今日の朝食は・・・
自然主義だった父の教えで独身の頃から加工品はなるべく摂らないようにしていますが この頃は特に怖いニュースが多いので この鶏ハムは重宝しています
でも家族もいささか飽きたようなので 味付けを考えてみました
梅肉をのせ「ノンオイル青じそドレッシング」をかけて~
好評です・・・生の青じそがあれば ポン酢をちょこっと♪
きょうは 父の命日
今から35年前の高校3年の時亡くなりました
母はまだ46歳になったばかりで 兄姉3人を本土の大学に通わせ 高校生の弟と私の面倒を見ながら 自宅でがん末期だった父を健気に看取りました
入院時は
多発性骨髄腫という血液の癌で鮮血輸血が毎日必要でしたから ご近所・友人・親戚たくさんの方から毎日献血してもらいました(感謝!)
当時女性は200ccが決まりでしたが 足りない時は母が自分で頼んで400cc採血していました 18歳になるというのに私は血管が細くとても献血できる状態ではなく情けなく思ったものです
腎臓病とうそをついて告知せず治療していましたが いよいよ父も気づき最期は家で迎えたいと医療行為を拒否 家での闘病となりましたが痛み止めの薬を飲むだけでした
秋の柿が熟す頃になると今でもその頃のことを思い出します
ぐにゃっとなるほどの完熟の柿のへたを取って スプーンで食べるのが好きな父でした
自然主義で酒もタバコも悪いものは一切取らない父でしたが そんな人が癌になるなんて・・・
『歯と目は宝だから大事にしなさい』
『いつも新鮮なものをバランスよく摂りなさい』が口癖でした
そんな風に育ったので 外食しても「美味しいものはどれ?」というより「栄養のあるものは(バランスのいいもの)どれ?」と選んでいた気がします
男は公務員か銀行マンが一番
女は良妻賢母で家にいるのが一番
女は絶対めがね(近眼)になってはだめと 中学生になってからも夕食後は勉強禁止!(これホントの話) 隠れて勉強するとしたたか怒られ拳骨をくらったものです(笑)
ですから テストの時は明るいうちが勝負でした(こんなにのびのび育って良かったのか?)
そんな受験期でしたから 進路は一人で考え何から何まで自分でしました
国立大学に受験できるはずも無く神戸の私学へ
医学系へ進路を決めた私は「臨床検査技師」となり社会貢献するはずが 10年勤めて主婦となりました
今は天国で父と母二人
『最高のパートナーと三人の子供に恵まれた幸せな娘』として喜んでいることでしょう
父の理想の二人になりましたから これが一番の親孝行でしょう?!