2007年7月15日 (Sun)
デジカメの源流
台風一過の今朝、たまたま「写楽」という雑誌をみる機会があった。
手にしたこの雑誌は樋口加南子が表紙になっている1981年11月号であった。
この当時、この雑誌の中の広告が色々なメーカーが一眼レフカメラを競うように載せていて興味深い。
そんな中で「マビカ」の記事に目がいった。
「マビカ」 マグネチック・ビデオ・カメラの略
ソニーがこの年の8月24日に発表。
フィルムの代わりにメタルコーティングされた高品質磁気シート「マビパック」を使うもの。光を電子信号に置き換えて記録するものらしい。
28万個の電気信号、、、とある。
これはまだアナログの範疇だがデジカメが生まれる創世記のまさに源流の一滴だったのでは?
その後 手にしたのは「モノ・ビジネス」という1988年3月号の雑誌。
この中で見つけたのが「マビカ」繋がりのこんな記事。
マビカショックから六年半 ミノルタはα7000,9000のAF一眼レフカメラを
利用して交換バック型スチルビデオカメラの形態をとった。
と写真つきの記事を目にした。その写真では前面は見慣れたα7000、後ろ側は全く見慣れない物体が合体したものが写っていた。
デジカメの変遷はここが詳しい。
http://www.jcii-cameramuseum.jp/museum/special-exhibition/20001024.html
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