2010 03月 29日

受験生の保護者として



「子供の現役合格のために 保護者として何ができるか」

代々木ゼミナールより講師をお招きして講演会がありました。
なんと センター試験まであとちょうど300日!
親子で受験期を上手く乗り越えるための大切なお話でした。
以下↓手短にまとめてみました。


あくまでも主体は受験生で保護者はサポーターなので 初めての大きな選択を親が決めず(成長の機会を損ねる)上手く励まし心身のコンディションを保つのが親の役目。親子の信頼関係を高め認め合う大切な期間。

・心構え
① 受験生を特別扱いせず家族で規則正しい生活を保つ(朝起きが辛いほどの夜更かしをさせない)夜遅く頑張っている最中に「もう寝たら?」の声掛けはダメ!
② 夕飯は消化がよくバランスのいいものを(重いと眠くなる・15分ほどの分散睡眠を上手く利用・1時間以上寝ると覚醒するのに時間がかかるのでダメ!)
③ 本格的に勉強を始めてから結果がでるのは数ヶ月かかるので 「志望校を下げる」判断は待つ
④ 過剰に入れ込む親はプレッシャーだが 最小限の受験知識は必要。
子供から相談を受けて質問するようでは受験生に負担がかかる
⑤ 子供の最大の相談相手は親なのでコミュニケーションを密に
⑥ 日常の会話から子供の興味や関心が生まれ それが目標に変わり勉強へのモチベーションになる。
⑦ 頑張っている子に「頑張れ」は逆効果!「頑張ってるね」と
  逆に頑張ってない子には「調子が悪いの?」「どうしたの?」と声をかける。


・実践
① 暗記課題は15分くらい集中して毎日(長時間脳が続かないので)
② ノルマは毎日ではなく週単位で(調整余力をのこす)
③ 模試の結果に一喜一憂せず 間違いは修正のチャンスと考え 秋頃まで合否可能性に振り回されない
④ 毎日何をやったか 学習記録メモに残す(カレンダー・手帳など)
  自分で「頑張ったな」「もっと頑張らないと」振り返る。
⑤ 当校の授業ペースですすめる(学校と塾や自分のペース別個にしない)
  受験に要らない科目でも内職しない(高校までは認知の網※形成にすべて必要)
⑥ ネットなどの情報を鵜呑みにしない。二面的・多角的に自分に照らし合わせて。
⑦ 秋から3月までは能力アップの時期。推薦などで決定しても助走を中断しない(人生のなかで最も延びる時期だし 入学スタート時につまずく)


受験は子供の将来の夢を形にする第一歩
上手に支えるなかで日々の成長を見守ることができるといいですね
水をかけ過ぎず踏みつけにしない・・・いつも難題です

親子共々頑張って来年の今頃はみなさんと笑顔で会えることを祈ります


※認知の網・・・人間は知っていることしか認知しない。既知のものとその周辺しか理解できないので 高校までの授業は必需。有益な情報に接しても認知の網に掛らなければ損するから。
2011年度入試年間スケジュール
クリックして参考に・・・私はコピーして目の前に張ってあります
20:33 in その他 | 編集
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