2018年11月23日 (Fri)

ボヘミアン・ラプソディ


“クイーン” の名前は聞いたことがある。イギリスの人気ロック・バンド?

「We Will Rock You」と「We Are The Champion」と「I Was Born To Love You」
この3つはCMに使われているのを聞いたことがある。
ほんのワン・フレーズだけど、強烈なインパクトがあり、全体はどういう曲かな、と思っていた。
クイーンの曲と知ったのは大分後のことだ。

こんな具合だから、メンバーのことは名前も顔も知らない。
そんな私が何が気になったのか自分でもちょっと不思議だけど、
あまり気の進まない夫を説得して、わざわざ気温12度という寒い中、劇場まで足を運んだ。
その甲斐あって、思った以上に面白かった。

ストーリーはいろいろ突っ込みどころがありそう。
リード・ボーカル、フレディ・マーキュリーの人物像の彫り込みがやや浅いかな・・・、とか
彼とクイーンの他のメンバーや恋人メアリーとの人間関係や軋轢、
彼が自分のセクシュアリティに気づいていく過程と苦悩、
などが比較的さらりと流されていたり・・・。

でも本作は多分、そうしたことよりも、
クイーンの楽曲の素晴らしさ、そのものを描きたかったのだろうと思う。
それはもう、ほんとに掛け値なしに、凄い。
クイーンの前身で、フレディが参加する前の “スマイル” の演奏シーンで、まずドシンときた。
ロジャー・テイラーのドラムスの迫力、ブライアン・メイのギターの超絶技巧。
フレディが加わってからは、彼のちょっと甲高い独特の歌唱に、
「これがクイーンなんだ・・・」と全身を委ねるように聞き入ってしまった。

ラストをしめる伝説の(といわれていることも、当然、私は知らなかったけれど)
ライブ・エイドのシーンが圧巻。
タイトルになっている「ボヘミアン・ラプソディ」をフレディがピアノを弾きながら歌い出す。

 「ママー! 僕の最期が来た。
  ママを泣かせるつもりはなかったけど。
  僕が戻らなくても、生きていってほしい。
  みんな、さよなら、僕はもう行かなくては」

そんな歌詞だ。長い曲なので、まだまだいろんなことを歌詞として言っているけど、
フレディの最期のことが判っているせいか、この曲を作ったのは比較的早い時期なのに、
彼はまるで後のことを予感していたみたいに聞こえて、不覚にも涙が出そうになる。

エンドロールに流れるクイーンの曲に聞き入り、場内が明るくなるまで席を立つ人はいなかった。
久しぶりの音楽映画は満足感いっぱいだった。


2018-11-23 16:43 in 映画 | Comments (0) #

2018年11月4日 (Sun)

ホークスが優勝とは!


今シリーズはなんだかもう驚いてばかりいる。
まさかホークスがほんとに日本シリーズを制して優勝するとは思わなかった。

ふだんセ・リーグの試合はぜんぜん見ないので、広島カープのこともよくは知らない。
何とはなしのイメージで、投手力が強くて、機動性があって、・・・そんな感じだ。
だからじっさい対戦が始まると、なんとまー、打撃力があんなにあるとは・・・!
ぼかすかホームランを打つ。
第一戦の延長引き分けはまさに死闘だった。
第二戦は案の定、ホークスの負け。

地元福岡に帰ってきた時は、内弁慶のホークスのこと、なんとか1つは勝つだろう、とは思ったけど、
広島に戻れば、カープが勝つに決まってるから、
とにかくここで1コでも2コでも勝っておかないと、と応援も必死だ。

も1つ驚いたのは、カープ・ファンの応援の凄さだ。
ここ、ほんとにヤフオク・ドーム?と思うほど、スタンドは赤に埋まり、地鳴りのように応援が響く。
ここで3つ、勝ちをホークスが取れたのは予想以上の出来。
それほど毎試合、手に汗を握る好試合の連続だった。
その意味では 近年稀に見る迫力あるシリーズだったと思う。

で、広島に舞台が戻って、
私の予想ではまたカープが2つ取って、おたがいに3勝3敗のタイスコア。
8戦目は延長にもつれ込んで、結局カープが勝つ、
ホークスとしてはここまでよく頑張った、ファンとしてはこれで大満足、
・・・とまー、こんなシナリオかと思っていた。

