2008年6月23日 (Mon)

63年目の慰霊の日


今年も猛暑の中
沖縄県内各地で慰霊の催しがありました

私は沖縄県立美術館で「情熱と戦争の狭間で」展をみてきました

太平洋戦争時、志し半ばで戦死した画学生の遺作を展示している長野県にある『無言館』の収蔵作品展と 沖縄戦を生き抜いた画家たちの戦後の作品展

作家窪島誠一郎さんが、日本各地の戦没画学生のご遺族のもとを、敗戦後50年を迎えた平成7年5月から2年間探し訪ね遺作を蒐め 戦没画学生慰霊美術館「無言館」を立ち上げたそうです

どの作品も素晴らしく この方達がお元気で今も生きておられたなら どんなにご活躍されたことでしょうと思うと残念でなりません

窪島誠一郎さんの活動にも頭の下がる思いがします
この機会に是非「無言館」で検索して第53回菊地寛賞を受賞した功績をのぞいてみてください


魂の祈り〜天満敦子バイオリン演奏〜
(館内は撮影禁止でしたのでテレビのニュースを撮影しました…左が窪島さん)

窪島さんに賛同されたバイオリンニストの天満敦子も たびたびその企画展などでレクイエム演奏をされていらっしゃるそうですが 今回もわざわざ沖縄までお越しくださいました

テレビカメラのすぐ左隣りで間近で演奏を聴くことができ 全身の毛が逆立つほど感激し涙があふれそうでした
素晴らしい企画展を開催してくださり感謝です


きょうも 平和の礎において「沖縄全戦没者追悼式」がしめやかに行われ 平和の詩「世界を見つめる目」が朗読されました

まだ4年生というのに 私達の伝えたいことが集結されたすばらしい詩です
是非みなさんもこれを最後まで読んで 平和について考えていただきたいと思います 


2008-06-23 23:14 in カルチャー #