2020年4月1日 (Wed)

冷たい雨

朝からずっと雨が降っている。
春先のこの季節はぬるくてあったかく感じるのが普通だけど、
まるで冬に向かう時みたいに冷たい雨だ。

そういえば数日前に東京で雪が降ってびっくりしたっけ。
テレビのニュースで見ると、けっこうな激しい降り。
何センチも積もってるのにまたまたびっくりした。

ガラス戸越しに見ていると、だんだん気が滅入ってくる。
もちろん、雨のせいだけじゃない。終熄の見込みのないコロナ禍が心を暗くしている。
当初は、4月にもなればそろそろ収まってくるかと思っていたけれど、
それどころかますます猖獗を極めている。

例年通り、我が家は夫婦そろって花粉症でゴホゴホいっている。
いつもなら、ただ喉や鼻がむず痒いだけで、なんということもない話だけど、
今は人前でうっかり咳もできない。

森林の中の公園や、ひと気のない住宅地とかで、むやみにマスクはしたくない。
とはいえ、人なかならマスクをしても、咳をすればやっぱり人は気になるだろうし・・・。
気兼ねしいしい咳を我慢するのも辛いから、
夫は集まりをキャンセル、私は月2回のステンドグラスのお教室を欠席。
週に1度、スーパーに買い出しにゆく以外は、外に出るのは散歩と庭の草取りだけという具合だ。

ここは里山の空気の良いところなので、ゆっくり深呼吸して、自然を楽しむのは気持ちいい。
それでも首をくすめて暮らしているようで、気分が鬱屈する。

コロナ感染にはじゅうぶん用心が要るけれど、
それよりむしろパニック的になる人の心にほうに不安を覚える。
落ち着いて事態を見極める眼を持ちたい、・・・と自分に言い聞かせている。
2020-04-01 11:40 in 日常 | Comments (0) #

2020年3月6日 (Fri)

トイレットペーパー

1週間分の食料をまとめて買い置きするのが我が家の習慣だ。
お昼を済ませたあと、1週間ぶりにスーパーに出かけた。
雲1つない上天気、暖かくてうらうらとした陽気。
どこかドライブにでも出かけたい気分だけど、まー、しょうがない。

メモしてるのに、(いいたくないけど)歳のせいか1つか2つ不思議と買い忘れがある。
夫と2人がかりでしっかりチェックして、レジに向かう時にふと思い出した。
「そういえば、今トイレットペーパーの買い付け騒ぎが起きてるらしいよ。
ほんとかねぇ~。」

2人でトイレットペーパーが置いてある棚を覗きに行った。
といってもわざわざ前までいかなくても、
こっちのレーンから向こう端の棚を見ただけで分かる。
普段通り、ペーパーが積まれているのを漠然とイメージしていたら、
な、なんと! ほんとだ! 空っぽ!
トイレットペーパーだけでなく、隣のティシュペーパーの棚も空っぽになっている。

へぇー・・・、ほんとなんだ・・・。
正直、これには驚いた。
オイル・ショックの時にもそうとうびっくりしたけど、
それがまた再現してるとは思わなかった。

この辺りはスーパーも銀行もマスクをしている人は5割くらいかな。
天神は地下街も地下鉄も9割近い人がしているのに比べると、
コロナ騒ぎも比較的落ち着いて受け止めている印象だっただけに、
トイレットペーパー騒動にこんなに反応してるとは意外だった。
結局、どこもおんなじってことなんだ。

それにしても何かあると、いつもいつも、真っ先に不安がトイレットペーパーに向かうって、
どういう思考回路なのかな・・・。
日本人の一人としてちょっと不思議・・・。
2020-03-06 15:29 in 日常 | Comments (2) #

2020年3月5日 (Thu)

ナビトモ、どうしたの?

以前、中高年向けのSNSナビトモのメンバーの方が、
新着ブログの欄に自分の外部ブログが反映されるのに半日かかった、ということを書いておられた。
私も外部ブログだけど、そんなことがあるんかと驚いたものだけど、
とうとう、我が身にもそれが起こった。
今日昼過ぎにアップした記事が、8時間過ぎた今もまだ新着ブログ欄に載っていない。

ナビトモは去年暮れ辺りから頻繁にシステムの不具合が起きていて、なんだか変だ。
前身のシニア・ナビ発足当初からメンバーである私は20年近いお付き合いになる。
まだ中高年のSNSが珍しい頃で、パソコンのイロハも分からない頃に、
事務局に問い合わせると、いちいち丁寧に教えてくれたものだった。

