2008年4月1日 (Tue)

『一億百万光年先に住むウサギ』読了





今年10冊目はこの本。
図書館で、タイトルと表紙に惹かれて手に取った1冊。
07年の中学生の課題図書だった(驚

一億百万光年って、地球の話じゃないんじゃないか?
で、そこに住むのはウサギ?なんてアンマッチ(笑
タイトルと、表紙から、これって外国の作品?っと思ったら、
翻訳ものではなかった、へぇ~って感じがしてしまった。

木の精霊。
星磨きのウサギ。
なんともロマンッチック。

盗難事件や迷子探し、なんていう事件も起こる。

主人公は本当に中学生?っていうほど、オトナ(っぽい)。
とても生き生きとしている。
喫茶店を切り盛りするお母さんとか、
サイドカー付きのバイクを乗り回すお父さんとか、
登場人物みんながカッコいい。
中身もカッコいいのだ。
そんな大人に囲まれて成長するってことは、
やはり、とてもとてもプラスなのだろうっと思った。

でも、この本を読んで感想文を書くのは、大変そう(笑
感想文を書かなくっちゃ!っと言う気合で読んだのではないので、
とてもおもしろく読めました(笑



2008年3月30日 (Sun)

『履き忘れたもう片方の靴』読了



大石 圭
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2008年9冊目。
大石圭氏のデビュー作。
私の中で、この作家さんは、ホラー作家。
以前読んだことがあるのも、呪怨と呪怨2。
ところが・・・
ホラーじゃなかった・・・思いっきりひいてしまった(汗
苦手なジャンル・・・とほ
以前に読んだ『人形(ギニョル)』と同ジャンルか・・・。
でも、主人公は、怖いと思った。
無意思というか・・
こういう人間は、怖い・・・っと思った。

2008年3月28日 (Fri)

『夜市』読了♪



今年の8冊目。


初めて手にした、恒川光太郎さんの本。
日本ホラー小説大賞受賞作ってことと、なんだか雰囲気のある表紙にやられて読むことに・・・。

まず表題作、『夜市』う~ん、うまいっ!
最後にそうなるとは・・・うんうん。

同時収録の『風の古道』。
私は断然こっちが気に入ってしまった!
ホラーって言うよりも、幻想って言う感じ?
異界って言うのかなぁ・・・・場面が、背景が、目に浮かぶ、
風を、匂いを感じるようで、兎に角雰囲気作りがうまいっていうか・・・。
このあたりは、夜市もそうなんだけれどね~。

これは、オススメの一冊。
サクサクと読めるし、読書後もサラッといい気持ちで本を閉じられました。

2008年3月26日 (Wed)

『金雀枝荘の殺人』読了





今年7冊目は、今邑 彩さんの本。
実は、初めて読む作家さんです。

70年近く昔の奇妙な3つの死、昨年冬の『7匹の子ヤギ』に見立てられた、6つの死。
この2つの事件が起こった呪われた館に、6人の男女が謎を解明すべく訪れた・・・。っと始まったこの物語。

とても読みやすかった。
後半の謎解きは、あれあれあれっと言う間に・・・
ちょっとトントン拍子で進みすぎませんか?っと言う気もしたけれど、
サクッと読めて、おもしろかったです。

『序章が物語のはじめであると同時に終わりでもあるというネバーエンディングストーリー』はて?っと思い読み始め、読了後に序章を読み返して、納得。とてもすっきりいい感じでした。



2008年3月25日 (Tue)

『「アリス・ミラー城」殺人事件』読了♪



2008年6冊目(少ないなぁ~(笑)の読了は、これっ。



なんだか最初から煙にまかれたようですっきりしなかった。
孤島にやってきた探偵8人。
招待側の人間は2人。
合計10人。

鷲羽(わしば
観月(みづき
古加持(こかじ
无多(ないだ
入瀬(いるせ
海上(うみがみ
窓端(まどはた
山根(やまね

ルディ
堂戸(どうと

まず、名前が、覚えにくい・・・ぶー
上が探偵さん、下が招待側。
で、探偵8人なんだけれど、この中に依頼人さんがひとり・・・。
ん?
登場人物の人数が合ってない?
変だなぁ~っと思いながら読み進めていくと・・・、
チェス盤も、白10個黒1個、合計が10じゃない?
なんだかすっきりしない・・・
で、いつもうひとりが出てくるんだろう?っと思っていたら、
最後の最後で謎が解けた・・・。

大好きなクローズド・サークルのお話なんだけれど、
やられた~っと思いました・・・
なんで気がつかなかったんだー悔しい(笑
でも、おもしろかったな(。・・。)(。. .。)ウン

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