2015年4月27日 (Mon)

山に


民家にヤマブキソウの群落があるので
まずそれを見て、いつものコースを散策!
と考えていたら、ミドリタチツボスミレを
探しに行こうというお誘いがあり、
合流する。
ヤマブキソウ


健脚な人ばかりで、最後尾でゼイゼイしながら
ついていく。
石ころの急斜面の道や、天国まで続くような階段。
やっと休憩所でヤマザクラの吹雪を見ながらお昼にして、
ほっとしたのもつかの間、まだ続く遠い道のりを歩く。
山頂からのながめ



途中アケボノスミレやオカスミレ(毛が中途半端でアカネかも)、ニオイタチツボなどに
いやされつつ歩く。
遠雷を聞きながら、歩く。

このあたり……予定どおり見つけていただきました。
みんないじけていかにも変種みたいだけど、
全体像はタチツボスミレそのもの。
花が葉になったとか? 不思議な、時間を止めるような、
インパクトのある花でした。
ミドリタチツボスミレ



帰りは急斜面をズルズルと這い下りて
やっと見覚えのある道に出た。
その頃には雨が降りはじめ、雨具の準備のなかった私は
ビニールの合羽を借りて歩く。

なんだか昂揚した気分で、降りしきる雨の中を
鮮やかな新緑をながめながら、ひたすら歩いた。
出会った他の花。
ルイヨウボタン/アケボノスミレ
オカスミレかアカネ/フキの花



2015年4月19日 (Sun)

初トンボ


初トンボの季節
平日に静かな山歩きを楽しむ、ハイキングの人は多い。
頂上近く、オオルリがすぐ近くで囀り、
今回は望遠レンズも持ち歩いていたので、
そっと準備して、目線の位置で撮ったけど、
テカテカの光線でギトギトで、すぐに遠くに
飛んでしまった。
山頂から一丁平まで桜をながめ、また戻り、
来た道を返す。
のぼりにトンボを探したけど、見つからず、
下りで、撮影中の方に会い、一緒に撮影させていただく。
羽化はもう終盤らしい。

間に合って良かった。

あとはトウゴクサバノオの開花を。
花の由来が、実が「サバの尾」みたいだからとのこと。
写っていた。
ということは、開花はずいぶん前から始まっていて、
私が曇りの時ばかりできちんと咲いてなかったのかも。
それよりもこの花の花びらと思えるところは萼片で
中の黄色が密弁化している花。
白いのが雄しべでその中に目立たない雌しべ。
同じ時期、茎の下部には閉鎖花もつけるらしい。
複雑な花でした。



土曜日の里山の虫。
ヒメスギカミキリ/ミヤマセセリ
アカハネムシなりや(?)/ツマキチョウ



土曜日の里山でシオヤトンボ




2015年4月12日 (Sun)

花めぐり


今日は高尾に行きました。
花が気になって、金曜日、土曜日、
日曜日と天気を見計らって、結局
今日になった。
ルートを7時半に歩き始めて、絶好調の
ミソサザイの囀りを聞きながら、
沢すじを先日よりは主役の入れ替わった花たちを
さがし……。

スミレサイシンは大きくのびて、続いて
マルバスミレが勢いを増している。
マムシグサ久々に牧野さんの野草大図鑑を
出して、調べる!と思ったけど、
めげた、(-_-)次回に。
ますます分からなくなる。

マムシグサの仲間/ヒカゲスミレ
ラショウモンカズラ/レンプクソウ


新芽もどんどん伸びて、
カツラも一番美しい時期だと思う。
カツラの新緑



オオルリが鳴いていて、案の定、樹木のてっぺん。
鳥屋さんの性分で、100㎜マクロでも思わず
撮ってしまう。

あとで調べるとして、ひとまずカメムシ/蛾
オオルリ/オオルリ



あちこちの民家の庭に眩しいぐらい鮮やかな
ミツバツツジが咲いていた。



トウゴクサバノオは相変わらず少ししか開いてなくて、
次回に期待しよう。


2015年4月7日 (Tue)

野山


先週半ばにそっと花探しにいきました。
少し曇っていたけど、寒くはない。
お目当ての花はまだ早く、つぼみだった。
場所をかえて、谷沿いを歩くと、
タカオスミレが斜面に群生していて。


ヒトリシズカも4~5本ずつそっと咲いていた。



場所をかえて、もっと開けた里山に、
キジムシロにモモブトカミキリモドキ立派なモモ。



ジョウカイボンの仲間(今年も虫はこのへんからです(^^;)



里山はのどかに虫が飛び、桜が散り、足もとにはアカネスミレ。
斜面にはタチツボスミレが一面。
田んぼの脇にはタンポポがそこここに咲いていました。

高尾に彼岸に咲く、ヒガンマムシグサがあると聞き、
あれこれ撮ってみるが、マムシグサの種類は多く、
テンナンショウ、ミミガタテンナンショウ、ムサシアブミ……。
お手上げ状態。