夏が行く
あと1日で8月が終わる。 9月になれば秋・・・、と以前ならごく自然に思えたものだけれど、 残暑にふーふー言いながら、それに夏の名残りを感じたりして・・・。 8月生まれの私はそういう夏の風情が好きだった。
でもここ数年、毎年毎年「命を守りましょう」的アナウンスとともに猛暑予報が出されて、 風情もなにもあったものじゃない。 予想気温が35度を切って、33度とか34度だとちょっとホッとしたりして、 日本のあちこちで40度近い気温になるのがそう珍しくないって、やっぱり異常だ。
でも同時に、年々暑さが耐えがたくなっている気がするのは こっちがそれだけ歳を取っている証拠なんだろうな、と思ったりもする。 身体も心も弱くなっているのを感じる。
若い頃は気力で振り切れたものが、そのままドスンと心に落ちて、 なかなか退(の)いてくれない。 歳を取るって、そういう自分とどう折り合いをつけ、受け入れていくのか、 ということなのだろう。
首をすくめて、猛暑に「マイッタ~!」と白旗を掲げながら、 そんなことをつらつら考える夏の終わりなのでした。 (まだ言ってる~。終わってないって。)
2020-08-30 12:39 in 日常
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