2008年11月に輪島の塗り師 赤木 明登さんの工房に
修理に出していた汁椀が 1年5ヶ月振りに修理から戻ってきました
10年以上使用の愛用碗
日々の酷使に耐え切れず ひび割れと小さなカケ
赤木さんの工房に電話をしましたら
「長くご愛用いただき有難うございます。時間は掛かりますが
それで宜しければ無償でお直しさせて頂きます」との事
ご自分の仕事に誇りと自信が無ければ言えない受け応え
改めて物作り人の凄さを思い知り
お椀に添えて下さったお手紙にも謙虚さと温かさを感じました
新潟から転居の際に食器の大部分を手放して
大切に使い続けたい物だけを厳選して選んだ漆器たち
今 世界中を震撼させている騒動の中
いつわたしたちの身に降りかかるかはわからない現状
それでもしっかりと現実を受け入れて毎日を少しでも楽しく過ごしたい
きっときっとこの難局を乗り越えて皆んなが笑顔になれる日を信じて
がんばれみなさん がんばれわたし