2021年1月10日 (Sun)

天気予報が当たりますように

予報では明日あたり寒気が抜けて、最高気温は8度くらいになるというけど、
当たってくれるといいなぁ。
この3,4日、もう、ほんとにほんとに、寒かった。

雪は積もるほどには降らなかったけど、
私が福岡に住むようになって半世紀ちょっと、
こんなに寒かったことってあったかなぁ。もう、言葉なし。

最高気温(最低気温じゃありません)が2度とか3度とか言われると、
それだけで萎えちゃう。
そんなとき思い出すのは、昔、岩手の叔父からリンゴを送ってもらった時のこと。
お礼の葉書を出したら、返事がきた。
文面に「今日は3度で、暖かい」と書いてある。
え~!っとほんとにびっくりした。

私が盛岡で育ったのは6,7歳ごろまで。
冬も遊ぶことに夢中で、寒いという記憶はあんまり残ってない。
子供のエネルギーってすごいな、って今頃になってつくづくと思う。
でもねぇ、この歳になるともう降参、ことのほか寒さがこたえる。

どうぞ明日は天気予報が当たりますように・・・!

2021-01-10 13:54 in 日常 | Comments (2) #

2021年1月7日 (Thu)

雪がいっぱい降ってる~!

朝からず~っと雪が降ってる。
こんなに降ったのって何年ぶりかな。
いつもはちらちら舞うように降って、30分もすれば止んでしまうのだ。
これじゃ降ったうちに入らない。

今日のははじめのうちはあられだった。
“雪やこんこ、あられやこんこ”
って童謡にあるけど、あられってどうも私には雪の感じがしない。
庭木の葉に積もったのをつまんで見ると、こちっと堅い。
透明の小さな粒が光っている。う~ん、これって氷の粒、やっぱり雪じゃない。

そのうち午後も3時過ぎた頃、わー・・・、とうとう本物の雪になった。
もったりした雪片が風に舞ってひらひら、時々モシャモシャ、絶え間なく降る。
私は岩手の生まれ、夫は丹後に疎開していたことがあり、
2人とも子供時代を雪国で過ごしているので、
雪を見るとなんともいえず懐かしい気持ちになる。

2人でリビングのガラス戸越しに空を仰ぐ。
予報では明日も大雪とか。
福岡ではせいぜい5~10cmも積もれば大雪の部類。
今庭に出て測ってみた。2cmくらいかな。
明日はどれくらいまで積もるんだろう。ちょっと楽しみ。

裏庭のさざんかに積もった雪

2021-01-07 17:01 in 日常 | Comments (4) #

2020年11月16日 (Mon)

今や死語だらけ

新聞の読者欄に、ホームセンターにトランジスタラジオを買いに行ったら、
若い店員さんには通じなかった、という話が投稿されていた。
「ちっちゃいラジオですか」と言われ、
ほかの店員さんには「ポケットラジオ? スリムラジオのこと?」と聞かれ、
さらに別の店員さんの「AMFMラジオですね」でやっと話が通じたという。

そうかぁ~、今やトランジスタラジオも死語なのか・・・。

以前、やはりホームセンターに踏み台を買いに行って、
若い店員さんに怪訝な顔をされたのを思い出した。
踏み台といっても通じない。
「高いとこにあるものを取りたい時に乗っかる台」と四苦八苦で説明したら、
「あー、腰掛けですね」
う~ん、ちょっと違う気が・・・、と思いつつ後についていったら、
風呂場の用具売り場に案内された。
まー似たようなものか、と腰掛け台を買って帰ったことがある。

もっと困ったのは、某大手チェーンショップに女性肌着のシュミーズを買いに行った時だ。
シュミーズといってもシミーズ(とも言っていたので)と言い換えても、
さらにスリップと言い直しても通じない。
その時は肌着という言葉が思いつかなくて、
といって下着というと別のものを連想されそうだし、
あの形状をなんと説明したらいいのか、と立ち往生・・・。