昨日のカープはこれまでの戦いぶりからするとちょっと淡白な印象。
もっとしつこい、というかしたたかな感じだったから・・・。
カープは足でかき回すチームらしい。
つまり私が持っていた機動性のチームという印象は当たっていたようだけど、
盗塁がことごとく阻止されて普段の戦いができず、調子が狂う原因になったかもしれない。
その意味で、キャッチャー甲斐のMVPは大納得。
というか、夫と2人でクローザーの森か甲斐のどちらかだよね、といっていたのだ。

一夜明けて、なんとなく虚脱感・・・。
まだ今日も明日もあるつもりだったのに、はやばやシーズンが終わってしまって、
寂しいというか、ちょっと調子が外れてしまった。
明日あたりからじわじわ嬉しさがこみ上げてくるのかな・・・。
2018-11-04 12:13 in スポーツ | Comments (0) #

2018年10月21日 (Sun)

ホークスがCSを勝ち抜いた!


せめて1つ、間違って2つ勝てたらそれで十分、と思ってたのに、
ホークスが強豪ライオンズを倒して日本シリーズ進出を決めた。
あー、ほんとに驚いた。

ライオンズ・ファンは悔しいと思うだろうけど、
考えたらホークスもそんなことの繰り返しだったなぁと思う。
セ・パ交流戦を1位勝ち抜きしたチームがレギュラーシーズンでも優勝、
というパターンを最初にチョンボにしたのがホークス。

レギュラーシーズン優勝チームがCSも勝ち抜く、というパターンを
最初にパーにしたのもホークスだった。
優勝チームには勝ち星1のアドバンテージがつく、という方式になったのは、
たしかそれがきっかけだったと記憶している。

数々のアホな新記録を作ってきたホークスが、
おまけに夏場に弱くて、残り5試合のうちたった1つでも勝てばAクラスに残れるという時に、
ご丁寧に全部負けて、Bクラスになったこともある。
そんなホークスが今シーズンは尻上がりに引き締まった顔を見せるようになって、
とうとうCSを勝ち抜いてしまった。

これで日本シリーズ進出、カープとの対決だ。わー、楽しみ!
とかいいながら、もうしばらくハラハラしなくちゃいけないな~。
2018-10-21 17:44 in スポーツ | Comments (0) #

2018年10月16日 (Tue)

シメはお墓参りのドライブ


この10日ほどはほんとにもう忙しい、というか気分的にしんどい日々だった。
始まりはテレビの不具合。

10月に入って、ケーブルで録画した映画の画面に上から下まで白い横縞模様が入るようになった。
台風で大気が不安定になってるのかな、
と、心やさしい(笑)私達夫婦は台風が通過するのをおとなしく待つ。
ところが台風は次から次からやってくる、画面の縞模様はどんどんひどくなる、
とうとうプロバイダーに連絡し、点検に来てもらってレコーダーの不調が原因と分かる。

取替の日時を設定して、翌日すぐ新しいレコーダーを買いに行く。
新しくなるのはいいけれど、古いので録画してまだ見ていない映画が10本くらいある。
それはどうなるのかな、となんだか落ち着かない。
年取ってつくづく思うのは、心の許容量がちっちゃくなったなぁ、ということ。
すぐ気持ちが一杯になって、屈託っぽくなっちゃう。

1日おいて、予定していた映画を夫婦で見に行って、
次の日は夫はゴルフ、更に次の日は私がステンドグラスのお教室。
それなり気分は忙しい。
更に次の日、プロバイダーからきてくれて、レコーダーとついでにチューナーも新しいのにして、
古いレコーダーは撮りためた映画をすべて見終わるまでそのままにすることにして・・・。

そしたらなんと、リモコンが全部で4台にもなった!
アレの場合はこのリモコン、コレの場合はあのリモコン、更にそれぞれのボタンの使い方、etc etc・・・。
はぁ、もうややこしい・・・。
夫はパソコンも含めてデジタル関係はぜんぜんダメだから、私一人が気負いこんでしまう。
でもまー、画面はスッキリ、色もきれい、新しく録画したのには縞模様はなし(当然!)

