセット。
・炊き上がったピンクご飯に甘納豆を入れて混ぜるだけです。

 ただ一つ注意することは食紅の入れすぎです。
 入れすぎるとショッキングピンクになります(笑)

小豆のおこわに比べると超簡単でしょう~。
みなさんも是非一度試されてくださいな~。
2007-04-02 11:14 in ちょっとすてきな話 #

2007年3月29日 (Thu)

すてきな学生たち


先日、お台所に立っていると
大学生の息子が「ゼミの卒業パーティーをするからハンドミキサーを持っていっていい」というので、はて何に使うのかしらといぶかしげに思い聞いてみると
「ケーキを作ろうと思ったんだけど大変そうだからスポンジを買ってクリームだけ飾ろうと思って」と言ったので
「ふぅ~ん」と思いながら貸してあげました。

ハンドミキサーは年に数回ケーキを焼くときは なくては困るものだけど、今日明日ケーキを焼く予定もなかったのです。

その夜、ゼミのパーティーから帰ってきた息子に「ケーキはどうだった。クリームは上手く飾れた」と聞くと「シーフォンケーキを7個つ円に並べて、果物とクリームで飾ったら すごく豪華なケーキなって受けたよ」と。
最近の大学生も中々やるじゃないと微笑ましく思いました。

それから2,3日たった土曜日の朝のことです。
末息子の部活のバザーに出品するチョコレートケーキを焼こうとオーブンを温め材料を計っている最中に、上の息子から まだハンドミキサーを返してもらっていないことを思い出しました。
まさかミキサーが家にはないとも思わず準備を始めてしまったので まずは息子の部屋に探しにいきましたが、見つけられません。
息子はすでに出かけていましたので電話をかけると「ごめん! 洗いもの全部 研究室においてあるわ」

あらま、どうしましょう。
土曜日の朝9時にお隣りにハンドミキサーを借りに行くのは気が引けます。
高いものではないといっても家にハンドミキサー2つは要りませんのでスーパーに買いに走るのも躊躇します。

そこで昔、学生時代に使っていた手回しのミキサーを何十年か振りに棚から出してみました。
ふつうの泡立て器でシャカシャカするよりはずっと良いはずですから、ほんとによく取ってあったわと自分に感心しながら。

その手回しのミキサーでも卵2個の白身を角がピンと立つまで泡立てるのに30分もかかってしまいましたが、チョコレートケーキは 今までにないほど美味しそうに焼けました。

この息子のルーズさにはちょっと腹が立ちかけた私ですが
ケーキも無事焼けたことだし、もう一つ
息子の部屋でミキサーを探している時に 昨日持って帰ってきた紙袋に可愛らしい花束とある物を見つけて にんまりしてしまいました。

この花束は息子が貰ったものではなく
卒業生が1人欠席したので、本人も気づかないうちに息子の紙袋に紛れ込んでいたのだわと想像しました。

そしてもう一つの物というのは
「日本一の司会者」と書いた襷(たすき)でした。
家の息子はこういう役まわりなのね と可笑しくなってしまったのです。

上の画像がその時の花束です。
今の若い子が選んだ花束、どこか違います。
輸入されたお花ばかりのようで名前もわかりません。
でもとてもすてき!です。
今の学生たちのセンスを見直したのは言うまでもありませんでした。

2007-03-29 16:36 in ちょっとすてきな話 #

すてきなあなたに


ずっと昔から憧れていた雑誌
いえ、雑誌というのは気が引けてしまうような すてきな本「暮しの手帖」に「すてきなあなたに」というページがあります。

ここを読むと私はいつもほっとあたたかな気持ちに包まれます。
今の私にはまだ「すてきなあなたに」のような 誰もがすてきな気持ちになるようなエッセイは書けませんが、すてきな気持ち、すてきな気分をみなさんにおすそ分けしたいと思いながら このページを綴ってみたいと思います。
2007-03-29 15:01 in ちょっとすてきな話 #

2007年3月19日 (Mon)

いかなごのくぎ煮


瀬戸内の春の風物詩、「いかなごのくぎ煮」が今年も神戸と姫路のネットフレンドから送られてきました。

「いかなご」を、炊きたてのご飯に乗せて食べると美味しくて、ご飯が進んで困るほどです。またお弁当のおかずや、おにぎりの具材としてもいいですね。
なんと言ってもカルシウムが豊富なので、育ち盛りの子どもたちや骨粗そう症予備軍の我々も大いに食べたいものです。

暖冬の影響か、今年は いかなご漁が激減。
中々手に入らないばかりか 値も沸騰し、大変だったと、1昨日のA新聞「ひととき」でも読みました。

いかなごは鮮度が命なので買ってすぐに炊かなければいけないとのこと。
これは、こちら(北海道)の「イクラの醤油漬け」も同じで、買って冷蔵庫で保管して時間のある時にゆっくり、、、なんて悠長なことを言っていられないのが^^:ですねー。
そうそうイクラも暖冬の影響で、ここ2,3年 漁が激減しているらしく、いいもの(粒が大きいもの)は値が張って手が出ず、出回っているものは鮮度が?で、買うのをためらっている内に出盛り期が過ぎてしまいました。
4,5年前は何人もの方に食べて頂いていましたが、昨年は上の神戸と姫路の友達に限られてしまいました。