と、若い店員さん、ハタと手を打って「あ、ランジェリーですね!」
え? ランジェリー?  今度はこっちが何となくギョッとする。
ヒラヒラがいっぱい付いたどことなくなまめかしいシロモノ・・・。
今から14、5年前のこととは言え、
そんなものを探していると思われたらハズカシイ、といらぬ意識過剰が湧く。

教えられた売り場に行ってみたら普通のシュミーズが並んでいたのでほっとしたけど、
ついこの間も、テレビのニュースか何かでジュークボックスがどうしたとか言っていた。
今の若い人はなんのことか分かったのかな。
あれもこれも死語だらけ。
時代は変わる・・・、と感慨にふけるのはいいけれど、不便なのが困っちゃう。
2020-11-16 11:36 in 日常 | Comments (2) #

2020年10月25日 (Sun)

まだ10月だっていうのに

あ~ぁ、まだまだ10月だっていうのに、今日、とうとう暖房つけちゃった・・・。
昼はそこそこ、あったかいとは言わないけど、それなり過ごしやすい気温。
散歩の時なんて、肌寒い風もかえって気持ちよいくらい。
歩いているうちに、だんだん暑くなって、
しまいに羽織ってる上着を脱いでしまうほどだ。

でも「秋の日は釣べ落とし」って昔の人はほんと、よくいったもんだね~。
夕方近くなると日暮れが速く、ストーンと寒くなる。
まだ10月だから、って我慢してたけど、夜10時近くなって、
とうとう言ってしまった、「ねぇ、暖房つける?」

衆議一決、(って2人しかいないけど、)早くも暖房つけてしまった。
まだ10月なのに・・・。 ;0;)
ついこの間まであんなに暑くて、
永遠に続くかと魘(うな)されそうだったのに、
あれから2ケ月しか経ってないのに、
こんなにアッサリ暖房使っちゃっていいの?

なんか裏切りものになった気分・・・。

でも寒いもんね、仕方ないよね・・・。

そうそう、東京の次男から、今年のお正月の里帰りは止めとくって連絡が来た。
うん、そのほうがいい。私たちもそう思ってたとこ。
今年ピカピカの小学1年生になった孫が電話を替わる。
「喉がおっきくなって、大きい声が出るようになったよ」と元気な報告だ。

息子の送ってくれた動画では、前歯が抜けていたっけ。
新しい歯はまだ生えていないらしい。
「子供の歯が抜けて、大人の歯になるんだよ」と教えてあげる。
「おじいちゃん、おばあちゃんも大人の歯?」
「そうよ。でも歳を取ったから、大人の歯が抜けて、入れ歯もあるよ。
来年来た時に見せてあげるね」と約束する。

今年は会えないけど、その分、来年の再会が楽しみだ。
2020-10-25 00:32 in 日常 | Comments (0) #

2020年10月13日 (Tue)

サツマイモの日

週に一度の買い出しで車に乗ったら、先に乗っていた夫が
「お、今日はスンバラシイ。何の日だと思う?」という。
「う・・・見当つかない。何の日?」
「サツマイモの日」
2人で一緒にグフッと笑う。

車に乗るとナビの女性アナウンスが(その日の初乗時のみだけど)、

「きょうは・〇〇の・日・です」

とアナウンスする。
22日が「夫婦の日」とか語呂合わせの分かり易いのもあるけど、
たいていは、え、そんな日があるの? なんで? というのが多い。

これまでの一番の傑作は
「今日は、バミューダ・トライアングルの、日、です」
夫と2人で一瞬のけぞった。
「ここは日本だよ。なんでバミューダ・トライアングルなの~!」

「シーラカンスの日」も私たち夫婦に大受けした日の一つだ。
一体どこの誰がシーラカンスなんて思いついたんだろう、と可笑しくてしかたない。

こんな調子なら「今日は、お隣のワンコの日、です」
「今日は、庭でモゾモゾ芋虫の日、です」
いくらでも作れるね、と夫婦で盛り上がってしまう。

何とか委員会とかがあって、1年365日に全部「〇〇の日」が決っているのかな、
委員会なるものもいくつもあって、それぞれ勝手に決めてるのかも、
そうなると、1日1つじゃなくて、
2つも3つも「何とかの日」の名称を持ってるのかもしれないね、
でもそんなに勝手に決めてもいいのかな、
ネットで調べたら、なんか分かるかも知れないね。

