2008年4月21日 (Mon)

卒業記念京都奈良花見の旅~その7⑦~最終日


時代の香りがして 今も当時と変わらない荘厳さを残す古都
日本はもちろん世界中からお客さまが集まる現代都市の中にあって 人さえ見えなければ 平城・平安・鎌倉・・・当時の装束の人が行きかう気配がする
郷愁誘う大好きな奈良に30数年ぶりに来ることが叶いました

桜が満開でさらに美しさが際立って見えます
木造建築世界一の東大寺(この中に15mの大仏さまが)


広大な境内には お水取りで有名な二月堂はじめ金剛力士像や四天王像など迫力満点の仏像がたくさんあり 国宝の建築物も24棟が今も点在し 平城京当時さながら

春日大社に向かう途中 どこからか雅楽が聞こえてきました
小さな神社で 生の雅楽を演奏しています!!!
傍らで4人の巫女が神楽を舞っています!!!

遭遇したのは「鎮花祭はなしずめのまつり」といって 平安時代以降鎌倉時代(1128年)から今日まで続けられている行事で 桜の花の散るころ特に活動するといわれる疫病神をはらうのだそう・・・なんという幸運!


3日目の宿泊はホテル三笠温泉
奈良市内を見下ろすナイスロケーション
東大寺と興福寺も桜の向うに~

こちらも 温泉は男湯・女湯が交代で朝と夜 そして内湯と露天風呂 4ヶ所を堪能することができました


自慢のお食事というだけあって 最高のご馳走でした
3泊4日の「古都の桜見の旅」は
思いもよらぬたくさんの幸運に恵まれ 身も心も大満足のうちに無事終了しました

お疲れさま~感謝♪

2008-04-21 22:52 in 旅行 #

卒業記念京都奈良花見の旅~その⑤~甲子園~初観戦。・:*:・゜☆


春休みといえば 「春のセンバツ高校野球」

関西へ向かう飛行機での会話
「沖縄が準々決勝に残ったね~!・・・でも次は強豪天理だって~!」
「もし ベスト4になったら~?準決勝行く?・・・・」
「もし 決勝に勝ち進んだら 応援行こう!」
と夢のようなお話

ところが なんと!
東洋大姫路との準決勝で八回裏に劇的に大逆転し決勝進出を決めたのでした

というわけで予定を変更し 甲子園で初観戦応援となりました!

4月4日12時30分 ウゥ~~~プレイボール!
外野席正面に1時間前から陣取って~
(アルプススタンドと内野は無理でも外野ならだいじょうぶの情報あり)


聖望応援団はカラーも統一され一丸となった迫力
1時間前から吹奏楽団もばっちり応援で賑わっています

それに引き換え 沖尚側のアルプススタンドはバンドも無く半分ほどしか埋まっていません!わぁ~~大丈夫? 負けてるよ~~

大きな拍手と共に 沖縄からの応援団と吹奏楽団が到着
それからは沖縄独特のあの応援楽曲~特に沖縄の応援でない人も巻き込んでの 思わず乗ってしまう軽快さと豪快さ さらに口笛が・・・
これこれ いつもテレビで見ている雰囲気が目の前に!

子供たちも空になったペットボトルをぽんぽこ鳴らして大賑わいで応援してくれています

何度も飛球がこちらまで迫って「ホームランだ~!!」と総立ち♪興奮の嵐でした
ワンサイドゲームになった展開も会場全員で両ナインの応援に!


優勝の瞬間~会場総立ちで口笛のあらし~ウエーブの波は対戦相手の聖望高校をも巻き込んでの歓喜でした!
全員で両ナインへの惜しみない拍手と 何度も来るウエーブの波にそのたびジャンプでバンザ~イ♪


沖縄尚学優勝おめでとう!!!

那覇空港に降り立ち 出口付近にこの横断幕を見つけました
数時間前に凱旋したナインをたくさんの人が出迎えたようです

それにしても 1勝もできなかった沖縄勢が初めてベスト4に残り島中が歓喜した「興南旋風」から40年(まだ鮮明に覚えています!人も車も消えた日!)

沖水が初の決勝進出を果たした18年前には パートナーが臨時の沖縄応援ツアーにでかけたものですが 今回は優勝を共に喜び感動することができました
 
ラッキー!ハッピー!サンキュー!
2008-04-21 13:20 in 旅行 #

2008年4月18日 (Fri)

卒業記念京都奈良花見の旅~その4④


4月3日 旅2日目(後半)

美しいたそがれの古都
ライトアップされた桜と五重塔(右端が有名な清水の舞台)

調べてみてびっくり~!
夕日の沈んだ正面の山は なんと!「ちりとてちん」で何度も出てきた「愛宕山(落語)

「テレビや歴史に出てくる名前のオンパレードにわくわくの毎日です!


