新潟から日高に転居の際
30年師事した書の師匠から
お餞別ににといただいた 「中国の古硯 歙州硯」
友人からいただいた 「本漆の硯箱」
ぱんの道を歩くと決めた日から封印したままの歳月
自分手で次の何方かにと思いつつも年月を重ね
新潟の友人の母上様が 「かな文字」 の先生
わたしの意を汲んでくださり心よく引き受けてくださった
あの日から2年
「大切にしてますよ」のお言葉をいただくたびに安堵のおももち
断捨離とひとくちに言っても
人それぞれの思い入れも千差万別
大切なものであってもいつかは手から離されていくものであるならば
自分の手で大切にしてくださる次のどなたかにという選択肢
ゆっくりでも自分の足跡を振り返る時間
お嫁入り先でも大切にしていただけるようにと
わたしなりの断捨離という選択
今年の猛暑の中 楽しいを見つける2025年の夏時間です