2012年7月26日 (Thu)
悪い本 絵本を読んだよ~
タイトルが「悪い本」で、
表紙が、セピアっぽく描かれた部屋の一角。
子どもの本箱っというには、中身がちょっと違う気がするんだけど、
お人形がたくさん乗ってる。
絵本って、明るい、楽しい、かわいい、そんなイメージがある。
うちの子どもも、そういう絵本をいっぱい持っていた。
でも、この本は違うなぁ。
いきなり、可愛いはずのくまのぬいぐるみが、違う雰囲気をまとってるし・・・
自己紹介が、「悪い本です」だし・・・
明るくないし、楽しくないし、かわいくない・・・
気味の悪い本って感じでしょうか。
世の中、実は嫌なことがいっぱいあるんだよっと、教えているんでしょうか?
いつか、それを知るようになるよって・・・(うう、ある意味怖い
子どもに読み聞かせて、これわかるのかな~
年齢にもよるかな。
小さい子は、なんだかわからないけれど、気持ち悪い、怖いって思うんだろうな~
なんたって、(私視線)いい雰囲気が、で過ぎてると思うし(笑
絵本は、子どもだけのものじゃないってことかな~。
宮部みゆきさんの文が読めて、吉田尚令さんの雰囲気いっぱいの絵が見れて、
悪い本じゃなくて、贅沢な本なのかも・・・。
私は、サルの絵と最後の2行が、怖かったです。