2016 10月 29日

笑うカラス



帰郷して間もなく、私は一人のおばあさんとお友達になった。
足が不自由らしく右足を引きずって押し車をひいて我が家の前を通って貨農園へ行かれる。
逢えば自然と立ち話し・・・別れ際には私に向って両手を合わされる。
寂しいんだな~と私もついウルウルと・・(T_T)/~~~

私がカラーのお花が好きだと話したら、或る日、家で咲いたのよ・・と
カラーを三本、地卵一ケース、何を思ったのかトイレットペーパーを
持ってきて下さった
私が他人者と知って何かと気を遣って下さる。(^_^;)

我が家をはさんで両側に大きい二本の木がある。
一本は槙の木、一本は楠の木。
此処はカラスの向こう三軒両隣で一日中、カア、カア煩いこと。
こちらでカアと鳴けば、あちらで待ってたホイ!とカアと鳴く。
これが本当のツーカーの仲(^_-)-☆  uhihi~♪

木の下を朝10時になると決まって押し車を引いたおじいさんが通りかかる
 どうやらおばあさんのご主人さまらしい
そして我が家の角の所で高らかに「ワッハッハ~ワッハッハ」と大笑いされる何事だろう~?
笑う健康法でもされているのかな~???

と思っていたら、そのうち両隣のカラスが「ワッハ~ワッハ」と笑うではないか~~工エエェ(゚〇゚;) ェエエ工
もう、ビックリ!我耳を疑った。そして・・翌日も・翌々日も~。

私は黙っておれずにTさんに話した。
「不思議なのよね~カラスが笑うのよ~~」
「また~久美さん・・冗談は顔だけにして~~」
そうよね~私の耳も随分と骨董になったヮ~ショボン!

ところが~ところがしばらくして~~
「久美さん冗談は顔だけじゃなかったよ~私もカラスの笑うの聞いたのよ!」とTさん\(^o^)/
そうか~やっぱりカラスは笑ったんだ・私の空耳では無か ったのね
それにしても、正直カラスが笑うなんて聞いた事が無い
田舎のカラスはそんなに器用に生きているのかしら??

私はカラスの悩ましい声!変声期の声!いろいろ聞いている。 
しかし、まだ黙っている(^^♪  言~わないっつ!
その後カラスも入れ歯になって、もう、笑えないのだろうか?
久しく笑い声を聞いていない~それとも、あれは白昼夢?

最近、カラーのおばあさんも、笑うおじいさんも姿を見ない
柴刈りや洗濯でお忙しいのかな~~
お元気でいて下さるといいんだけど(^0_0^)

ご覧頂き有難うございます(^^♪  (再投稿)



エントリーの編集

Ready to edit this entry.















  削除