なんと偶然にも 今日4月3日はしみず(清水)の日!
清水寺の名前の由来にもなっている「音羽の滝」は日本十大名水の筆頭にあげられる有名な水で 古くは弁慶や義経も飲んだといわれているそう

たまたまこの特別な日に拝観できたなんて 「音羽の滝のご利益」もきっと多大なはず!
長い行列をじっと我慢してありつけた時には どれが何のご利益なんて考える間もなく写真に納まっています

後で調べてみると 右から健康、美容、出世らしいです
アルミ製の長いひしゃくを「紫外線滅菌装置」にそのつど入れ消毒していたのにはびっくりでした


落陽からライトアップまで たそがれていくようすがまた綺麗でした


家族の都合で決まった日程が 1年で1番人気のシーズンだったなんて後で知りました
おかげで旅館の宿泊もなかなか決まらず やっと取れた2日目は郊外のグランドプリンスホテル京都でした

行く前は 「せっかくの京都なので旅館がよかったのに・・・」と思ったものですが 和食にもあきてきていたので 洋食バイキングで美味しいパンと珈琲が飲めてよかった~

朝摘みたて野菜ジュースが最高に美味しく身体中に染みました♪
(若い娘には このホテルが1番のお気に入りでした)
2008-04-18 21:37 in 旅行 #

2008年4月16日 (Wed)

卒業記念京都奈良花見の旅~その3③


4月3日 京都の旅2日目(前半)  

銀閣寺から清水寺まで(距離約5km)のモデルコース(8時間半)をたっぷり散策

さすが観光地 この頃はチェックアウト時に 荷物を京都駅や次の宿泊所へ運んでもらうキャリングサービス(1個750円)があり 今日は何とカメラだけ持参の気軽さです

学生の頃 大のお気に入りで一人で散策した「哲学の道
シーズンオフの静かな時を選んで 「人生とは何ぞや?」なんてことを考えながら歩いてたっけ・・・?

なのでこんなに桜の名所で観光客であふれていようとは思いもよらなかったのです!人気のスポットになっているだけあって 1.5kmも続くソメイヨシノのトンネルは壮観でした 


京都は「日本人の心のふるさと」というけれど
古い寺社や桜をみていると やっぱり沖縄って異国のような気がします
大好きな古都 懐かしいけれど外国に来ている感覚?
娘にはどう映ったのかしら?・・・(聞いてみよう)


比較的新しい(1895年)平安神宮は朱塗りが豪華絢爛 
でも やっぱり南禅寺や知恩院などのどっしり古い建物がいい
24mもある観音様は 屋根越しにご覧の通り とても優しそう~♪
あちらこちらで見かけた人力車(3000円~?)年取ってからきた時はお世話になりたい
何組かの結婚式カップルにも遭遇 


最後の清水寺は 圧巻の夜の特別拝観

ライトアップで映りだされた染井吉野が池に映るさまは
この世の物とは思えないほどの美しさ
合掌(^人^)
2008-04-16 23:57 in 旅行 #

2008年4月15日 (Tue)

卒業記念京都奈良花見の旅~その2②


関空から京都までの車窓から
線路沿線や川沿い・公園など たくさんの桜が咲いているのが見えました
「やった~!満開だよ~♪
 あれが 日本の桜(ソメイヨシノ)だよ~!」
初めて見る娘は その白さがやはり拍子抜けしているようす

ソメイヨシノの美しさはその枝ぶりや やっぱりバックの景色との調和
まだ新高校生には無理なのかな~?

この桜の愛らしいこと

寒緋桜しか見たことない娘は ソメイヨシノ・枝垂れ桜や八重桜などを見るうちに どんどん綺麗さを感じてきたようです


先ずは 賀茂川沿いの桜をバックに一枚(左)
葵祭りで有名な「上賀茂神社」の御所桜の見事な枝垂れ桜と一緒に(中)
『あれが 「敵は本能寺にあり」の本能寺だよ』と歴史の勉強!(右)


学生の頃の旅といえば 時刻表片手にユースホステルで宿泊

勤続30年にもなろうかという頑張ったサラリーマンには
少々の贅沢も許されるというもの
私も便乗させてもらって(娘には少し贅沢な気もしますが・・・姉と兄が羨ましがっているはず)

きょうのお泊りは 京都のへそに位置する「旅庵花月 別邸花伝」
門をくぐり太鼓橋を渡って奥へ
伝統の京都らしさとモダンさ いたるところに飾られたお花や書画・豪華な帯の額装

旅館の楽しみの一つ「温泉」
趣の異なる二つの浴場は庭園に面し 朝夕で男女入れ替えされ、どちらも愉しめるのが嬉しい


もう一つの楽しみといえば・・・
浴衣で寛ぎながらいただく美味の膳
京料理「にしむら」と同じ料理長の手による・・・ほらこんなに豪華!

蒸し寿司・生麩・胡麻豆腐・もろこ・鴨・朴葉焼き(ほおば)・・・
わぁ~もうだめ!
明日はこのカロリーを消費せねば!

