小学生のおしゃべり
夫は町内のメンバーと定例のゴルフ。 今日はそんなわけで一人の散歩となった。 うらうらと春らしいいい気候だ。
帰り道、長い上りのだらだら坂にかかると、 ちょうど小学校の下校時にかかったらしい、 子供たちが大きなランドセルをしょって、たくさん連れ立って歩いている。
すぐ後ろで男の子と女の子の話し声がする。 「うちのおじいちゃん、きびしいよ」「うん」 「外に出すぞ、っていう」「ヤバ」 「お母さん、出されたこと、あるらしいよ」「へえ」 「おばあちゃんがいれてくれたらしい」「へえ、そうなんだ」 「でも、〇〇 (よく聞こえない) の時、送ってくれた。頼りになる」 「うん、怖いのは頼りになるね」 (そうかぁ、怖いのは頼りになるのかぁ、クスッと笑いそうになる。 話すのはもっぱら女の子。相槌を打つ聞き上手は男の子。) 「〇〇ちゃん、頼りになるよね」(話し手が変わって、今度は男の子。) 「うん、〇〇ちゃん、怖いけど頼りになる」 (しっかり者の〇〇ちゃんが頭に浮かび、またクスリ。
ここで2人は道を曲がり、声が聞こえなくなる。 振り向いて見てみる。小学5年生くらいかな。 入れ替わるように男の子3人組の声が聞こえてきた。)
「門限ある?」 「俺んち、制限なぁ~し!」(意気揚々。ちょっと得意そう。) 「えぇ~~~!!」(ほかの2人の驚愕の声。) 「さすがに12時に帰ると怒られるけど。」(そりゃそうだ。) 1人がちょっとしょげた声で「俺んち、6時」 もう1人がさらにしょげて「俺んち、5時」 (そうかぁ、5時はちょっと早いかな・・・?)
もっと聞いていたかったけど、今度はこっちのほうの道が曲がり、 子供たちの声が聞こえなくなった。 上りが少し急になった。 息はハァハァ、内心クスクス、ちょっと楽しい散歩だった。
14:31 in 日常
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