2013 11月 26日

暮らしの基本



先週お客様からのご注文で沢山焼きましたオニオンとベーコンばん

工房はチーズの香りで充満 。。。。。 ぬくぬく温かい


寒い中 来てくださったお客様から

粉粉さんはいつも元気ねぇ  なにか元気の秘訣でもあるのかしらね  と

有難い ? お言葉を頂戴しました

週の後半は寝不足だし 食事時間も不規則だし あるとすれば  空元気

ぱんを作ることが何より大好きで365日ぱん生地と向かい合っている暮らしが好き

心掛けていることとと言えば  何事も  すぎないこと

頑張りすぎない  欲張りすぎない  やりすぎない  持ちすぎない  考えすぎない

いまの暮らしの基本はただこれだけ

そして一見無駄とも見えることでも自分なりに手をかけてみる

ドライフルーツをお湯で戻せば早く柔らかくなるけれど甘味までも失ってしまうから

時間が掛っても蒸籠で少しづづ蒸あげる 自然の甘味はそのままにふっくら戻ってくれる

師匠が常々言われた言葉

「ここから巣立っても今後はあなた方独自の境地を開拓せよ」

つまり  おかれた場でのぱん作りは習ったことばかりをやるのではなく

自分で考え、創意工夫をし自分のぱんを作りなさいということと解釈

いまになって師匠の一言一句(忘れたことのほうが多くて情けない)思い出そうと必死

同じ材料を使っても作り手によって全く違うぱんになる事

材料の選び方  発酵の見極め  成型の違い  焼成時間 

どれひとつとってもその場その場の自分の判断に間違いがあればやり直しはきかない

四季を通しても温度と湿度が違えば発酵時間が違ってくる

キッチン工房 粉粉がOpenしてからのすべてのぱんのデーターはわたしの修行の足跡

そこにゴールはなかった  

あるのは何時もスタートと誠実にぱんと向かい合いたいと願う気持ちだけ

自分の未熟さも判断の甘さもぱんの前には言い訳はできない

自分が倖せでなかったら人様に笑顔は見せられない

せめて小さな暮らし時間のなかでささやかでも沢山の倖せを自分で見つけたい

今週も小さな倖せの欠片を探しながら倖せぱんの作り手になれますように


今月の 東京世田谷の花屋 花子さん  の晩秋のアレンジメントです。

          ★  今週の 粉粉ぱん ★ 

  ■ 全粒丸ぱん
  ■ チャパタ
  ■ オリーブのホッカチャ
  ■ 全粒ベーコンとアンチョビーぱん
  ■ ウィンナーぱん
  ■ 全粒あんぱん
  ■ シュガーブレッド
  ■ くるみとクリームチーズぱん
  ■ 豆乳ぱん
  ■ 田舎ぱん
  ■ 食ぱん
  ■ フランスパン


キッチン工房 粉粉は 2013年12月28日をもちまして転居の為閉店いたすことになりました。
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