おいしゅうございました(^人^)
2008-04-15 23:10 in 旅行 #

2008年4月11日 (Fri)

卒業記念京都奈良花見の旅~その1①


「世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」 在原業平(古今和歌集)

世の中に桜というものがなかったなら、春に(桜はいつ咲くだろうかとか、雨風で散ってしまわないだろうかなどと)心乱されることはないだろうに・・・と心騒ぐ私は 今年こそは桜を見たいと思い立ちました

末娘の高校入学祝に 京都・奈良への家族修学旅行を提案 !(グッドアイディア)

2ヶ月も前からツアー探しをするも 満足なコースが見つからず ガイドブックを購入して 前割り航空券をゲット ホテルをネットで予約して自由旅の準備万端で1月前からわくわく

だんだん近づき気になる開花状況
関東の桜は今年いち早く満開になり心配でしたが お天気も桜も運なので 名所めぐりができたらいいかと・・・

さぁ~4月2日 午前6時45分 出発です♪ 
 
快適な空の旅も予定通りで 正午に京都に住むツインズの姪たちのお出迎え
わぁ!ジャガーです~!京都の町は高級車がいっぱい!

ご縁あって あの有名な俵屋旅館に案内していただけることに!

いろいろな雑誌やネットでも「日本最高峰とも言われる宿」と名高い300年の老舗旅館です
一度は泊まってみたい京都の俵屋へ」と旅行専門家や愛好家の方達が
たくさんのレビューを載せています

畏れ多くも私も「リタイヤー記念ご褒美の旅できっと!」と思いをはせる一人・・・
それなのに 何という感激!思いもよらず見学することができました!

300年の歴史を感じる造り 清潔なお部屋に丁寧な接待 
ホテル王と呼ばれる方が「俵屋にホテルの原型を見た」と感心されたそうです

お部屋・お庭・調度品・・・どれをとってもうわさ通りのすばらしさ!
上手くお伝えできないもどかしさ・・・是非ネットで検索されて本当の良さを体感してくださいね


竹の葉を敷いた漆のお皿に青竹の器に入った「蕨餅」をいただきました
よく冷えているのにとってもやわらかく 引き立てのきな粉が香ばしく絶品です
この評判でカフェができたほど・・・
薫り高い煎茶(京都の○茶)とともに お客様をお迎えする最高の心がうかがえました

お客様の4割近くが外国人ということで 洋風なおもてなしもあるそう さすが世界にとどろく老舗旅館のサービスです


お昼は 歩いて数分のオススメの天ぷら屋さん「点邑(てんゆう)」へ

俵屋さんの姉妹店というだけあって 1階の待合室もおしゃれ

先附の「もろこの唐揚げ」に山椒の実とゆずが利いたサラダにまず感動し
もちっとした美味しさのヨモギ豆腐 季節の野菜が香ばしい煮物
赤だし・漬物・果物など 普通の食材までもがどれもいちいち美味しいと感心
メインの天ぷらは 丼と盛り合わせが選べて
薄味の私は 丼物はたれご飯が濃厚すぎてあまり好みではなかったのですが 丼がオススメということで・・・
なるほど~絶妙な味付け!最後のご飯1粒まで残さず美味しくいただきました

驚いたのは 天ぷらを目の前で揚げているのに 全く臭いがしないこと
コンロそばにも換気扇があり こまめに揚げ油も交換しているとのこと

身も心も満足な私は 楽しみにしていた俵屋旅館オリジナルグッズの店「ギャラリー遊形」に足を運ぶのを忘れてしまいました
まぁ 次回のお楽しみということで・・・


久しぶりに楽しくおしゃべり お食事を堪能した後は もちろん桜を見にドライブへ

賀茂川沿いに車を走らせ(もうすでに桜が綺麗とわぁわぁ言ってる私です)
満開の桜を見ながら 上賀茂神社へ

こうして 幸運な素晴らしい旅が始まりました
2008-04-11 14:30 in 旅行 #

2007年10月28日 (Sun)

お帰りなさい~♪



これは 何でしょう?

初めて手にした ユーロ・・・ヨーロッパ共通の通貨紙幣です
1ユーロ=164円 日本紙幣を3割カットしたくらいの大きさ
まるでおもちゃのようですが この300ユーロが約5万円!

パートナーがイタリアとドイツに出張にでかけたのです


今一番綺麗な季節を迎え どこに行っても感動の嵐!
こんな中から あのすばらしいクラシックが生まれてきたんだね~と実感!


私に見せようと 景色やお花などたくさん写真を撮ってきてくれました
もちろん しっかりお仕事もこなしながらね

今度は 一緒に行こうね!

 
きょう午後1時41分 関東上空からの富士山
頂には真っ白な雪化粧 その下に紅葉がうっすらと見えます

富士山が見れてラッキー!
10日間の出張から無事帰ってきました

お疲れさま~
2007-10-28 23:01 in 旅行 #

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