ポジティブな孤独
新聞のコラムでいい言葉に出会った。“ポジティブな孤独” 毎週日曜に掲載される精神科医でジャズシンガーの海原純子さんのコラムだ。
最近は地域や人とのつながりが大切としきりと言われるようになり、 それはそうには違いないけど、 でもね、 そういうことが煩わしい・・・、 そういうことを考えること自体が疲れる・・・。
いつの頃からかだんだんそんな風になってきていた私としては、 そういう自分が偏屈みたいで、ちょっと忸怩たる思いになる。 でも独りが気楽でいい、やっぱりそう思ってしまう私としては、 お、っと思ってしまう言葉だ。 “ポジティブな孤独” 孤立とか引きこもりとは別の、 一人で過ごす時間の有意義性を認める心理学的な概念らしい。
カフェで過ごすのも、緑の多い場所を散歩するのも、図書館で本を読むのもいい、という。 うむうむ、緑の多い場所を散歩する、これは大いに実践している。 月に1,2度だけど映画館にも足を運んでいる。 一人というより夫と2人だけど、 これも気を遣う他人と一緒じゃないという意味で、ざっくり一人ということで・・・。
コラムには「そんな時を作ると心にゆとりが生まれる」と書いてある。 孤立感やさみしさが軽減するという。 たしかに・・・! グループに参加して疎外感 (これに私はとても弱い) を覚え、 かえって孤立感やさみしさを感じたことが何度もある。
「一人で過ごす時間を楽しむことが大事」 うん、それでいいんだよね、 無理に人と交わろうとしなくていい、と背中を押されて気がして、 スッと気持ちが軽くなった。
2024-12-01 15:57 in 日常
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