見栄っぱりの私は・・・
見栄っぱりの私は八十を超えたことを認めたくなくて、 七十はまだ若い、でも八十を超えちゃうとね、正真正銘、ウソ偽りなく老人で、 いえいえ、もうずっと前から立派に老人です、え、ほんとに? なんて一人でじたばたしてました。
というのは、ほんとに八十の坂っていうのがあると、 いやが応でも思い知らされることが近頃増えてきたのです。 別に何があったという訳じゃありません。 ただもうシンプルに、疲れやすくなった、この一言です。
身体はもちろん。でももっとしんどいのは、心が、っていうこと。 許容量がガクンと落ちました。 大したことじゃなくてもすぐ落ち込むし、人に会うのも負担。 家にこもって静かに暮らしたい、それだけ。
人一倍好奇心が強くて元気者だっただけに、 こんな自分がウソみたい。信じられない、 でもそれが歳を取るってことなのかな、と近頃痛切に思います。
父も母もそうだったのかな・・・、あの頃は夢気づかなかったけど。 気づいていればもっと優しくしてやれたのにね、 と今頃後悔しても遅いか・・・。 てことは、息子たちも気づいてないよね。これも順ぐり。
年が明けたらもっとシャンとして、も少しマシな年寄りになりたいな。 ふふ、年末に見るつましい夢です。
2023-12-21 14:46 in 日常
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