人様より10年早く訪れた 更年期 で心が壊れた日 。。。。。
頑張っても 頑張っても 毎日が暗い闇のような時間との闘いだった
そんなとき目にした雑貨を扱うお店の かわら版 の短い一行
「 自宅でばん教室やってます 」
その文字に吸い寄せられるように先生のお宅の門をくぐった17年前
先生のもとで5年間ぱん作りだけではなく色んなことを学ばせていただいた
あの時 ぱん との出会いがなかったなら
あの時 かわら版 を見ることがなかったなら
あの時 先生に出会えてなかったら
今のわたしは存在していなかった
先生のお教室は温かなサロンで
いただいた美味しいお紅茶の味は一生忘れられない味となった
先生が天国に旅だたれ寂しさに打ちひしがれていたときも助けてくれたのは
先生の入れてくださったお紅茶の味と教えていただいたぱんの味
あの日から いつか わたしも先生のように生きたいと願った
そして 辛い時 悲しい時 人は夢中になれる 何か を 助けとすれば
乗り越えていける事をどなたかにお伝えすることの大切さを学んだ
人の心は目には見えないけれど
見えないものを大切に生きることを学んだ
最初の先生から学んだ イーストぱん
その後 ピッコリーノの伊藤先生から学んだ 天然酵母ぱん
勉強の仕方はそれぞれ違った ばんの道 ではあるけれど
お二人の先生から学ばせていただいた 二つの粉の道
キッチン工房 粉粉(ここ)の店名はお二人から学んだ二つの粉から頂戴して付けました
打ち込めるものは人それぞれ違っていても
努力をして手に掴んだものは決して無駄なものはないはず
キッチン工房 粉粉は温かな人たちとの出会いの場所であってほしい
そんなささやかな願いから船出をさせていただいた場所
「 美味しいものはみんなで食べたらその美味しいは何倍にもなる 」が先生の口癖
工房の看板を下ろすその時まで亡き先生のご意志を忘れないで歩きたい
そんな粉粉を助けてくれるシニアグラスと二人三脚 。。。。いえ 二物三脚
今週も幸せぱんの作り手になれますように
★ 今週の 粉粉ぱん ★
■ 豆乳バターロール
■ 玄米ごまぱん
■ オニオンとベーコンぱん
■ バターブレッド
■ ブルーベリーとクリームチーズぱん
■ オレンジとチョコぱん
■ 全粒レーズンぱん
■ 全粒山型食ぱん
■ カンパーニュ
■ 田舎ぱん
■ 食ぱん
■ フランスパン