で昨日は、思い出してはすぐ忘れて、ずっと放りっぱなしになっていた
高齢者のための「交通用福祉ICカード」のチャージをしに区役所に行く。
ところがねぇ、もうほんとになんてアホなんだろう、
印鑑と身分証明用の保険証はちゃんと用意したのに、肝心のカードを忘れてる。
出がけにひょいといつもと違うバッグを持ったのがいけなかった、
カードはその内ポケットにいれてるのにね・・・。
で、結局家と区役所を2往復。
文句もいわず車を運転してくれている夫に申し訳ないったらありゃしない。
車だから出来たけど、電車やバスならどれだけ腹が立っただろう。は~、情けない。

で、今日は気分直しにドライブを兼ねてお墓の掃除に出かけることに・・・。
海沿いの道を1時間のドライブだ。秋らしくさっぱり晴れたお天気。あー、いい気持ち。
途中のレストランで美味しいお昼を食べて、お墓もスッキリきれいになった。

これで片付けごとはだいたい終わった気がするけど、大丈夫かな?
明日からはゆっくりした気分で過ごしたいな~。
2018-10-16 18:09 in 日常 | Comments (0) #

2018年9月24日 (Mon)

メニューバーを表示する


メニューバーがなくなっているのに気がついたのはいつ頃だったか・・・。

といっても、はじめからしかと「メニューバー」と認識していたわけではない。
私の認識の仕方としては、
フォルダを開いた時、上部にあるはずの「表示」の項目がない!
という気づき方だ。
大小中の「アイコン」や「一覧」や「詳細」や、いろいろ選べて便利だったのに、
困ったなぁ、と思ったけど、早急になにかに差し支えるわけじゃない。
まー、いいか・・・、とそんな感じだ。

そのうち、上部右端に四角いアイコンがあるのに気づいた。
カーソルを当ててみると、「表示方法を変更をする」と吹き出しが出る。
▼ にカーソルを当てると「その他のオプション」とでて、
結局ここで以前の「表示」と同じことが出来ると分かった。

分かったからいいようなもんだけど、
なんで以前の「表示」が忽然と消えちゃったんだろう、
それが落ち着かない。

そのうちに「編集」もなくなっているのに気づいた。
ファイルや画像をそっくりフォルダごと移動できるのが便利だった。
これも、やはり上部にある「整理」のなかの「コピー」を使って移動先に「貼り付け」し、
その後で移動元のは削除すればいい、といえばいえるけど、
手間が増えて面倒だし、第一、なんでなくなっちゃんたんだろう、それが気になる。

そのうちに、これって「メニューバー」がなくなった、ということ? とやっと気づいた。
ネットで検索すると “フォルダを開いた時のメニューバーの表示の仕方” がすぐ出てきた。

以下その手順・・・。

1.任意のフォルダを開く。
2.左上の「整理」から「フォルダと検索のオプション」を選ぶ。
3.「フォルダオプション」画面が表示される。
  「表示」タブをクリックし、「詳細設定」の「常にメニューを表示する」にチェックを入れる。
4.「適用」ボタンをクリックし、「OK」ボタンをクリックする。

あんまりややこしくなくて助かった。^^

「整理」とか「書き込む」とかの上に、もう1つ欄があったぁ~! 
そこにちゃんと「ファイル」「編集」「表示」「ツール」「ヘルプ」
見なれた項目がお行儀よく並んでいる。

そうかぁ~、上部の欄が2段構えになってるなんて、今まではっきり意識してなかったよ。
マー、なにはともあれ良かった。しっかりメモしておこう。
次に同じことが起きても、もう絶対あわてない!
と自分に宣言したけど、

・・・どうかなぁ・・・やっぱり不安になって慌てるかも・・・ね?

2018年9月3日 (Mon)

やっと、秋・・・


2ケ月半ぶりに散歩に出た。

何しろテレビのお天気情報といえば「命の危険にかかわる暑さ」が決まり文句だった。
命の危険にかかわる・・・って、ご冗談でしょう~~。
こんな物々しい恐ろしげな言葉が、これまで天気予報に現われたことってあったかしらん。
脅されてる感じがイヤー、っと思っても、
それで外をウロウロして、熱中症にでもなって倒れたら、
それ見たことか
ってだれも笑いはしないだろうけど、自分で自分をそう思ってしまいそう。

それでおとなしく、
週1の買い物は歩いて15分のスーパーにも車で行き、
夫は月2回の町内のゴルフ仲間とのプレーは全休の連絡をし、
私は月2回のステンドグラスは、地下鉄までは夫に車で送ってもらい、
あとは地下鉄ー地下街を通って教室までたどり着き・・・。

たまに外に出るといえば、洗濯ものを干すのと草取りをするので庭に出る時くらいのもの。
身体がすっかりナマコになっちゃったみたいで気持ち悪い。
でも暑いから仕方ない・・・。

おととい、ふと気づいた。
夜、冷房をつけなくても網戸だけで涼しい。
庭から虫の声がリリリ・・・、リリリ・・・、と聞こえてくる。
あれ? 秋・・・?

