2017年6月11日 (Sun)

ご縁



福井の生徒さん作 田舎ぱんと葡萄ぱん


昨日の天然酵母ぱんレッスン

片道5時間かけて福井から(前日大宮でご宿泊されましたとのこと)

越しくださった生徒さん

16年前東京都町田市鶴川のピッコリーノのお教室に一度だけ伺ったことがおありで

その後いろんなぱん教室にも行かれたとのこと

それでもやはりピッコリーノのぱんの味が忘れられなくてずっと独学でやってこられ

HPでキッチン工房 粉粉を見つけてくださり

基礎からしっかり学びたいとお問い合わせをいただき

ご自分で焼かれた田舎ぱんと葡萄ぱんをお持ちになってお越しくださいました

町田市鶴川は足掛け6年新潟から通わせていただいたお教室

師匠の授業は厳しかったけれどわたしのぱん人生を変えてくれた懐かしい場所

16年を経て再び繋げていただいたご縁に感動でした

独学で焼かれたぱんは紛れもなくピッコリーノの味

毎月は来れませんがしっかり学ばせてください。。。。

好きなぱん作りの道を歩いてこられた笑顔は本当に素敵でした

こちらこそ本当にありがとうございました


他の生徒さんたちも思い思いのぱん作り

本日のランチ

ケールとブロッコリーと小松菜の冷製スープ
クスクスとツナのハーブ合え
お豆とクリームチーズのディップ
アイスコーヒー
バケットと田舎ぱん

ご持参いただいたぱんをみんなで試食&批評時間

美味しいで繋がった楽しい時間でした。


2017-06-11 17:29 in | Comments (2) #

2017年6月7日 (Wed)

そらまめの歌



ぱん屋時代のお客様から季節の宅急便

収穫したばかりの瑞々しいそら豆を沢山頂戴しました

箱から飛び出した目にも鮮やかな大軍団豆

思わず自作自演の そら豆の歌が飛び出し

新聞紙広げて皮むき作業

独り占めらしたら罰が当たりそうなので

新鮮なうちにあちらこちらにお福わけ

今夜のおうちごはん

☆そら豆の白和え

☆新玉ねぎとそら豆のかき揚げ

☆小松菜とそら豆のガーリック炒め

天ぷら苦手なんて言ってる場合ではないので

この際腹をくくって大奮闘

一年ぶりにそら豆三昧

いつもいつもお心にかけていただきありがとうございます
2017-06-07 00:57 in | Comments (2) #

2017年6月4日 (Sun)

変わりゆくもの


好きなものをしまい込まない暮らしをしたい

使うもの 使わないもの 見て楽しむもの だけを残し

二年間かけてゆっくりゆっくり暮らしを見直し

愛着品も含めた沢山の物たちをお嫁入りさせ

転居先の小さな家に収まるだけの家具と本

キッチンに収まるだけの調理道具

ぴったり収まったときは本当に嬉しかった

日高暮らし 三年と三か月

静かな自然に囲まれた町で暮らしも変わり

酵母もぱん生地も少しづづ少しづづ穏やかな息遣いに変わり

人の暮らしは日々変わりゆくものと感じる毎日

一度は手放したものの再び手元に置きたいと買い求めた仲間たち

タカヒロのドリップポット


フジノスのミルクパン


パイレックスのメジャーカップ



失敗から学んだ大きな教訓

買いなおしたということはわたしに必要な道具だったということ

断捨離推薦で有名な暮らしアドバイザーの方が著書に書いておられました

「物を片付けられない人は自分の人生をも決められない人です」

これは少し疑問に思います

人から見たら不用品に見えても自分には大切な物

誰しもがすっきりした暮らしを望み片付けたいと思っていても

人は「愛着」というものと戦っているのかも知れません

大切なのは 「今」と「これから」

断捨離も慌てずゆっくりゆっくり楽しんで。。。。です

2017-06-04 08:37 in | Comments (4) #

2017年6月1日 (Thu)

紅茶イングリツシュマフィン



ファーストフラッシュダージリンを使った紅茶イングリッシュマフィン

仕込み水の替わりに煮出した紅茶液と茶葉を生地に加えて発酵

甘みをつけていないので紅茶の香りがストレートに伝わってくる

そのままでも美味しいですがはちみつをかけたりチーズをサンドしたり

少し濃い目に入れたミルクティーを添えてゆっくり朝食

シンプルにあまり手を加えないでしっかりした粉の味が楽しめるぱんです


美味しいいただき物は群馬県産のこんにゃく芋を使ったこんにゃくパスタ

熱湯で3分茹でソースを絡め小ネギをトッピングした本日のランチ

美味しいは沢山の笑顔を運んでくれる

本日もごちそうさまの一日でした
2017-06-01 00:32 in | Comments (2) #

2017年5月29日 (Mon)

散歩道



駐車スペース三台分確保必要な我が家には庭がないので

散歩途中によそ様のお庭を拝見しては楽しんでいる日常

歩いて15分ほどの場所の一角に

突然現れるおとぎ話の世界から抜け出てきたような素敵なお庭があって

アプローチから続く可愛いお庭と塀に掛けられたミニチュアガーデングッズ

四季折々のお花をいつも拝見させていただくのが愉しみです


アーモンドプードルをたっぷり加えた

クッキー生地の帽子をかぶせたメロンパン

時間がかかるのでなかなか作らないぱんですが

真夜中にときどき作りたくなる不思議なぱんです
2017-05-29 00:40 in | Comments (4) #

2017年5月24日 (Wed)