・・・とか言いながら、それっきり。けっきょく何もしない私たちです。
2020-10-13 17:53 in 日常 | Comments (0) #

2020年10月12日 (Mon)

秋の香り

庭仕事をしていたら、ふっとキンモクセイの香りが鼻先に漂った。
あー、そうだっけ・・・、と傍らの木を見上げる。

我が家には玄関ポーチの脇に銀木犀が1本、
庭には3本の金木犀が植わっている。

ギンモクセイはそばに近寄ってかがないと分からないほど匂いは控えめだ。
でも上品でやさしい香りが好き。
キンモクセイは匂いはちょっと強いけど、ふわーっと広がる甘い香りをかぐと、
「あー、秋だな」としみじみ思う。
夕方近く、散歩の途中でどこからともなく漂ってくるキンモクセイは、
空気を淡い紫色に染めるように思える。

けど、そういえば・・・、
我が家のキンモクセイは今年はちっとも匂わなかったな・・・、
と今、遅まきながら気づいた。
立ち上がってよくよく眺める。
黄色い小さな花が少ない。・・・うーん、どうしたのかな・・・。
木が歳を取ったということじゃあるまいしね・・・。

でもやっとやっと匂いを放つくらいには花が付いた、ってことで、
まーよかった、ということにしておこう・・・。
これがほんとの我が家の秋の香りなのよね、
ちっとも匂わないことに気づいていなかったなんて、ごめんね。
てなことを思いながら、庭仕事に戻った。

・・・とここまで書いて夫に読んでもらったら、
彼曰く、
「花が少ないのは夏にばっさり剪定をしたからだよ。」
そうなのかぁ~、あー、なんかホッとした。
2020-10-12 12:20 in 日常 | Comments (0) #

2020年9月6日 (Sun)

「松尾貴史のちょっと違和感」に同感

うちで取っている新聞に週一回(日曜)に連載されているコラム、
「松尾貴史のちょっと違和感」
は世相・政治への批評がきっぱりと切れ味がよく、愛読しています。
今日はことさら同感の意を強くしました。

転載、紹介したい気持ちになりましたが、全文は長いので全体の1/3程度を・・・。
(以下、毎日新聞朝刊2020.9.6より引用)

 “安倍晋三首相の記者会見での辞任表明は、何の感慨もなかった。
8月28日に辞任表明かと非公式にうわさされていたので、
野党議員が驚いた様子を見せても「知っていたくせに」としか思えなかった。

 安倍氏には「責任を痛感する」「責任は私にある」など、
さも潔いような口ぶりだけは何十回も見せつけられてきたが、
責任を全うしたり、責任を取ったりすることはただの一度もなかった。
持病の潰瘍性大腸炎が悪化したという理由での辞意は、憐憫の情が湧く人も多いのか、
安倍氏にねぎらいの言葉をかけるべきだなどという言説が噴出した。
     (中略)
 安倍政権が8年近くに及ぶ長期間続いてきた結果、憲法9条の解釈を変更して
集団的自衛権の行使を容認した安全保障関連法特定秘密保護法(下線は引用者です)や、
公文書改ざん、記録の廃棄、弱者切り捨て、憲法違反、公職選挙法違反、
政治と税金の私物化ーー。
その他の非道な政治も含めて病気とは全く関係のないことであり、
病気が長引こうが治ろうが追及の手は緩めてはいけない。
     (中略)
 辞める、とは言ったけれども、まだ実際には辞めておらず、
それから2週間は安倍氏は居座り、大手のマスコミからさらなる注目を集め続けることになる。
これは、河井克行・案里夫妻の問題や、
野党の新党結党から目をそらすことに大きく寄与することになるが、
このあたりの情報操作も相変わらず巧みだ。(後略)”


中略部分も含め、歯切れのよい時評が続き、溜飲の下がる思いになりますが、
私がとくに気になっているのが、アンダーラインを引いた部分です。

安全保障関連法 は戦争好きのアメリカがこれまでさんざんしてきたように、
大義名分を掲げてどこかの国に頭を突っ込み戦争を始めたら、
日本も駆り出されるのでしょうか。
特定秘密保護法 は容易に戦前の治安維持法を思い起こさせます。
時流によっては簡単に反体制的意見を持つ人たちを縛る法律になる可能性があります。