大量のいかなごを炊くのは、何年やっていても 炊け具合や味つけも心配だろうと想像できますが、毎年少しずつ味や様子(生姜が入っていたり梅干が入っていたり)変わるので、そこがまた楽しみでもありますよね~。

一度、まだ味がしみていない炊きたてのいかなごを食べてみたいなぁと食いしんぼうの私は思っています(^^)

家は食べ盛りの息子が3人もいるので、くぎ煮はとても重宝しています。
もっと遠慮して少しずつ食べてよ~と言いたいのですが、みんなこの時とばかりに、、、もりもり食べています。
だってスーパーで買う くぎ煮はほんのちょっとでもすごく高いし、あまり美味しいとは言えないんですもの!

神戸のMさん、姫路のKちゃん、本当にありがとうね~。感謝!!
2007-03-19 11:10 in ちょっとすてきな話 #

2007年3月13日 (Tue)

マダムンと二人オフ会


神戸の素敵なマダム
マダムンがお仕事で札幌へ来られ、昨日午後から夜中まで二人オフ会をしてました~(^^)

マダムンとはインターネットで知り合った仲ですが、
住む地がこんなに離れていてもこの5年間で3度もお会いするという幸運に恵まれています。これは札幌市内に住む学生時代の友人と会う機会より多いかもしれず、お互いに何か特別に惹かれあうものがあるのでしょうか~(^^)

今回初めて二人だけで会ったのですが、本当にいっぱいいっぱいお話したのですが、お互いの近況もわかっているため昨日の続きのようにおしゃべりができ、あらためてインターネットってすごいな、便利だなと思いました。もうネットがバーチャルの世界だけではないということを感じますね。


さてオフ会レポートです。

暖冬で、札幌もすでに春~の陽気のはずでしたが
前日から寒波がやってきて、大荒れの北海道。
高速道路はあちこちで閉鎖されるし、札幌も1月のような大雪の朝を迎えていました。 あーなんということ! 
この雪と寒さに、きっとマダムン慄くだろうなぁ~^^;

それでもマダムンはほぼ予定通り前日夜に無事札幌入り。
翌日仕事が終わる午後1時に仕事場所のホテルまで車でお迎えに行きました。

まずはランチです。札幌らしいランチといえば
「ラーメン」「スープカリー」「回転寿司」なので、いくつかお店を調べていきましたが、あいにくのお天気。
マダムンが近場でいいよ~と言ってくれたので、円山にある「六花亭」(有名なお菓子屋)の2階でピザを食べました。

飾り気のない場所で、しかもピザだなんて、ほんとに申し訳なかったのですが、窓から見える雪景色、円山が迫って見え、北海道ならではのロケーション(実は同じ並びにあるガラス張りの三角屋根の珈琲ショップは「北の国から」で、純とけいちゃんがよくデートしてた所でした)は、そう悪くなかったかな。見慣れている私には何も。。でしたが。。。

それからマダムンの泊まっているホテルで一服して、ネオンがまたたく時間になったらススキノに繰り出そう~という段取りになりましたが、「由さん、車は?」とはたとマダムンが気づいてくれて汗;。あわてて家まで車を置きに帰り、1時間半後、無事に待ち合わせできました。

ススキノといえば言わずと知れた北海道最大の歓楽街ですが、実はほとんどが健全なお店で居酒屋も沢山あります。奥の奥のことは私も知りません^^;
なので、若い子や女性が1人で歩いても危ないことはなく、こういう所は男性が1人で歩く方とひっそりと耳打ちされるらしいので危険かもしれませんね(笑)

で、私たちは、ススキノの入り口、象徴のようなニッカのおじさんの看板があるビルの2階の居酒屋(炭火焼の店)へ入りました。
以前同じ楽器店にいた先生のご主人が店長さんをされていると、ちょっと小耳に挟んでいたので、迷わずに。

そこで北海道の幸を思う存分食べました、そして飲みましたよ~。マダムンもとっても満足そうで良かった、良かった。
途中で、やはりネットのお知り合いでよく掲示板にも遊びにいらしてくれる和坊主さんと にーやんさんからメールが入り、あちら(神戸)でも飲んでいるとのこと。画像を交換したり
本当に楽しい飲み会、オフ会になりました(^^)

<注文したもの・食べたもの>
イクラの醤漬け、ボタンえびの活け作り、蟹のてんぷら、ホッケの開き、しいたけの網焼き、キングサーモンのお寿司、ホタテのバター焼き、そしてたらば蟹の網焼き。
お酒はビール中ジョッキ3杯、お銚子1本、ソルティドック、カシス。
(これでお値段はみなさんの想像の半額にもならなかったと思います~)

今日はマダムン1人で、支笏湖観光のバスツアーを申し込みしてて、露天風呂と湖が一緒になっている「丸駒温泉」で旅、お仕事の疲れを癒して帰られるとのこと。
夕べまた雪がどかっと降りましたが、今はもう晴れてとても気持ちのいい日になりました。
マダムン、気をつけて帰ってね~~。そしてまた会いましょう(^^)





2007-03-13 11:04 in ちょっとすてきな話 #