1970年代半ば京都で学生生活をした。
入学する一年前に高野悦子の「二十歳の原点」
という小説がベストセラーになっていたように思う。
私が知ったのは入学してからのことでこの本の中に
頻繁に登場するジャズ喫茶「しあんくれーる」が気になっていた。
ある時にこの店を訪れている。その時にマッチをもらって帰った。
さて、つい最近京都の他のジャズ喫茶で「蝶類図鑑」というのを
ふと思い出していた。あの当時マッチを集めていてこの店のマッチを
コレクションしているかもしれないと思うのだがどこにしまったか
思い出せない。心当たりを探すも出てこない。
蝶類図鑑で検索をかけてみた。
鳥類図鑑ではありませんか?と親切に聞いてくる。
当時たくさん京都にあったジャズ喫茶もほとんど今は存在しない様子。
栄枯盛衰 何だか寂しい。
今日やっと昔のマッチコレクションを見つけたのだけど
思っていたより少なくてがっかり。
蝶類図鑑のマッチラベルはありませんでした。
そのかわり「しあんくれーる」はちゃんと1個残っていたので
登場させます。
他にも大学近くの当時あったサテンのマッチも持ってきました。
民芸調の素敵なマッチラベル「わびすけ」は今も健在かも
これをみて懐かしいと思う人がいますやら?