こうした法律を数の力で通してしまった安倍政権の負の遺産は
大きく、そして恐ろしいと思います。
それでも「安倍さんご苦労さま」と、支持率がアップしたとか。
日本人はなんて人が好いんでしょう。暗澹たる思いになります。
2020-09-06 16:15 in 日常 | Comments (0) #

2020年8月30日 (Sun)

夏が行く

あと1日で8月が終わる。
9月になれば秋・・・、と以前ならごく自然に思えたものだけれど、
残暑にふーふー言いながら、それに夏の名残りを感じたりして・・・。
8月生まれの私はそういう夏の風情が好きだった。

でもここ数年、毎年毎年「命を守りましょう」的アナウンスとともに猛暑予報が出されて、
風情もなにもあったものじゃない。
予想気温が35度を切って、33度とか34度だとちょっとホッとしたりして、
日本のあちこちで40度近い気温になるのがそう珍しくないって、やっぱり異常だ。

でも同時に、年々暑さが耐えがたくなっている気がするのは
こっちがそれだけ歳を取っている証拠なんだろうな、と思ったりもする。
身体も心も弱くなっているのを感じる。

若い頃は気力で振り切れたものが、そのままドスンと心に落ちて、
なかなか退(の)いてくれない。
歳を取るって、そういう自分とどう折り合いをつけ、受け入れていくのか、
ということなのだろう。

首をすくめて、猛暑に「マイッタ~!」と白旗を掲げながら、
そんなことをつらつら考える夏の終わりなのでした。
(まだ言ってる~。終わってないって。)
2020-08-30 12:39 in 日常 | Comments (2) #

2020年5月14日 (Thu)

掃除請負人

うちの暢気な同居人(夫)は、コロナの自粛で町内のゴルフ同好会も休みが続き、
さすがに朝から晩までソファに座ってテレビを見るのに飽きたのか、
ちょこちょことよく庭に出る。

雑草取りや水遣り、サツキの花の枯れ落ちたのを始末したり、
今朝は鉢植えの君子蘭がきれいな花を開いているのに気づき、大騒ぎだ。

近頃は庭木の落ち葉が気になり、せっせと掃除をするようになった。
風の強かった日の翌朝など、私が「さて・・・」とほうきを持って玄関に出てみると、
ポーチも石階段もみんな綺麗になっている。
夫の仕業だ(なんて言い方したらワルイよね、イイコトしてんだから)。
「あれ?」と驚いている私に得意満面だ。

それが嵩じて、散歩の時に道端に吹き寄せられている枯れ葉まで気になりだした様子。
歩き疲れて途中の石垣に腰を下ろして一休みしていると、
「おれ、箒持ってきて掃こうかな」とかいう。
「え?」「あんなに溜まっとう」「え~? もう病気だね~、病気」「そう」
掃除依存症、といって2人で笑ってしまう。

掃除も依存症は困るけど、請負人なら大歓迎。
コロナが収まっても掃除請負人は継続してくださいね。
2020-05-14 13:10 in 日常 | Comments (4) #

2020年4月14日 (Tue)

桜を楽しむ

2日ぶりの青空。
風が柔らかで、大きく深呼吸するといい気持ちだ。
散歩の道々、桜を楽しむ。

桜といえば・・・、
蕾がゆっくりふっくら膨らんで、ちょっと恥ずかしそうに花を開く咲き始めの頃。
花に力がみなぎって、あふれるほどに豊かなピンクの色合いを見せる満開の頃。
そして今は葉桜。
葉の緑と花のピンクが良い調和をなす。この風情も捨てがたい。

悠々と枝を広げる桜を見上げると、それだけで心が伸びやかになる。
自粛自粛で窮屈な世情だけど、そのためだろうか、
今年はいつにもまして桜を楽しんだ気がする。





2020-04-14 15:14 in 日常 | Comments (2) #

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