昨日、夫に「久しぶりに散歩に出よう」と提案。
ホークスの対楽天デーゲームが終わってからにしようか、ちょうど夕暮れにかかっていいかも、
なんていってたら(ちなみにホークスは大勝。首位ライオンズとの差が4に縮まった! v(^o^)v)
西陽がねっとり暑くて、とてものことに散歩どころじゃない。
朝のほうがまだましか、と今日、軽く朝食を済ませた後、10時頃に家を出た。

暑いは暑いけど、日差しは刺すようなきつさはない。
わずかだけど風がある。ことのほかこれが心地よい。
川添いの道に出ると、桜並木が涼し気な陰を作っている。
さすがに蝉の声はもうないけど、
赤とんぼが力強く飛び交い、虫の音も聞こえてくる。

大通りに出るまで約15分。ここで引き返した。30分ほどの散歩だ。
いつもの約半分ほどの距離・時間だけど、久しぶりだから無理はしない。
もっと疲れるかと思ったけどさほどのこともなく、びっしょりかいた汗が気持ちいい。
これからこんな調子の散歩を再開することにした。

あー、やっと秋だなぁー。^ ^
2018-09-03 11:14 in 日常 | Comments (0) #

2018年8月30日 (Thu)

これってまさに一日千秋


今年の夏は、あ~~、もうほんとにきつかった。

って、つい夏が終わったような書き方をしてしまった。
今日は朝から幾分涼しいもんだから、
それに8月も明日までだし、
なんとなく終わった気分になりかけてるんだなぁ・・・。

でもでも油断大敵。
お盆過ぎの頃、一度ほんの少し秋めいて、ホッとした途端、
酷暑、猛暑、極暑、炎熱地獄(もうもうどんな言葉を使っても追いつかない)がぶり返して、
一度気がゆるんだせいか、それ以前の暑さの数倍もこたえた。

若い頃から病気知らずの人一倍の元気者。
遠い昔の子供の頃、朝礼で貧血を起こして倒れたりする人が憧れだった。
みんなから「大丈夫?」って心配してもらって、
保健室に連れていってもらって、
わー、どこかのお嬢様みたい、いいなぁ、なんて思ったりして・・・。

元気すぎて、身体の弱い人のつらさなんて想像もつかない。
10歳かそこいらの子供の感覚ってあとで思い返すと可笑しいけど、
長じてからも、病気や夏バテの話になると、みんなについていけないのに困った。
風邪の1つや2つ(うん?3つ4つ、もっとあるかな?)くらいは引くけど、
腹痛の1つや2つ(うん?3つ4つ、もっとあるかな?)くらいはあるけど、
いわゆる病気はしたことなし。
夏バテも食欲不振も経験なし。

それが古希を過ぎてから様子が変わってきた。
旅行とか外出とか、何かをした時に疲れるようになった。
その疲れが取れるのに、(前なら一晩寝れば直ったのに)2,3日かかる。
疲れ易くなったのは嫌だけど、反面、嬉しい気がしないでもない。
やっとみんなの話の輪に入れるなぁ、なんて思ったりして。

しかし、・・・しかしである。それも程度問題だ。
今年の暑さのこたえ方は、半端ではない。
(流行り言葉を使うのって好きじゃないんだけど、いまは妙に使いたい。)
夜が眠れない。日中は半分頭が寝ているようで、ぼう~~っとしている。
とろとろっと昼寝をすると、起きてから身体がだるく、夜まで続く。

一日が無駄に過ぎていく感覚が精神的によろしくない(ここ、強調 ^^)。
食欲は別段の変化はないけれど、
夏バテがどういうことかは、ほとほと身に染みて分かった。
もう十分だから、もとの私に戻りたい。
(年齢的なものはどうしようもない、とツッコミ入れないでね。^^;)

あさってからやっとやっと、首を長くして待ちかねた、9月。
今日のこの(幾分の)涼しさが本物になってくれるといいなぁ・・・。
2018-08-30 11:31 in 日常 | Comments (0) #

2018年7月30日 (Mon)

「生産性」とはナンなんだ


私が取っている毎日新聞に、放送タレントの松尾貴司が毎週月曜に
“松尾貴司の ちょっと違和感” というコラムを書いている。
視点が広く、深く、おまけに表現が的確で、
それと毎回テーマに対する基本的な考えが自分にとても近いこともあって、
いつも興味深く読んでいる。