メンテナンス



10年近く使用した二台のぱん捏ね器

最近モーター部分に熱を持つようになりメーカーにメンテナンス依頼

「長いこと大切に使っていただいたんですね ありがとうございます」

出張してくださった担当者さんのから感心されてしまった捏ね器ですが

昨年末でモーターが作れなくなってしまったので製造中止とのこと

年間200台くらいの販売台数  モーター部分だげが外注仕事

もっとロットが多いと作ってもらえるんですがね。。。。。かなり残念そう

この器械が無くなってしまったら途方に暮れること必定

会社に残っていた最後の一台を購入させていただけることになり

ついでに12年使用したぱんスライサーも見ていただき

刃が少々歪んでますね 。。。。。 ということでこちらも替え刃交換

危ないですから軍手をしてけがをしないようにと

ドライバーを使って取り外しの訓練実技

何から何まで至れり尽くせりの担当者さん

思わぬ出費もさることながら器械が変わると

生地の捏ね時間も分単位で違うのでメモを片手に試行錯誤

今夜も食ぱんの仕上げ発酵時間とにらめっこ

生地を捏ねてからすでに14時間

作り手の気持ちを知ってか知らずか

型に入った生地が発酵器の中でゆっくりゆっくりお休みタイム

待つことだけが作り手の仕事

こちらも焦らずゆっくりゆっくりのぱんと仲良し時間です

2017-05-24 21:30 in | Comments (4) #

2017年5月22日 (Mon)

美味しいテーブル



お教室の生徒さん宅で実った日高市高萩産ミニさくらんぼ

普通のさくらんぼの半分くらい大きさながら

甘くて瑞々しく皆さんでたっぷりいただきました


こちらは毎年作ってくださる生徒さん作の桜もち

桜の葉の香りと相まって大好きなこしあんがたっぷり

本日のランチメニュー

根菜の和風バーニャーカウダー

長ネギのポタージュ

デザートはカラメルゼリー

バケットに丸ぱん 

アイスコーヒー

桜餅

本日も美味しいテーブルになりました

レッスンにきてくださる皆さん本当に美味しいものをご存じで

教えていただくことが盛り沢山

ゆっくりゆっくり時間が流れるお教室でした
2017-05-22 00:07 in | Comments (2) #

2017年5月17日 (Wed)

贈り物



神奈川の生徒さんから母の日のプレゼント

アップルシードとわたしの大好きなざらめ煎餅

おまけは娘の華へわんこ煎餅

添えてくださったお気遣いのカード

粉粉ぱんが紡いでくれた温かなご縁

まっすぐに生きていたらまっすぐな方々と出会えること

教えていただいた気がします


玄関先のレモンの木に小さな白い花が咲き始めました

近づくとほのかにレモンの香りが漂ってきて

いつまでも見惚れてしまいます

塀に沿ってあと数本レモンの木を探しに出かけたい春です


散歩道に咲いていた可愛い小花

道草して見つけました
2017-05-17 23:30 in | Comments (2) #

2017年5月14日 (Sun)

お道具



計量器

ぱん作りに欠かせないお道具

なによりも重視しているのは 0.1g 秤であること

0.1g 秤と 0.5g 秤では お塩にしたら一つまみの差が出る

この差はぱん作りにはとても大きいので

お教室では皆さんに 0.1g 秤をお薦めしています

総てデジタル秤ですが一番奥の大きい物はデカ文字仕様

手前は 0.1g から 3000g まで量れるステンレス製

粉を量る 生地を量る 福材料を量る

それぞれの目的に合わせて使うものを選ぶ

修業時代は上皿秤使用で目盛りが細かいので間違えてよく失敗


師匠からこの秤でやるように言われたのに今ではデジタルに傾いて

恥ずかしながらもう上皿秤には戻れなくなってしまいました

沢山の秤のお手入れ

お世話になってますの気持ちでお手入れです。
2017-05-14 17:00 in | Comments (4) #

2017年5月10日 (Wed)

受け継がれる伝統の味



大根  蓮根  人参  牛蒡  夏蜜柑  生姜  薩摩芋  蕗  栗

昆布  茄子  椎茸  金柑  セロリ  無花果  茗荷  苦瓜

見事なまでの美しい野菜菓子

江戸時代から伝わる砂糖漬け

風流な中に美意識を感じられる 向じま 「梅鉢屋」の伝統菓子

合成着色料・保存料は使っていないので日持ちは2週間

買物獨案内によれば

梅鉢屋は当時日本橋にあった「伊勢」という砂糖漬舗を起源にもち
江戸砂糖漬けの技法を忠実に今に伝える唯一の菓子舗です

とありました

日本文化の美しさを今に伝える職人の技

見ているだけでほっこり優しい気持ちにさせてくれる

手土産にしたい逸品

ひとつふたつと箱から消えていくのが寂しくなるような

ひとり占めのお菓子の箱

味と技術 受け継がれるものには心があるように思います
2017-05-10 16:27 in | Comments (4) #

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