2025年7月2日 (Wed)
スカーレット
マーガレット・ミッチェルの
「風と共に去りぬ」はあまりにも有名
その続編をとすすめられても
ミッチェルはペンを取ろうともしなかった
ミッチェルの死後、その著作権が切れる前に
ミッチェルの2人の甥が続編を企画公募
1986年 南部の歴史小説家 アレクサンドラ・リブリーが選ばれ
本書の執筆に5年を費やし原書(森 瑤子訳)が1991年に刊行
題名は 「スカーレット」
幾度も幾度も読み返した4冊はボロボロ状態
「すべては明日タラで考えよう 明日になればきっと耐えられる
明日は明日の陽が照るのだから」
世界中の読者はスカーレットの明日を信じた
たとえ敗北に直面しょうとも決して認めない
祖先の血が燃えている限り
いつの日かふたたびスカーレットは立ち上がるだろうと
わたしも最後まで諦めない勇気に憧れた読者のひとりでした