さて今日のテーマは、杉田水脈(みお)自民党議員の性的少数者(LGBT)の人たちについての
「子供を産まないから生産性がない」、ゆえに「税金で支援するのはおかしい」
と発言した例の暴言についてだ。

これを知った時、背中がゾッとした。
ナチスが強制収容所に送り込んだのはユダヤ人や共産主義者だけではない。
同性愛者たちもその対象だった。
性的少数者と同性愛者は同義ではないけれど、性的マイノリティの人達に対する偏見・差別は変わらない。

こういう考えを推し進めれば、
子供を産まない(あるいは産めない)人たち、働けない人たち(老人、病人、障害者の人たち)など、
対象はいくらでも権力を持つ側の都合で拡大していける。
相模原で起きた事件も頭をかすめる。根っこは同じ思想じゃないかと・・・。

そもそも「生産性」って何なんだと思う。

私のもやもやした思いを松尾貴司がとても的確に整理して、今週のコラムに書いている。
ちょっと長いけど、全文を引用・紹介したい。

(以下、2018.7.30 毎日新聞朝刊 より引用。)

 杉田水脈衆議院議員が性的少数者(LGBTなど)の方たちについて、
「生産性がないので税金で支援するのはおかしい」と語った。 

 この場合の生産性とは何を指しているのだろうか。
言葉自体は対象が限定されているように見えるが、
これは性的マイノリティーだけに向けられた問題ではない。
介護されている人、障がいを持つ人、さまざまな事情を抱えて生きている人は多い。
 しかし、目に見える「生産性」という、いたって短絡で低劣な基準で、
何かを生み出さなければ公的に支援する価値が無いという思想は、
社会全体にとって危険極まりない。
 人はそれぞれ生き方があるという尊厳を認めずに
国会議員がこのような暴力的な言葉を垂れ流すというのはいかがなものか。

 この「生産性」が、子を作らないということを指すのであれば、
そういう人は総理大臣をはじめ与党の政治家の中にも少なからずいるだろうけれど、
彼ら彼女らにもその基準を当てはめるのだろうか。
どう考えても差別意識から出た発言であり、あまりにも愚劣である。

 この杉田議員は、雑誌やその他のメディアでも、差別的発言を繰り返している。
保育施設が不足している問題については、
「待機児童なんて一人もいない。待機しているのは預けたい親でしょ」
などと語っている。
 これはギリギリのところで子育てをしながら生活している世の中の女性たちに対して、
あまりにも配慮と想像力を欠く暴言だと思う。

 仕事に出る前に、雨の日も風の日も、自転車の前と後ろに幼子を乗せて
バラバラの保育所や託児所に送り届けてから出勤する。
子供が熱のひとつも出そうものなら、病児保育ができる施設を大慌てで探さなくてはならない。
 こんな状況で、子供を産み育てたいという女性が増えないのは当たり前ではないか。

 こういう人物を、中国ブロックでは比例単独1位に据える自民党が
長きにわたって政権についていることも少子化の原因になっていると考えるのは
不自然ではないだろう。
 この問題発言について、自民党の二階俊博幹事長が「人生観はそれぞれ」などと擁護しているが、
「子を産まないのは身勝手」という持論を持っている自身と同質なのだろう。

 また、杉田議員は性的暴力を訴えている女性ジャーナリストについて、
「女として落ち度がある」と言っている。
百歩譲ってその女性に「落ち度」があったのだとしても、
性的暴力自体が容認されることになるはずがない。
 また財務省の事務次官による女性記者へのセクハラについては、その騒ぎを「現代の魔女狩り」と評し、
「男女平等は絶対に実現し得ない、反道徳の妄想」という、前近代的で野蛮な妄言をも吐いている。

 昨年あれほど問題視され
マスコミから総攻撃を受け自民を離党せざるを得なくなった豊田真由子元議員の問題は、
暴力行為が絡んでいたり、それまでの問題もあったりしたようだが、
この杉田議員の発言はそれをはるかにしのぐ悪質さだ。

 この議員はこれまで、みんなの党、日本維新の会、次世代の党(後のこころ)と渡り歩き、
現在は自民党の比例で当選している。
 比例単独で、この人の人柄や能力に投票した人がそれほどいるとは思えないが、
自民党に投票すればこういう人が議席を獲得して
このゆがんだ社会観を垂れ流し続けることになるということか。
 有権者は牢記(ろうき)して、選挙の時には必ず考慮すべきことだろう。

