2008年3月10日 (Mon)

雪国のローカル線


3月7日・8日
友達と雪深い小さな温泉をローカル線でたずねた。
新潟、小出駅まで車、只見線で会津柳津温泉へ。
車窓からたっぷり、墨絵の雪山と只見川を見ながら、目的地へは約3時間半。
小さな無人駅に着くたびに、雪で1階が半分くらい埋まった、赤や青い屋根の家がそっと佇んでいる。
高い屋根に2階が主な居住スペース。1階は倉庫だったり、車庫だったり。新しい家はモダンだけど、昔懐かしい板壁の家もある。
途中雪が激しく降り、ちょっとあせったけど、着いたら晴れていた。
宿に直行。温泉へ。

翌日は、まず大きなお寺、福満虚空蔵尊圓蔵寺に参拝。

柳津観光協会のホームページは以下。
http://www.hpmix.com/home/yanaizu/

立派なお寺で1200年の歴史を感じる。
境内では、カケス、イカル、カラ類、ミソサザイ(囀り)。
望遠レンズはきっぱり車に置いてきた(^_^;)
町を散策すると、ウソが桜に、川にはカワガラス、カルガモ、アオゲラ、トビとかいろいろいた。
観光した場所は、斎藤清の美術館と物産展と微細彫りの工房と、道の駅と、食べたのはあわまんじゅうとおそば、蒸気機関車C11。
この時期は観光といっても、メインの道しか歩けないので時間をもてあましてしまう。
1日3便はよほどうまく計画しないといつものように無計画ではだめ!と反省。
でも、雪景色はたんのうできた。


ちょっと開けたところ。


家が寄り集まっている駅前。



無人駅だけどおばあちゃんがストーブを焚いてくれている。



夕暮れ



2008年2月23日 (Sat)

花粉症?


くしゃみ、鼻水、鼻づまり、風邪と思っていたけど、ひょっとして花粉症が始まった?とりあえず杉の山に行ってみる。午前中は暖かく午後は荒れるという天気予報はピッタリだった。登り口のところでルリビタキが出迎えてくれた。きれいに澄んだ空、梢に小鳥。沢づたいに登るとカラ類とウソの声、ミソサザイ、カケス、鳥は少なかった。キクイタダキが倒木のまわりを忙しく餌探ししていた。だいぶ前に買ったMAGIC SPIKERを初めて使った。装着はワンタッチだし、(ゴムになっていて、かかととつま先のところをひっかけるだけ)軽くて付けた感じがしない、よく効く。歩いていて外れても気が付かないかな?と思ったけど、外れない。軽い登山や、町でも目立たないから使えるかな?帰りはすごい風で砂ぼこりが舞い上がって、視界が遮られるほどだった。鼻づまりなど病状は特にひどくならず、たぶん風邪。


MAGIC SPIKER


キクイタダキ



コウヤボウキの花殻



どうしたらこんな氷柱になるのか?



2008年2月13日 (Wed)

野鳥観察について


私の思うことです。

昔、越冬のために川沿いの常緑樹に集団で越冬していました。
昼間、長い耳をたててじっと目を閉じて、あたかも瞑想しているようにやすんでいました。
そして、年々あえる機会は少なくなりました。

私達が環境を悪くし、動植物を隅に押しやっているせいもあると思います。
ここがだめなら他へ行くだろう、そんなに簡単ではないと思います。
もう越冬地の縄張りはできていて、餌も限られている。
他に天敵もいるかもしれない。

そんな厳しい環境の中で細々と生きつないでいる鳥たちを、私たちは趣味で見させて貰っているのです。最初に出会った鳥をかわいい、いとおしいと思った気持ちを忘れず、もっと謙虚な気持ちで接したいと思います。

ことに集団になると、われ先にと妙な心理に駆り立てられるようです。
周りを気遣う余裕もなく、あちこちにぶつかり、人の前に出たり、通りを塞いだり、私にも経験があります。
そしてもっと迷惑なのは、その周辺の住民や環境などへの配慮がなくなることです。

ネット上に情報が流れると、一気に広がり、とめることができません。
周辺の環境を考えて、また、その鳥が人を集めそうな希少種かどうか分からない人は、まず知っている人に聞いてほしいと思います。


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