悪い本 絵本を読んだよ~
タイトルが「悪い本」で、 表紙が、セピアっぽく描かれた部屋の一角。 子どもの本箱っというには、中身がちょっと違う気がするんだけど、 お人形がたくさん乗ってる。
絵本って、明るい、楽しい、かわいい、そんなイメージがある。 うちの子どもも、そういう絵本をいっぱい持っていた。
でも、この本は違うなぁ。
いきなり、可愛いはずのくまのぬいぐるみが、違う雰囲気をまとってるし・・・ 自己紹介が、「悪い本です」だし・・・
明るくないし、楽しくないし、かわいくない・・・
気味の悪い本って感じでしょうか。
世の中、実は嫌なことがいっぱいあるんだよっと、教えているんでしょうか? いつか、それを知るようになるよって・・・(うう、ある意味怖い
子どもに読み聞かせて、これわかるのかな~ 年齢にもよるかな。 小さい子は、なんだかわからないけれど、気持ち悪い、怖いって思うんだろうな~ なんたって、(私視線)いい雰囲気が、で過ぎてると思うし(笑
絵本は、子どもだけのものじゃないってことかな~。 宮部みゆきさんの文が読めて、吉田尚令さんの雰囲気いっぱいの絵が見れて、 悪い本じゃなくて、贅沢な本なのかも・・・。
私は、サルの絵と最後の2行が、怖かったです。
2012-07-26 11:13 in 本を読むのが好き
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