パソコンやインターネットのノウハウを教えてもらっただけに、
私にとって大切な、それだけに愛着のあるサイトだけれど、
その後、運営会社がいくつか代替わりし、その都度、少しずつ変質してきているのを感じる。
運営方針が変わっていくのは仕方ないとしても(本当は少し寂しいけど)、
それとシステムの不具合は別のことだ。これだけはきっちり管理してほしい。

ナビトモ、どうしたの?しっかりして!と心の中で檄を飛ばしている私だ。
(さて、これはちゃんと反映されるかな?)
2020-03-05 19:59 in 日常 | Comments (0) #

バンペイユ

夫が「バンペイユがものすごく安かった!」と、ホッホッといいながら帰ってきた。
袋を覗くと大きな黄色いものが、ゴロン、と入っている。
いってみれば柑橘類の1つだけど、とにかくデカイ。
漢字で書くと “晩白柚”、・・・聞いたことはあるけど、見るのは初めてだ。

夫が言うには、ほんとはもっともっと大きくて、値段も一個900円くらいするという。
それが幾分小ぶりとはいえ、300円。嬉しくなって買ってきたという。

夫は早速中身を取り出そうと皮に包丁をいれたはいいけど、悪戦苦闘。
とにかく皮がものすごく厚いのだ。
表皮の内側の白いふわふわが2cmくらいはある。
見ているうちに、これを捨ててしまうのは惜しい気がしてきた。
ジャムかマーマレードにでもしてみるか・・・。

身から剥がした皮を次々に洗い、薄切りにして水に漬ける。
白いふわふわをかじってみてもべつに苦みはないけれど、
いきなり砂糖を入れて煮るのはちょっとコワイ。
といってネットで調べるのも面倒だ。そのまま続行。

全部切ったら相当の量になった。
多いな~、でも今更引っ込みつかないしね・・・。
たっぷりの水で茹でる。煮汁をスプーンで舐めてみたら、わ、苦い!
やっぱりね。1回じゃダメかも。
で、茹でこぼしを計3回。

それから砂糖を(うちは三温糖を使っているので、それにザラメも半分)いれて、
後は時々ひっくり返して混ぜながら、煮詰めていく。
初めはかなりあった苦味がだんだん気にならなくなってきた。
苦味の元は白いふわふわではなく、薄い黄色の表皮らしい。

途中、甘いだけではインパクトがないので、お酢を大匙2杯足す。
これで甘さがキリッと引き締まった。
出来上がって冷ましたら、いい具合の苦味と甘さになった。

夫はパンに呆れるほどどっさり乗せて、うまいうまい、と大満足。
相当の量があるので、これからしばらくは頑張って食べないといけない。
でもちょっとしたハプニングに、私達老夫婦の気分は高揚してしまう。

ちなみにバンペイユの中身(果肉」)も、あっさりした味わいでなかなか美味しかった。
2020-03-05 12:51 in 日常 | Comments (2) #

2020年2月18日 (Tue)

やっと雪が降った

昨日はほんとに寒かった。
先週末、水・木・金あたりが20度近い暖かさだったので、
余計にこたえた。

前の日の天気予報では「雪」となっていたけど、
まさかほんとに降るとはねぇー。
なにせ、予想最低気温が7度、最高気温が9度。
つまり、一日中ほとんど同じ気温で、
あったかくはないけど、といって、雪の降る温度じゃない。

ところが降りました。
といっても風に舞う小さな小さな白いもの、という感じ。
よくよく目を凝らさないと分からないほどの、はかなくて白い小さなもの。

30分もしたらバラバラ急に音がし始めた。
あら、っと思ったらあられになっている。
さすがにこれはさっきまでの雪片と違って、見たらすぐ分かる。
地面に落ちても溶けずに残っている。あらー、地面がすこ~し白くなった。

でもあられがやんだら、音もやんで、それなり。
・・・と思ったら、いつの間にか、
また小さなものが風に吹きちぎられて飛んでいる。

一日こんな調子で日が過ぎた。
一応これでも初雪。
福岡では統計開始以来、111年ぶりのもっとも遅い初雪だそう。
今日は幾分暖かくて、
陽がさすと空気がほっかりぬるいような気がする。

寒いより暖かいほうがいいには違いないけど、
ガラス戸越しに雪片がひらひら舞うのを眺めるのは嫌いじゃない。
東北・岩手に生まれた私の中に、無意識の遠い記憶が甦るからだろうか。
2020-02-18 11:38 in 日常 | Comments (0) #

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