2015年5月9日 (Sat)

ウツギ 2


コゴメウツギ
葉がギザギザのこぎり。


ガクウツギ
萼の変化した装飾花3枚があるが、
大きさはまちまち。


2015年5月6日 (Wed)

連休は


3~4日
南アルプスの頂上じゃなくふもとに。
連休直前にどこか行こう、と言い出す。
そこから宿を探すのは大変だけど、観光地以外なら
意外と空いている。
遠くなく、自然の中、のんびり温泉をキーワードに。
近すぎるので、高速を避け下道で峠を越え、林道を走る。


沢沿いの林道には、ヒカゲツツジが咲く。



道はまだ芽吹きも淡く、
途中、賑やかな野鳥の声で車をとめて探す。
エゾムシクイ、センダイムシクイ、キビタキ、
オオルリ、ツツドリ、カケス、カラ類。
ホオジロ、セキレイなど聴く。
野鳥のたくさん集まる場所って、何となくわかるような。
川がそばにあり、いろいろな落葉樹が広く分布している。

宿のそばでは、クリンユキフデ、シロバナエンレイソウ、
ツバメオモト、ミツバツツジ、ヤマツツジ。
大きくなったコゴミがたくさん林床を占めて、
鮮やかな緑がまぶしい。

途中の花も一緒に。
アケビ/ウスギヨウラク(は初対面、本州中部から西、
四国にしかないらしい)
途中のヒナスミレ/イカリソウ



林道



翌日宿の窓から見る高いモミのてっぺんで、
アカハラ、交替してオオルリが鳴く。

帰りは雨で靄のかかる山道を走る。
偶然にもヤマドリのメスに遭遇したり、コマドリの声を聴いたり。
のんびり走って、帰宅した。



2015年4月27日 (Mon)

山に


民家にヤマブキソウの群落があるので
まずそれを見て、いつものコースを散策!
と考えていたら、ミドリタチツボスミレを
探しに行こうというお誘いがあり、
合流する。
ヤマブキソウ


健脚な人ばかりで、最後尾でゼイゼイしながら
ついていく。
石ころの急斜面の道や、天国まで続くような階段。
やっと休憩所でヤマザクラの吹雪を見ながらお昼にして、
ほっとしたのもつかの間、まだ続く遠い道のりを歩く。
山頂からのながめ



途中アケボノスミレやオカスミレ(毛が中途半端でアカネかも)、ニオイタチツボなどに
いやされつつ歩く。
遠雷を聞きながら、歩く。

このあたり……予定どおり見つけていただきました。
みんないじけていかにも変種みたいだけど、
全体像はタチツボスミレそのもの。
花が葉になったとか? 不思議な、時間を止めるような、
インパクトのある花でした。
ミドリタチツボスミレ



帰りは急斜面をズルズルと這い下りて
やっと見覚えのある道に出た。
その頃には雨が降りはじめ、雨具の準備のなかった私は
ビニールの合羽を借りて歩く。

なんだか昂揚した気分で、降りしきる雨の中を
鮮やかな新緑をながめながら、ひたすら歩いた。
出会った他の花。
ルイヨウボタン/アケボノスミレ
オカスミレかアカネ/フキの花



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