2008 09月 17日

生まれて初めての大手術



午前10時。
動物病院手術室。


全身麻酔が効くまでは、
私が犬の目の高さに座り、
手をさわってあげました。
麻呂は、徐々に、何か考えてる様な顔つきになり、
そのうち、すっ・・・と昏睡状態に。



麻呂の開腹手術が始まります。


私は手術室を出て、待合室で待ちました。



約1時間後。
覚醒したようです(これまで聞いたことのない犬の叫び声)。
先生に呼ばれて入室。
麻呂は、ケージに移されていました。

ひどくつらそうなその様子が、
慣れない私の目には異様に映るのでしたが、
しかし、
静かに声をかけたりなでさすったりするうちに、
先生のご説明通り、
徐々に常態に近づくのが分かるのでした。
そのまま1時間、犬のそばに居る。


その後いったん帰宅、
夕方の診療時間を待って、面会に行きました。

麻呂が驚くほど元気になって迎えてくれました。
おとなしく、エリザベスカラーを付けている姿にも
びっくりしました。



思えば昨夜から今日にかけて、麻呂の家族は
どんなにどんなに心配したことか・・・。

これでひとまず安心です。
昨日の心痛は、まるで何日も前のことの様な
気さえいたします。


今夜は麻呂は、病院にお泊まりです。
明晩か、明後日退院の予定ですと、先生は
おっしゃいました。


どうぶつの先生、
助けてくださって
ほんとうにほんとうにありがとうございます。





これから○○○先生の動物病院へ。
お腹部分が膨らんでいる。
もうすぐ13歳の犬なので、
犬の母は、全身麻酔が心配でならない。



夕方5時過ぎの面会。
覚醒後、5時間半経過。
先生が、近くをゆっくり歩かせておしっこさせて来てね、
とおっしゃる。
左前足に、可愛い包帯。
点滴の用具の先端(なんて呼ぶのだ?)が
隠されている(すぐかじり取るのでね)。




病院のケージで。
今夜はここにお泊まりだ。
夜中ひとりで、寂しがらないかな・・・。
がんばるんだよ。




人間のみ帰宅。
自宅の玄関入りながら、
家の中に犬が居る、といういつもの感覚で居る自分に
はっとする。
ああ、今日は病院だったか・・・と、気付く。
今晩さびしいな。


麻呂の病名は、
子宮蓄膿症です。

『peppy』秋冬号15頁に、
今日、麻呂から摘出された疾病臓器とよく似た写真が
載ってた。どひゃ~~~~~!( ̄ロ ̄lll)


とても怖い病気です。
興味ある人は見てね。








21:05 in 麻呂 | 編集
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