 こんな人物を国会議員として許容している国民だと、諸外国から思われてしまうことに強い羞恥を覚える。
一刻も早く議員を辞職して、願わくは人権に影響する職業には就かないでほしい。
彼女こそ議員として「非生産」であり、国民の金で養うべきではない。

2018-07-30 11:39 in 日常 | Comments (0) #

2018年6月27日 (Wed)

テレビ1つを買い換えるのさえ・・・。


どんどん変わっていく時代にこちらは全然ついていけない。
テレビ一つを買い替えるのさえ、こんなに疲れるとはね・・・。

始まりはバルト三国旅行から帰ってすぐの頃だから、今月初め頃かな。
テレビの液晶画面にチラチラ白いものが点滅するのに気づいた。
初めは画面の隅に遠慮がちに・・・。
そのうち上下左右に移動して代わる代わるチラチラするようになり、
だんだん量が増えて、やがてあちこちで同時に点滅するようになった。

初めは天候とか気象の影響かと思ったのだけど、天気が良くて風もない穏やかな日でも変わらない。
さすがに変だ、と重い腰を上げてプロバイダーに連絡した。

この直前、PCが「ネットワークに接続されていません」が頻繁に出て、
モデムの接続をし直ししても電源のマークが「青」に回復せず、プロバイダーから点検にきてもらった。
結局、屋外のケーブルが古くなっていた事がわかり、新しくしてもらったばかりだったのだ。

こういうのって、けっこう気持ちがくたびれる。またか、という気分がなくもない。
とはいえ、来てもらって、回線かテレビの中の何処かを修理してもらえば直るのかと思ったら、
どうやらテレビ本体の具合がおかしいらしい。

で、テレビを買った量販店に電話。いつ頃買ったのか、テレビの型番は・・・。
これがすぐには分からず、いろいろ調べてやっと分かって、
量販店からメーカーのサービスセンターに連絡がいき、
さらに日時を決めて、係の人が見に来てくれて・・・。
ここまでで軽く5~6日は経ち、気分はもうかなりくたびれている。

で結局液晶パネルを交換しないとダメとわかったけど、それには7万いくらかかるのだとか。
それに、暮には4K放送が始まるので、このテレビの部品製造は終了予定で、
この先どこか故障したとしても直せない、という。
つまり、新しいのを買ったほうがいいというワケだ。

今は何でもそう。修理するより新品を買ったほうが安くつく。第一、修理そのものがもう出来ない。
そういう時代だ。
家電は大事に使えば20年はもつ、そんな感覚がいまだに抜けない私達夫婦は、
(さらにいえば、それだけの愛着を持って使うので、とても「使い捨て」なんて無情なことは思えない)
やっぱりそうか・・・、と思いつつも、なにかなしガックリする。

でも仕方ない。昨日、新しいテレビを買いに出かけた。
で、その際もいろいろあって(新しいテレビは説明を聞くだけでくたびれる。
なのでそのいろいろは省略)
1週間後に届くことになった。

それまでは画面のこのチラチラを見続けることになる。
症状はますます激しくなって、今は画面の中央を点滅しながらザーザー流れている。
それでも妙なもので、以前ほど苦にならない。
もうすぐお別れと思うせいか、「よーがんばってるな」と感心すらしてしまう。

2018年5月7日 (Mon)

大正モダンガールの姿見


前から玄関にほしいと思っていたステンドグラスの姿見が完成し、
作品展でのお披露目もすんで、
やっと我が家に下げることが出来た。

作る時一応サイズは測ったのだけど
作品展の広い会場では思ったより小さい気がして、
じつは内心少し落胆したりしていた。
ところが家に持って帰ると、我が家の狭い玄関ではこれがちょうどいい大きさ。
やっぱりこれでよかったんだ!とホッとして、だんだん嬉しくなってきた。

ほんとは外出前にちょっと身繕いするために作った姿見だけど、
そうはいっても、前を通るたびに覗き込んでは、つい髪や襟元を直したりする。
近頃だんだんオシャレはどうでも良くなってきて、
我ながら「まずいんじゃない?」と思っていた矢先だけに、
しじゅう姿見を覗く自分って悪くないゾ、とニンマリしている。

ドアを開けて玄関を明るくしてパチリ。


ドアを閉めて電灯をつけて撮ったら、
なんかムードがいいみたい・・・。^^

2018-05-07 15:48 in ステンドグラス | Comments (2) #

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