2010 02月 23日

言葉は砂糖


わたしの義母の口癖は「言葉は砂糖」でした~☆
言葉が砂糖??? ナンノコッチャァと思われるかも知れませんが要するに「褒める」ということです。
義母は家業の切り盛りと五人の子供を育てた明治の気丈な女の一人で、そこに手伝ってくれる女子処達(おなごしょたち・・・新潟弁)で今風にいえばお手伝いさんに庭師さんに仕事見習いの男子処達(おとこしょたち)と大所帯の母でした。

わたしが嫁いで義母に最初に言われた言葉は「使用人よりいっぱい仕事をしろ」「人を注意する前にまず褒めろ」「使った物は必ず元に戻せ」の三カ条♪
いやはやなんのこっちゃあわからん・・・・口答えは禁物ですから「はい」と小さく眼は伏せて~今思えば何重にも世間知らずな嫁でした(笑)

義母が亡くなった時、ずっと前に辞めて遠くにお嫁に行った方々や元見習いの方々が沢山来てくれあらためて義母の人間としての大きさを知りました。
「ありがとう」「おかげさまで」「ごめんなさい」きちんとこれを言える人間になれという義母の教えは大きかった。

ドジでおっちよこちょいで早とちり~慌てて転んでベソかいてばかりのわたしはいつも義母の「ガハハッ ガハハッ」の笑いに助けてもらったっけ。
そんなわたしでも「使ったものは元の場所にきちんと戻す」は常に心がけていることの一つ・・・・でも最近片づけ過ぎて忘れるし、探し物が多くなった~天国のお義母さんごめんなさいです 

書き忘れるところでした~皆さまに取り急ぎ御礼を・・・先日プログでお願いをいたしました「寺町沙也ちゃんの心臓移植募金」に沢山の温かいご寄付を有難うございました。
お陰さまで募金が目標額一億五千万円に達することができたという知らせが届きました。
全国の多くの基金や団体と心温かな皆さまのお陰です、ありがとうございました。
まだこれからも大変なことが多いと思いますが募金活動は続きますので宜しくお願い致します。

先週の粉粉ぱんたち・・・嫁入り先で美味しいと言って貰えたか心配な母です。

      ★  今週の 粉粉ぱん ★ 

★ シュガーブレッド・・・シンプルな生地にシナモンとザラメ糖を振って焼きます。

★ ウィンナーぱん・・・無添加のウィンナーに生地をくるくる巻いて焼きます。

★ ベーコンチーズミニ食パン・・・生地にベーコンを巻いて仕上げにチーズを乗せて焼きます。

★ ミルクぱん・・・水の代わりに低温殺菌牛乳と卵を使ったふんわり口どけ優しいぱんです。

★ オレンジロールぱん・・・生地にオレンジピールを巻いて焼きます。

★ ココナッツミルクベーグル・・・・ココナッファインを加えたちょっぴり甘めのベーグルです。

★定番のぱん
 田舎ぱん、フランスパン、食パン・・・粉、水、酵母、塩だけで作ります。

少しづづ少しづづ春めいてきた新潟、今週もドジらないように優しいぱんを作りたい~店主の頭の中は春うらら。 
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